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AK-69と渡辺志保 アルバム『DAWN』を語る

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AK-69さんがblock.fm『INSIDE OUT』にゲスト出演。最新アルバム『DAWN』について渡辺志保さんと話していました。


(渡辺志保)そんなAKさん、なぜ今日、お越しくださったのかと言うと、新しいアルバム『DAWN』が発売されるということです。で、私本当に……AKさん、だいたい毎年アルバムを出してらっしゃる?

(AK-69)そうね。だいたい1年半ぐらいスパンかな?

(渡辺志保)前作が2015年、去年発売された『THE THRONE』でしたが。この1年ちょいの間に起こったことをざっと紹介していただくことはできますか?

(AK-69)いや、この1年本当に目まぐるしすぎて……何から言えばいいのかな? 『THE THRONE』を発売した後に、自身のレーベルを、ずっとデビューから支えてくれたレーベルから、そこの手も借りて独立をさせていただいて。で、Flying B Entertainmentっていう事務所を作って。そこから『Flying B』っていうファーストシングルを出させてもらって。その後にDef Jam Recordingsと契約して。そしてシングルを出して、Zeppツアーを敢行して。そしていま、アルバム制作が終わり、発売を待っていると。そして『INSIDE OUT』にいま、来ております。

(渡辺志保)ありがとうございます。いちいち恐縮です。ありがとうございます。

(AK-69)(笑)

(渡辺志保)いや、そうなんですよね。もうAKさんと言えば孤高のヒップホップアーティストとしてインディペンデント・キングとしてずっとやってこられたわけじゃないですか。で、自らの事務所を立てて、本当のインディペンデントになっちゃったっていう。

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インディペンデント・キング AK-69

(AK-69)そうですね。なんで、よく「独立して儲かるんでしょ?」なんて言われるんですけども……いま、ちょうど1年たったんですけど、まあね、本当にリスクを背負うっていうことの大変さ。本当に、一発でも滑ったらすぐに潰れられるっていう。この本当に、みんなからしたら、持つ者の象徴みたいになっているかもしれないですけども。いやいや、背水の陣とはこのことなんじゃねえかな?っていうぐらい追い詰めてリスクも背負って独立ですからね。

(渡辺志保)ええ。

(AK-69)でも、なんで独立したか?って言ったら、やっぱりさらなるかっこよさ、ここのこの体制でまた勝ち上がるっていう。そこにゾクゾクするんすよね。

(渡辺志保)ヤバい男の象徴的な。ヤバい、ゾクゾクする男らしさがありますけども。で、かつ、今年に入ってから、先ほどもご自身でご説明があった通り、Def Jam Recordingsと契約と。メジャー! みたいな。どうっすか? 「えっ、AK、メジャーだってよ!」みたいなことは言われたりしますか?

(AK-69)それはね、それがDef Jam Recordingsだから、メジャーどうのこうのじゃなくて、「で、Def Jam!?」っていう。「Def Jam Recordings」っていう名前のおかげでそこの「メジャーに行った/行かない」っていう議論にはあんまりならなかったっていう(笑)。そう。Def Jam Recordingsすげーな!っていう(笑)。

(渡辺志保)ヒップホップインパクトでね。

(DJ YANATAKE)まあでもDef Jamももともとはド・インディーズからのスタートですからね。

(AK-69)まあ、ラッセル・シモンズとリック・ルービンが学生の時にブルックリンで立ち上げて。

(DJ YANATAKE)そう。志みたいなのが似ているかもしれない。

(AK-69)そうなんですよね。本当に成り立ち的にはすごいしびれるヒストリーを持ったレーベルじゃないですか。そこはなんか、おあつらえ向きと言ったらなんか偉そうですけど。運命だったんじゃないかな? みたいに思いますけどね。

(渡辺志保)おおっ! なるほどね。そんなこんなでDef Jamからの第一発目のアルバム『DAWN』がもう出来上がりましたということですけども。『DAWN』ってちなみに「夜明け」とかって意味がありますが、タイトルとしてはすごいシンプルですよね?



