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星野源 自身のキリンジ リバイバルとオススメ曲を語る

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で自身に訪れたキリンジ リバイバルブームについてトーク。おすすめのキリンジ曲を3曲、紹介していました。



(星野源)さて、次の曲に行ってみましょう。もう1曲、ブルーノ・マーズは最後にかけようと思っていまして。今日、選曲をいろいろしていたんですけど……あのね、まあなんかここ数日ですね、俺の中で怒涛のキリンジリバイバルが発生しましてですね。僕、ハタチとかそのぐらい、15年ぐらい前にキリンジのファーストが出てセカンドアルバムが出たぐらいの……セカンド出るちょい前からですね、キリンジしか聞かないという時期がありまして(笑)。好きで。ずっと好きで、ずーっと聞いているという時期がありまして。で、そっから数年は聞いたり聞かなかったりする時期があったんですが。最近、新生キリンジ、新しいメンバーがたくさん入ったキリンジの方は聞いていたんですが。

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アップルミュージックにも自分、入っているんですけど。CDを買うのも好きだけど、配信でも買うし、アップルミュージックでも聞くんですけど。で、アップルミュージックでたまたま「おすすめ」なんて流れてきて。で、昔のアルバムを「久しぶりに聞いてみよう」って思って聞いてみたらもう止まらなくて。「もう、名曲が多すぎる!」と思ってですね。で、ちょっと今日、どれだけかけられるかわからないですけど、かけられるだけ、キリンジしばりで――っつってもまあ、あんまりかけられないかもしれないんですが――したいと思っています。それでは、聞いてください。まず1曲目。キリンジで『車と女』。
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キリンジ『車と女』



お送りしたのはキリンジで『車と女』でした。

(中略)

さて、曲をお届けしましょう。キリンジしばり2曲目。これも好きな曲です。キリンジで『雨を見くびるな』。

キリンジ『雨を見くびるな』



お送りしたのはキリンジで『雨を見くびるな』でした。この後は、イエローミュージック。

(中略)

ここからはイエローミュージックのコーナーです。イエローミュージックは僕の大好きな音楽です。海外の音楽の影響とか憧れがありながらも、真似や質感の追求だけではなく、日本人としての音とか世界観とか情緒とか、日本人がグッと来るようなことを実現したポップな音楽を僕はイエローミュージックと呼んでいます。1曲、紹介していきますよ。今夜は怒涛のキリンジリバイバル(笑)。個人的リバイバルということで、これもキリンジにしたいと思います。今日、紹介するのはキリンジの『千年紀末に降る雪は』です。これ、前に別のラジオでもご紹介したことがあるんですが、イエローミュージックでキリンジを紹介するならなにがいいかな? といろいろ考えたんですが。

今日もね、また寒かったでしょう? 寒い中この曲を聞いているとね、本当にいいんですよ。やっぱこれだなということで、これをかけさせていただきたいと思います。まあ、もちろん曲も好きだし、アレンジも好きだし、いろんな面で好きなんですけども。この曲は2000年11月8日リリース、サードアルバム『3』の中に入っています。その前に、『アルカディア』というシングルのB面に入っていたんですよ。で、僕はそれを当時買って、どっちも好きで。むちゃくちゃ聞いてました。

で、なにが好きか?って、歌詞が好きなんですよ。「雪」という文字がタイトルに入っていますが 冬の歌ではあるんですが、歌詞の最初をちょっと読みますね。

戸惑いに泣く子供らと
あざ笑う大人と
恋人はサンタクロース
意外と背は低い
悲しげな善意の使者よ
あいつの孤独の深さに
誰も手を伸ばさない
「赤い鬼が来たよ」と洒落てみるか

という、こういう歌詞なんですけども。つまり、サンタの歌なんです、これ。で、サンタの歌なんだけど、もう子供たちは戸惑うわ、大人からは笑われるわという、ちょっと時代遅れになってしまったサンタの孤独の歌なんです。で、「恋人はサンタクロース」というのはユーミンさんの歌ですけども、そのタイトルに引っかけていますが。「恋人はサンタクロース」って言っているから、この歌詞の主人公は、でもサンタじゃないんですね。サンタのそばにいる人、いる者なわけです。でも、そのサンタのことを誰かが語っているという。

その中で、やっぱりすごいなと思ったのは、サビの最後。「My Old Friend 慰みに真っ赤なヒイラギの実をひとつどうぞ さあ、どうぞ」っていう歌詞があるんですが。これで、「ああ、トナカイの歌なんだな」っていうことがわかるわけです。で、鼻が赤くて、そのトナカイがサンタに近寄っていって、顔を寄せているような画が浮かぶといいますか。なんか、そういうはっきりものを言わないというか、詩的な表現で全部が成立しているんですが……

なんていうかキリンジの歌って、特に初期はすごい明るい曲なのに悲惨な歌詞だったりとか、結構エグい歌詞が多いんですけども。この曲はなんか、設定としてサンタがもう本当に孤独すぎて誰からも相手にされていないみたいな設定のサンタをトナカイらしきものが温かく見守っているというか。なんか、そういう歌詞がすごく好きで。それが冬の寒い!っていう感じの、雪がしんしんと降っているようなサウンドと相まって、非常に冬に合う。いまの季節に合うと思います。なので、もしイヤホンとかで聞いている方はちょっと窓とかを開けて「寒いわ……」なんて思いながら一緒に聞いてもらえると。あと、歌詞を見ながら聞いたりすると、より深くわかると思います。なんで、歌詞とか検索していただいて、一緒に聞きましょう。


やっぱりすごいなと思ったのは最後の歌詞で「知らない街のホテルで静かに食事」って。そこで、「あっ、寂しい」っていう気がするんですけども、その後に「遊ばないかと少女の娼婦が誘う」っていう歌詞があるのもエグすぎ!っていう。そのサンタに少女の娼婦が遊ばないって誘うなんてエグすぎる! その感じが……でも、その後どうなったかは書いていないんですが、「冷たい枕の裏に愛がある」っていうその歌詞が切ないわ、最後にまた「真っ赤なヒイラギの実をひとつどうぞ さあ、どうぞ」っていうところで終わるんですけども。なんかシニカルな中にも愛があるような感じがして、非常に好きです。それでは一緒に聞いてみましょう。『千年紀末に降る雪は』。

キリンジ『千年紀末に降る雪は』



お送りしたのはキリンジで『千年紀末に降る雪は』でした。なんか、いいよね。この「寒い!」っていう感じが(笑)。「冬!」っていう感じが非常にまた……雪とか降っていなくても日本の「寒いわ」っていう今日みたいな夜とかに聞くと染み入るのです。ぜひ、気になった方は聞いてみてください。以上、イエローミュージックでした。

<書き起こしおわり>

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