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松尾潔 DreezyとSmoothを語る

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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でラッパー兼シンガーのドリージー(Dreezy)についてトーク。90年代に活躍した女性シンガーのスムース(Smooth)と聞き比べをしていました。




(松尾潔)さあ、そんな「昔の名前で出ています」。サミー(Sammie)くんに続きましては、やはり早熟の女性アーティストをご紹介したいと思います。

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ドリージー(Dreezy)っていうラッパー兼シンガーです。いま流れておりますT・ペイン(T-Pain)とのコラボレーション『Close To You』。これがいま、ちょっとチャートでスマッシュしていますけども。
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Dreezy『Close To You ft. T-Pain』



このドリージーという人は94年生まれですから今年22才ですか。10代の終わりの頃からもうミックステープのマーケットなんかでよく聞いていた名前で。シカゴの女性です。で、シカゴの代表的なラッパーと言えば、やっぱりコモン(Common)っていうことになるんですけども。コモンが気に入って。で、彼のフックアップで世に出てきたということはよく知られていますか? まあ、ヒップホップファンの間では知られているかもしれない。まあドリージーは数年前から。2年ぐらい前から「大型新人、大型新人」と言われたんですけど、ここに来てギアをトップに入れた感じがございます。

先月、アルバム『No Hard Feelings』っていうのをリリースしたんですけども。これがね、やっぱり彼女の高いポテンシャルを示す出来になっております。T・ペインとの『Close To You』みたいな、こういうメロウな曲。本当に僕の大好物ですけども。「あっ、上手いな!」っていう。それと、ただずまいですね。ラップと歌の切り替えの自然な感じを含めて、「これはいいな!」なんて思わせてくれます。で、僕にとってこういう、ちょっとメロウなムードも出しながらラップと歌の二刀流の女性っていうと、90年代の半ばにLAから出てきたスムース(Smooth)っていう女性を思い出させてくれるんですね。

このスムースっていう人はイマチュア(Immature)やB2Kを手がけたことで知られるクリス・ストークス(Chris Stokes)っていうプロデューサーの妹でしたが。本当に、もっと売れてよかったのになと思いながらも、応援したし。実際に僕、LAで2回ぐらいかな? 会ってインタビュー溶かしたんですけども。なかなか日本で火がつかなかった人ですね。ですから、ドリージーを聞いてスムースを思い出したっていうのは、「ん? ドリージーの未来もどうなんだろう?」ってちょっと思わなくもないんですが……僕は大好きな、ということでこの新旧の好みの2人の女性を続けて聞いていただきたいと思います。

ワーレイ(Wale)をフィーチャーしたこの曲がアルバムで最も激メロウな曲だと思います。『Afford My Love』。そしてスムース。95年のアルバム『Smooth』の中から『It’s Summertime(Let It Get Into U)』。それでは2曲続けてどうぞ。

Dreezy Ft. Wale『Afford My Love』


Smooth『It’s Summertime(Let It Get Into U)』



先月リリースされたアルバム『No Hard Feelings』の中から『Afford My Love』。ドリージー feat. ワーレイでございました。そして、いまから21年前。うわー……早っ! スムースで『It’s Summertime(Let It Get Into U)』。この「Let It Get Into You♪」っていうのはまあ、この世界をずっと聞いている方だったらまずご存知でしょう。トム・ブラウン(Tom Browne)の『Funkin’ for Jamaica』という曲を引用しているんですけども。



まあ、僕が言いたいのはこの21年。R&Bは変わったのか? ヒップホップは変わったのか? いや、もちろん変わったんです。ですが、変わっていないところも確実にあるなと思います。細かいところを変えながら進んでいく。つまり、このR&Bという音楽の本質は永遠の微調整なんでしょうね。

<書き起こしおわり>

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