(AK-69)そうなんですよね。なんで、いろんな意味があるんですけど、ずっと俺たちみたいにアンダーグラウンド、夜の世界でずっとやってきて。で、いま俺は売れるためにこのDef Jamと契約したんじゃなくて、いままで貫いてきた実績があるからこそ、このDef Jam Recordingsという看板を背負わせてもらったっていう。それで、ついにアンダーグラウンドからオーバーグラウンドに夜明けるっていう意味もありますし。もっと言ったら、これって発売日が自分で決めたわけじゃなくてレーベルが「ここでどうですか?」って提案してくれた日なんですよね。で、本当に自分的に制作のスパン的にはすごい短かったんで、「これ、大丈夫かな?」って思ったけど……

(渡辺志保)はい。

(AK-69)でも、もうひとつでも「あの時、こうすればよかった」っていうことを俺は作りたくないんで。「そこがベストっていうんだら、わかりました」って、そこで制作に入ったんですけど。で、出来てみて、(11月)23日。『DAWN』っていうタイトルで……11月22日がTOKONA-Xの命日なんですよね。

(渡辺志保)なるほど!

(AK-69)それで、彼がかつてDef Jam Japanと契約していて。ファーストシングルに当時ペーペーだった俺を呼んでくれたんですよね。それ俺、いまでもすっげー本当に深く刻まれているんですけど。



それがあって、彼が志半ばで、契約が終わって、この世を去ってしまって。その10何年かたったいま、俺がいま、また日本にDef Jam Recordingsを持ってきて、そして『DAWN』というタイトルを掲げてあいつの命日の次の日に夜明けるっていう、そういう運命的なアルバムでもあったなっておもうんですよね。

(渡辺志保)いやー、すごい! よくぞこんなピースが上手いことはまったなっていう……

(AK-69)いや、本当にこれ、自分で絵を描いていたら、「まあまあ、プロモーション力高いな、こいつ!」っていう感じなんですけど。でも本当に、自然にこうなったっていうことも、すごい詰まっているなって思うんですよね。

(渡辺志保)すごい! ちょっとさっそく、この『DAWN』の中から1曲、みなさんにも聞いていただきたいんですけど。ぶっちゃけ私もこのトラックリストを拝見した時に、「あれっ? AKさん、UVERworldさんとか、ちょっと……あれ? ユニバーサルさん、さすが! ユニバーサルさんだからこそのコラボできたのかな?」みたいなちょっといやらしい感じに思っちゃったりもしたんですけど。

UVERworldとのコラボ

(AK-69)それが、違うんですよね。残念ながらユニバーサルさんが持ってきたコラボレーションがひとつも成立しておりませんので(笑)。

(渡辺志保)提案があったにもかかわらず、ひとつも(笑)。おみそれしました! なるほどね。

(AK-69)これも本当に自然な出会いっていうか。本当に運命の出会いで心が通った挙句にできたコラボレーションだし、UVERworldも初の客演参加なんですよね。だからそれも、こうやって貫いてきたことがあったからこそお互いリスペクトできて、対等にコラボレーションできたのかな?って思うんですよね。

(渡辺志保)私もかねてよりAKさんの作品をワーッて聞いてきていますけど、他ジャンルの方とのコラボレーションって、ラッパーの方に関しては若手からベテランの方までやってらっしゃいましたけど。他ジャンルの方とのコラボっていうのはなかなか珍しいですよね。

(AK-69)初ですね。R&Bシンガーを迎え入れるぐらいで。本当にロックとか他のジャンルの人はやった自分の作品ではやったことがなかったですね。

(渡辺志保)なるほど。本当に新鮮に響きましたので、みなさんにもここで『DAWN』がいったいどんな作品か?っていうことが感じるところあると思いますので。ぜひぜひ聞いてほしいと思います。じゃあ、AKさんの方から曲紹介をお願いできますでしょうか?

