スポンサーリンク

DJ YANATAKE いとうせいこう『再建設的』を語る

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 729

DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で、いとうせいこうさんのデビュー30周年記念トリビュートアルバム『再建設的』について話していました。



(DJ YANATAKE)ちょっとね、オープニングでいろいろ話そうと思っていたこと、まあまああったんですけど。さっきね、前の番組の『Summitimes』で増田くんも言ってましたけども。増田くんもそうですし、僕、もともとねレコード屋さんのCiscoというところで働いていたんですね。でも、その前からだな。僕、高校生ぐらいから親友だった男がいたんですけど。ちょっとね、その男が残念なことになってしまったんで。こういうの、放送で言うのはやめようと思ったんですけども、まだあまり俺的にも気持ちの整理がついていなかった状態で……でも、彼の好きだった曲がいま、裏でかかっているいとうせいこうさんの『東京ブロンクス』! というわけなんですけども。



まあ、なんでこの『INSIDE OUT』でいとうせいこうさんのインストをかけているか? というとですね、僕、ちょっといろんなところで言ったことがあるんですけど、この30年前に出たいとうせいこうさんのこの『東京ブロンクス』という曲を聞いて、僕はヒップホップを聞き始めたんですよ。もうとにかくすごい曲で。この曲については、他でも語っているんで。InterFMとかで話したことがあるんで、みやーんさんの書き起こしとか見ていただければなと思うんですけども。
スポンサーリンク

DJ YANATAKE いとうせいこう『東京ブロンクス』を語る

DJ YANATAKE いとうせいこう『東京ブロンクス』を語る
DJ YANATAKEさんがblock.fm/InterFMの『TCY Radio feat. TOKYO SCENE』に出演。ご自身がヒップホップにハマるきっかけとなった曲、いと...

いとうせいこうさんがなんと、デビュー30周年を記念して、いとうせいこうトリビュートアルバム『再建設的』というのが9月21日に発売されますよと。で、『建設的 座・プロテストショー』というアルバムがあって。



僕はそこに入っている『東京ブロンクス』という曲が大好きでヒップホップを聞き始めて、いまここに至るみたいな、本当に超影響されたアルバムと曲なんですけども。その『建設的』には入ってないんですけど、その後に12インチシングルで『BODY BLOW』っていう曲と『HEALTHY MORNING』っていう曲をいとうせいこうさん出していて。『HEALTHY MORNING』っていう方はですね、ネッスルの朝ごはんっていうCMソングにもなっていて。



中流家庭なんだけど上流家庭ぶっている家のお父さんとお母さんと子供がいるんですけど、1人三役をいとうせいこうさんがラップしてるんですね。それ、30年前ですよ。それって、もういまニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)がやっているオルターエゴ感とかを、実はもう日本語ラップですごい昔にもう完成させているんですね。そういう曲があったりですね。

今日、この後にかけたいんですけども、『BODY BLOW』っていう曲もありまして。その曲はすごい面白いんですよ。『BODY BLOW』ってボクシングの試合なんですね。で、1曲の間にボクシングの試合がどんどん進んでいくんですけど。すごいもう無敵のチャンピオンに挑むチャレンジャーの役がいとうせいこうさんで。そのチャンピオンと1ラウンド、2ラウンド、3ラウンド……ってどんどん戦っていくんですね。チャンピオンの名前はジェイっていうんですけど。そのジェイはなかなか汚い試合をしてくるようなやつなんですけども、ボクシングの試合が進んでいくにつれて、どんどんどんどんいとうせいこうさんが打ち続けているボディーブローが効いてくるという歌なんですが、それはでも、実はボクシングの試合にたとえた、あるメタファーなんですね。つまり、いとうせいこうが戦っている”ジェイ”というのは誰なんだ?っていうのはですね、ちゃんと曲を聞いて考えていただければ……みたいなことをもう完成されていたんですよ。本当に30年前に。



なかなかね、日本語ラップって『さんぴんCAMP』以降っていうか、キングギドラ、RHYMESTER、BUDDHA BRAND以降みたいなことばかり語られますけども、本当にいちばん最初の日本語ラップを作られたいとうせいこうさんの時で、もうこんなに素晴らしい歌詞があったということをみんなに知ってほしくて。そのトリビュート盤を記念して、その『BODY BLOW』のカバーを、KICK THE CAN CREWのMCU。雄志もね、同い年なんですけどね。昔は結構遊んだこともあるんですけども、雄志がカバーしたバージョン、『BODY BLOW』を今日はオープニングでかけたいと思います。MCUで『BODY BLOW』!

MCU『BODY BLOW』


はい。いま聞いていただきましたのはMCUで9月21日に発売。いとうせいこうさんのトリビュートアルバム『再建設的』に収録される『BODY BLOW』のカバーでした。いとうせいこうさんバージョンも本当にそうなんですけど、ボクシングの試合で自分がやられてフラフラになったりすると、フラフラになった状態の感じをまたラップしてみたりとかですね。結構そういうのってケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がいまやっていたりとかするようなことを、実は30年前の日本語ラップで完成していたんだぜ!っていうのをどうしてもみなさんに知ってほしくて今日、これをかけさせていただきました。その『再建設的』。9月21日に発売されるのはいとうせいこうさんのカバー、トリビュートアルバムですね。RHYMESTERとか、サイプレス上野とロベルト吉野とか、岡村靖幸さんとか、スチャダラパーとか。

宇多丸 いとうせいこうとの読売新聞での対談を語る
宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で、2016年8月3日の読売新聞夕刊に掲載予定のいとうせいこうさんとの対談について話していました。 (宇多丸)ということで...

数々の豪華メンバーが参加していますんで、かならずみなさん、チェキって聞いていただきつつ、オリジナルバージョンも興味ある方はぜひチェックしていただけたらなと思います。

<書き起こしおわり>

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする