星野源 Bruno Marsアルバム『24K Magic』を絶賛する

星野源 ブルーノ・マーズ『24K Magic』を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でブルーノ・マーズのニューアルバム『24K Magic』を絶賛。このアルバム縛りの選曲をしていました。

(星野源)さて、今日の選曲なんですけども、先日発売されたブルーノ・マーズのニューアルバムが本当にもう最高だったんですよ。本当に最高! 前に『24K Magic』という曲を流しましたけども、あれがリードトラックで。その曲しか発表されていなかったんですけど、3日前ぐらいにアルバムが全部発表されまして。で、聞いて、まあよかったですね。とても好きです。世界観が統一されていて。ジャケットも全部含めて、もうばっちり統一されていて。これで攻めてきたか! と。

9曲入りのちょうどいいアルバム

で、9曲入りなんですよ。短いって思う人もいるかもしれませんが、35分とか36分とか、たぶんそのぐらいだと思うんですけど。なぜ、少ないか? いま、12曲とかで50分とか60分というのがみんな普通になっていると思うんですけど。少ないって思う方ももしかしたら、いるかもしれませんが、僕は本当にちょうどよくて。なぜか? というと、アナログレコードにちょうどよく入るんですよ。しかも、アナログレコードって曲数、分数が多ければ多いほど、音が悪くなるんです。なぜか?っていうと、あれ、(レコードの)溝の中に針を落として音を出しますけども、分数が増えると溝がどんどん浅くなって、細くなっていくんです。より溝をたくさん入れなきゃいけないので。で、限界があるんですけども。

なので、35分とか40分以内がいちばんちょうどいいんですね。LPレコードで。で、なぜ、ドーナッツ盤、シングルっていうものがあったか?っていうと、LPレコードだと音が悪いから。で、ドーナッツ盤って1曲で片面全部を使えるでしょう? で、溝を存分に、いちばんいい音で1曲を聞けるという。だから、シングルっていう物があるんです。だから本当は、CDシングルって意味がないんですよね。全部同じ音だから。でも、そういうのもあって、LPなんだけど……だからたとえば、僕がこの間出した『Yellow Dancer』は50分を超えているので、実は音は本当にギリギリのところで勝負しているんですよね。なので、3、40分ぐらいがいちばんちょうどいい、ちょうど溝がちゃんと深く入るというか。そういう分数に。たぶん、そこらへんもこだわっているんじゃないかな? と思います。

なんで、ちょっと良すぎたのでこれ以降の選曲はブルーノ・マーズのそのニューアルバムからかけたいと思います。まず、この間もかけましたけどもリードトラックから聞いてみましょう。ブルーノ・マーズ『24K Magic』。

Bruno Mars『24K Magic』

お送りしたのはブルーノ・マーズで『24K Magic』でした。

(中略)

じゃあ、曲に行きましょう。今日はブルーノ・マーズ縛りということで。本当にアルバムが素晴らしかったのでね、ニューアルバムの中から全部お送りしたいと思います。ブルーノ・マーズで『That’s What I Like』。

Bruno Mars『That’s What I Like』

お送りしたのはブルーノ・マーズで『That’s What I Like』でした。

(中略)

それでは、今日は前から大好きなブルーノ・マーズがニューアルバムを出したということで、ニューアルバムの曲がすごく全部よかったので、できるだけかけていきたいということでもう1曲、かけたいと思います。ブルーノ・マーズで『Straight Up & Down』。

Bruno Mars『Straight Up & Down』

お送りしたのはブルーノ・マーズで『Straight Up & Down』でした。

(中略)

それではもう1曲、聞いていただきましょう。ブルーノ・マーズで『Perm』……(放送中にCDが飛んだのでやりなおしに)。じゃあ、失礼いたしました。機械の、CDの関係で。それでは、もう一度聞いていただきましょうか。かっこいいよね。この曲ね。タイトルもすごい好きですけどね(笑)。最高だなと思いますけども。それでは、もう一度お願いします。ブルーノ・マーズで『Perm』。

Bruno Mars『Perm』

(笑)。やっぱり飛んだじゃねえか! おい! これね、ちゃんとでも本物のCDを使っているんですけど、多分不具合があったんでしょうね。申し訳ありませんでした。いやー、びっくりした(笑)。これ、誰も悪くないんですけどね。これ、製造の段階でこのCDがよくなかったんだと思いますけども。いま、すっごいつぶらな瞳で(スタッフの)サイトウくんがCDの盤面を見つめているっていう(笑)。じっと見つめていましたよ。残念。でもね、聞きたい方はYouTubeとかでも聞けますから。ちょっと『Perm』、気になった方は聞いてみてください。

(中略)

いや、びっくりした。ラジオでCDが飛ぶことなんてあるんですね。ちょっと、すいません。なので、曲かけられなくなっちゃった(笑)。この後も飛ぶ可能性がありますから。すいません。また来週かけましょうね。ブルーノ・マーズ。本当にいいアルバムなんで。いまの『Perm』っていう曲もジェームズ・ブラウンのテイストというか、音楽をいまもう一度、ここまでポップに、かつちゃんと本物というか、しっかりフィーリングを踏まえた上でポップに表現できる人はいないですよね。いや、本当にかっこいい。そんな感じで、また来週かけたいと思います。すいません。

<書き起こしおわり>

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