(AK-69)じゃあ、AK-69 feat. UVERworldで『Forever Young』。

AK-69 feat. UVERworld『Forever Young』



(渡辺志保)はい。いまお聞きいただいてますのはAK-69さんの最新アルバム『DAWN』から『Forever Young feat. UVERworld』。すごい新鮮っていうか、マジで……

(AK-69)この曲がたぶんいちばんAK-69の音楽を知っているファンからしたら、いちばん新鮮な感じがする楽曲になったかなと思うんですよね。

(渡辺志保)そうですね。私もちょっと前もってアルバムの音源をいただいてアルバムを通して聞いた時に、3曲目にこの曲が入っているんですけど。AKさんのアルバムを聞いた時に感じたことがない感情がわき起こりまして。「新鮮!」みたいな感じだったんですけど。これ、実際にUVERworldのメンバーの方と一緒にスタジオに入られて制作・収録をされたんですか?

(AK-69)最後のかけ合いのところは一緒に入って。それまでは楽器隊なんで。リズム隊もいるから、お互いのプリプロスタジオ、仮録りのスタジオに入って、投げて。またそれを受けて、また入って受けてっていうのをずっと繰り返して。本当はね、このトラック、3つぐらい候補があったんだけど、このトラックを選んで。本当はこのトラックについているサビがあったんだけど、それも全部サビはズル替えにして。コードも替えて、UVERworldが突然出てくるみたいな。

(渡辺志保)あっ、そうなんだ!

(AK-69)そういうサビを作ってから、バースの部分もギターを足したり、ドラムを足したりとかして作りあげていった感じですね。

(渡辺志保)バンドと一緒に曲を作るっていうのはどういう感じですか?

(AK-69)すごい新鮮だったですね。あと、この自分の歌がすでに乗っているところのオケを、またコードを変えて合わせてきたりとかするんで。「すげーな、バンドって!」っていう。

(渡辺志保)へー! そっか。じゃあそこのセッション感みたいなものもあるっていうことですか?

(AK-69)そうですね。本当にセッションが楽しかったですね。すごいやり取りはしたけども。朝方とかも構わず「起きてます?」「起きてるよ!」みたいな。「これ、聞いてください!」って来たりとか。まあ、そういう本当に全然産みの苦しみはなく。やり取りはしたけども本当にいいコラボレーションができたなっていまも思いますね。

(渡辺志保)なるほどね。結構これ、UVERworldのファンのみなさんもどういう反応をされるか、楽しみなところが。

(AK-69)そうっすね。でも、ファンのみなさんも俺が見る限りはすごいいい反応をしてくれているっていうのはなんとなく感じますけどね。

(渡辺志保)そうかそうか。じゃあこれからも、どんな形でコラボをされるのか、楽しみにしていきたいです。というようなところなんですけども、私もこの『DAWN』、アルバムを丸々1枚聞かせていただいて、結構いつもよりエモーショナルなAKさんが多いみたいな。

(AK-69)そうかな? でもね、曲を全部並べてみて思ったんだけどピアノで始まるイントロが多いんですよ(笑)。

(渡辺志保)それね、思いました(笑)。

(AK-69)ハードな曲だろうと、エモい曲だろうと、とりあえずピアノのイントロで始まるみたいな。これは別に図ってやったわけじゃなくて、並べてみたらそうなっちゃったみたいな(笑)。それがエモさを増しているかもしれないですね(笑)。

(渡辺志保)まさにそうです(笑)。「あっ、ピアノ、キーボードの曲が多いな」っていうのは正直思ったんですけど。でも、この『DAWN』を作る前に、たとえばいままでと多少制作環境の違いとか、ご自身の心構えの違いなんかもたぶんおありだったと思うんですけども。「こういうアルバムにしよう」みたいな、前もってビジョンみたいなものはあったんですか?

(AK-69)なんか、前回まではストリートのラッパーとしての成り上がりストーリーみたいなものを前作で一旦幕を閉じたというか。もう言い尽くしたじゃないけど、「俺が王座だ」とかそういう……まあ、音楽性の違いはあれど、本当にストリートから上がってきたヒップホップで、文句あるんだったら同じことをやってみろよ!っていう。そういうのも言い尽くしたし。自分で言わなくてもみんなもなんとなくわかってくれているところまで来て。だから「今回は成り上がった暁に……のテイの歌はもうそんなに歌わなないでおこう」って思っていましたね。

(渡辺志保)そうか。なるほどね。

(AK-69)最後に入っている、シングルを収録した『KINGPIN』とかもいつもと同じような角度で歌っているようで、「俺がキングピンだ」って言っているけど、でも俺がBボーイとしてどうやって始まったか? どういう思いでここまで来た、「From The Bottom」の「Bottom」な時代を歌っているという違いもあって。だからもう本当、こうやって自分で自身の事務所を立ち上げて、また挑戦者のメンタリティーに戻れたっていうところで生まれるテーマを歌っていきたいなっていうのがすごい大きかったですね。



(渡辺志保)なるほどね。そういうところが、結構私も資料なんかもいただいて、最初にお写真とかジャケ写を見た時にも「おおっ!」って驚いて。「シ、シンプルやん!」みたいな。前作はね、スタジオに本物のライオンとかトラを呼んで撮影したみたいな話も聞いていたから。



(AK-69)そうですね。

(渡辺志保)AKさん、すごいこういうところからも意識というかマインドの違いみたいなものが……で、一肌脱いだというか、そういう覚悟みたいなものがこういうところからも表れているのかな?って。

(AK-69)そうですね。昔、90年代、俺がヒップホップにヤラれた時代って写真とかなんでも見るからにヒップホップっていうジャケットが多かったじゃないですか。写真もグラフィティの前でバーン!ってポーズ決めて写真撮っていたりとか。そういう初期衝動も大事にしたかったなというのがあるんですね。で、トラックもあえて、いま流行っているロウビートとかを逆に使わずに、王道のオーセンティックな、俺がいちばん得意とするBPM90から100ぐらいのビートを多めにしているのも、あえてそうしているっていうのもあるんですけどね。

(渡辺志保)なるほど。だからこそ、より多くの方の共感を呼ぶような歌詞だったりとか、そういうAKさんのアティテュードっていうのがアルバムを通して表れているのかな?っていう風にも感じた次第なんですが。ここでまたもう1曲、アルバムからみなさんに聞いていただきたいと思うんですけども……

(DJ YANATAKE)エクスクルーシブですよ!

(渡辺志保)そうですよ。

(AK-69)本邦初公開です。

(渡辺志保)ヤバくないですか? わざわざこんな『INSIDE OUT』までお越しいただいて、エクスクルーシブチューンまで持ってきていただいて、すいませんっていう感じがするんですけども。どの曲を聞かせていただけるんでしょうか?

(AK-69)じゃあ、このアルバムの一発目のイントロを。俺、いっつもイントロっていちばん最後に作るのがアルバムのセオリーなんすけど。今回もいちばん最後に作ったこのタイトル曲をお聞きいただこうかな?

(渡辺志保)ありがとうございます。じゃあ、ご紹介をお願いいたします。

(AK-69)AK-69で『DAWN』。

AK-69『DAWN』


(渡辺志保)はい。いまお聞きいただいておりますのはAK-69さん、11月23日に発売される最新アルバム『DAWN』から表題曲でございます。1曲目に収録されている『DAWN』をお聞きいただきました。なかなか荘厳なイメージの楽曲ですけども。

(AK-69)そうですね。本当に夜明ける前の。この2曲目に『Flying Lady』っていう曲につながるんですけども。その2曲がセットみたいな。夜の時間帯からどんどんどんどん空がちょっと青黒くなってきて。で、そして2曲目のところで夜明けていくっていうイメージで作ったんですね。

(渡辺志保)なるほど。そういうストーリーも考えながら聞くとより深みを増すというような感じがしますけども。今回のアルバム、いままで以上に先ほどもお話に上がりましたUVERworldさんとかもそうですけども。ゲスト陣が非常に個性豊かな方が集まっていると。CITY-ACEさんとかはね、おなじみというような感じもしますけども。あと、清木場俊介さんも。これもまたすごい……メジャーな香りというか(笑)。

(AK-69)(笑)。彼もでも、ド・メジャーな某グループから抜けて。でもそこを抜けてからも、本当に男臭く。彼も元不良で、やっぱりそういう世界が嫌で。しっくり来ずに、自分でやりたいことやりたいって独立してっていう。だから、意外と業界の人と全然つながりが個人的にあまりないみたいな。そんなに人ともあまり仲良くならないみたいな感じだったんですけど、ジブさんの『Summer Bomb』に来てくれて、それでライブを見てくれて、それですごい感動してくれて。そっから仲良くなったんですよね。

(渡辺志保)なんかすごいいい出会いですね。しかも、ヒップホップがつないだ出会いっていう感じがね。

(AK-69)そうなんですよね。で、彼も快く快諾してくれてこのコラボが成り立ったんですよね。

(渡辺志保)そういう背景があったとは、露知らず。これまたユニバーサルさんが……

(AK-69)「お膳立てしたのかな?」っていう?(笑)。いや、お膳立てしてくれたコラボレーションはひとつも成立しておりませんので(笑)。そこんところ、よろしくお願いいたします(笑)。

(渡辺志保)はい(笑)。私もね、ちょっと勘ぐりすぎちゃってね。もう、いやらしい感じで(笑)。

(AK-69)「メジャー感ってこういうことか?」みたいな(笑)。いやいやいや。でも実際にいい意味で全然俺たちのアーティスト性とか方向性とかをものすごい尊重してくれているんで。なにも言われない。「なんかちょっと言ってくんねえ?」っていうぐらい、「どうぞ、やりたいようにやってください」っていう。で、俺たちの方向性で生まれるプロモーションとかもものすごいアシストしてくれていますけども。本当に基本軸は全然任せてくれているっていう。だから本当にいわゆるメジャーって「こういう曲を作ってくれ」とか「こういうことを言わないでくれ」とか、すごいあるじゃないですか。

(渡辺志保)うんうん。なんかそういう……

(AK-69)もう、なにもなかったですもんね。一言も。

(渡辺志保)じゃあ、そういう意味ではいままでのAKさんと変わらないスタンスで挑んだっていう感じですかね。

(AK-69)そうなんですよね。ただ、俺のメンタルの部分とかいろいろと環境が変わったっていうだけで。そうですね。そこのところはなにも、メジャーだからっていうのは全然ないんですけどね。

(渡辺志保)素晴らしい。あと、すでに発表されていた曲ではございますがファット・ジョーとコラボをしたり。

(AK-69)そうなんですよね。

(渡辺志保)で、あとはラップファンにはたまらないコラボだとは思うんですけども、今回AKさんのアルバムに般若さんがゲストで参加していると。

盟友 般若

(AK-69)そうなんですよ。彼ももう盟友なんでね。同い年だし。

(渡辺志保)あ、なるほど!

(AK-69)そうなんですよ。なんか全然タイプは違うんだけど、やっぱり共通するものがすごいあるっていうか。尊敬もできるし、本当に狂っているし。

(渡辺志保)狂っているし(笑)。

(AK-69)もう愛すべきクソッタレみたいな(笑)。

(渡辺志保)いいですねー!

(AK-69)で、一緒にトレーニングもHALEO TOP TEAMに入って。トレーニングをやっている時もお互いにみっともねえところを見せれないですよね。でも、本当に追い込まれるトレーニングなんで。マジで本当に気絶するんじゃねえか?っていうぐらい追い込まれるんですよ。だけども横で般若は、たぶん超辛いのに最後のもうヘトヘトになって足とかがもつれそうなダッシュでスピードとか上げてくるんですよね。

(渡辺志保)マジかよ!?(笑)。

(AK-69)トレーナーが設定したスピードよりも最後のダッシュで上げてくるんですよ。俺はもう、さすがに対応できず……見ないふりしましたけどね(笑)。

(渡辺志保)(笑)

(AK-69)「お前がスピードを上げてるの、俺、気づいてねえから」みたいな(笑)。

(渡辺志保)なるほどね。でも、一緒に汗を流しながら、かつ一緒に曲も作って。

(AK-69)「汗を一緒に流しながら」なんて爽やかなもんじゃないよね(笑)。本当に、もう、あえぎ声が出ちゃいそうな感じで(笑)。

(渡辺志保)もう苦しくて苦しくて声が出ちゃうみたいなね。

(AK-69)そうそう。でも、だからこそ生まれた曲なんですよね。これも。

(渡辺志保)間違いない。ありがとうございます。そしてそして、あとゲストといえば2WINの2人のT-PABLOWくんとYZERRくんも今回のアルバムに参加していると。どうですか? 若者。

T-PABLOW・YZERRとの共演

(AK-69)俺もおこがましく言うわけじゃないですけど、こういう立場になってやっぱりどうしても若い、いま若くて注目されているラッパーをフックアップしたかったっていうのがあって。もちろん、全国にいろんなフックアップしたい若手のラッパーっているんだど。でも、その中でやっぱり最後に決め手になったのは『Summer Bomb』の時にBAD HOPでライブをしているのを見させてもらって。その後にしゃべって。やっぱり、前にも聞いていたんだけど、彼らは俺の曲も聞いてラップを……この世界で育ってきたっていうか。

(渡辺志保)ええ、川崎でね。

(AK-69)で、しかも地方発で。しかも荒んだ環境の中から……もう、あいつらの生い立ちとか歌を聞いたらわかるけど、もう本当に泣けてくるぐらい恵まれていないわけですよ。



(渡辺志保)はい。まあ、タフなね。

(AK-69)本当だから、昔の俺たちを見ているみたいで。本当に、そういう地方発でストリート発のラッパーでがんばっているやつって言ったら、BAD HOPを代表して2WINなんじゃないかと思って。それで声をかけさせてもらったんですよね。

(渡辺志保)はい。だって年齢で言うとね、だいぶ……

(AK-69)いや、一回り以上違いますからね。二回りそうなぐらいな……(笑)。

(渡辺志保)二回りそうな勢い、みたいな(笑)。でもやっぱり逆にAKさんが気付かされるものみたいなもの、彼らから得るものみたいなものは?

(AK-69)俺、本当にレコーディングの時とかもしゃべっていて。すっげー、こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、すごいピュアで、すごい真直ぐだなっていうのも思うし。ライブに行った時の、「AKさんだったライブ終わった後、どうしてましたか?」とか、そういうことを聞いてきて。

(渡辺志保)あ、そうなんだ。貪欲なんですかね? 勉強熱心。

(AK-69)すごい真面目なんですよ。俺なんかもっと、これだけもてはやされていたらちょっとはね、「俺たち、2WINだもんで」ってなってもおかしくない状態でも、やっぱりすげえストイックにやろうとしている姿勢を見て、本当に若い時の自分を見ているみたいな気持ちにさせられたり。だからそうやって、初期衝動を思い起こさせてくれるじゃないけど。そういうところがすごいありましたね。

(渡辺志保)いやー、いいエピソードですね。そんな熱いコラボが。こちらも今日、エクスクルーシブでチラッと……

(AK-69)これも初公開なんですよね。

(渡辺志保)ありがとうございます。チラッと聞かせていただけるということで。その2WINの2名を招いたこの曲もAKさんからご紹介をお願いします。

(AK-69)じゃあAK-69 feat. 2WINで『Streets』。

AK-69 feat. 2WIN『Streets』


(渡辺志保)はい。いま聞いていただいておりますのはAK-69さんの最新アルバム『DAWN』から『Streets feat. 2WIN』!

(AK-69)イエーッ!

(渡辺志保)リリックがすごいいいんですよね!

(AK-69)「あれは十四、五 たどりついた先 関東医療」ですからね。関東医療少年院なんですけど。

(渡辺志保)「注射痕」とか言ってますからね。

(AK-69)暴れると鎮静剤を射たれる少年院ですからね!

(渡辺志保)あらららら……

(AK-69)すっごいリアルな(笑)。

(渡辺志保)いやいや、本当に私も2WINのリリックを改めてガツンとしびれさせられましたので、ぜひぜひ『DAWN』、アルバムを買って続きは聞いていただきたいと思いますが。

(AK-69)よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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