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松尾潔 アフター7とゴードン・チェンバースを語る

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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』でアフター7『Let Me Know』とゴードン・チェンバース『My Way』を紹介。1995年にニューヨークでゴードン・チェンバースと会った際のエピソードなどをお話されていました。



(松尾潔)続いては、リクエストをいただいております。東京都にお住まいの30代の女性の方でございます。(メールを読む)「松尾さん、『メロ夜』スタッフのみなさま、こんばんは。いつも楽しく聞かせていただいております。以前、アフター7(After 7)の新曲が出た時にリクエストをかけていただき、寂しいけど、アフター7は『メロ夜』でしかかからないけど、『メロ夜』でかかるからいいやと思いました」。うれしいことを言ってくれるじゃないですか。この『メロウな夜』の番組の特性のひとつでございます。非常に閉鎖的な村社会を象徴するような、そんなありがたいメールですね。そうなんですよね。もう、聞いている人たちそれぞれが会員制のクラブに来たようなつもりで聞いていただければね、こんなうれしいことはございません。

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会員制クラブ メロウな夜

「自分を会員にするようなクラブには入りたくない」と言ったのはこれ、ウディ・アレン。まあ元ネタはもっと、グルーチョ・マルクスですか。あるらしいですけども。まあ、そんなちょっと会員に選ばれることがうれしくもあり、照れくさくもありっていうような、そんなソウルバーを目指しております『松尾潔のメロウな夜』。では、リクエストにお応えしましょう。この人たちはソロ活動を経て、いままた再結成して、グループ活動にいそしんでおります。なんと21年ぶりのアルバムリリースを目前に控えております。アフター7で『Let Me Know』。

After 7『Let Me Know』



東京都にお住まいの女性リスナーの方のリクエストにお応えいたしました。アフター7で『Let Me Know』。これはさっきもお話しましたけど、アフター7の1995年のアルバム『Reflections』以来となりますね。なんと21年ぶりですか。ニューアルバム『Timeless』の中からのセカンド先行シングルです。『I Want You』に続くカットとなりました。『Let Me Know』。

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この人たちはね、まあよくみなさんご存知かと思いますけども、ベイビーフェイス(Babyface)のお兄さん2人がメンバーに含まれております。ケヴォン・エドモンズ(Kevon Edmonds)とメルヴィン・エドモンズ(Melvin Edmonds)。ケヴォンという人はなかなかに優れたソロアルバムもモノにしている人なんですが。メルヴィンのちょっと塩辛声っていうのがグループになると俄然効いてきますね。ベイビーフェイスも昨年の暮れに10年半ぶりですか。ソロアルバム『Return of the Tender Lover』を久々にリリースして元気なところを見せました。ですが、お兄さんたちはこの人たちじゃないと出せない味ってやっぱりありますね。いや、素晴らしい。『Let Me Know』でした。

で、その『Reflections』がリリースされた1995年。その1995年に全米デビューを果たしたのが、先ほどご紹介した久保田利伸さんです。

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で、1995年の夏、全米デビューを目前に控えた頃だったのかな? もうシングルぐらい出ていたのかな? その頃、僕は彼と仕事を重ねていまして。で、彼のニューヨークのオフィスで自分のアメリカでのデビューアルバムのソングライターの一人である、この人を紹介されたんですね。ゴードン・チェンバース(Gordon Chambers)。その時、ゴードン・チェンバースは大変、アフリカンアメリカンの女性に人気のある、いまも人気の雑誌『Essence』という女性誌の編集者でした。で、編集者でありながら、空いている時間に詞を書いたり曲を書いたりして。それでグラミー賞にノミネートされたりもしているっていうね。まあ、具体的に言うと、アニタ・ベイカー(Anita Baker)『I Apologize』っていう曲だったりするんですけど。



まだ編集者時代に僕、紹介してもらって。で、その時にゴードンは、「もう実を言うともうこの編集の仕事はいつでも辞めて。自分自身、シンガーソングライターとして夜に出たいんだよね」ということで。「ああ、そうなんだ」ということで。まあ、しばらくは、当時ネットとかない時代なんでね、手紙のやり取りをしていましたよ。で、そのゴードン。その後に有言実行でアーティストデビューをして、早くもこれ、4枚目の作品ですね。いや、「まだ4枚目」と言ってもいいかな? それから20年たっているわけですからね。21年か。新作『Surrender』の中から『My Way』という彼の人生をうかがい知ることができるような、そんな作品でした。

Gordon Chambers『My Way』



懐かしいです。僕、95年の夏に戻ったような気がします。その時、ゴードン・チェンバースはさっきも話したようにまだ『Essence』のスタッフエディターでございまして。『Essence』っていうのはね、いまではニューオリンズで毎年7月に開かれる非常に規模の大きいR&Bのフェスティバルの名称として知られています。『Essence Music Festival』。『Essence Festival』、いろんな言い方ございますけども。その第1回が開かれたのがこの95年だったんですよね。で、僕もニューオリンズでその1回目に行って。その帰りにニューヨークの久保田さんのところに遊びに行ってゴードンを紹介してもらったんですけども。

ゴードンは僕と同じ旅程で、その前にニューオリンズにいましたよ。もちろんね、自分の雑誌が主催するフェスティバルだったんで。で、そこで初日に歌ってましたけどもね。編集者でありながら、7万人ぐらいの前で歌うシンガーでもあるって、どんな心境なんだろうな? と思いながらね、ゴードンを見てましたね。でも、その後で、さっきも話しました。しばらく手紙のやり取りをしている時期があったんですけど。いつも会社の社用の封筒でね。「Essence」って書いてある封筒で送ってきて(笑)。いまだとちょっとね、経費の個人流用って言われるような話ですけどね。まあ、そんな細かいことはいいか。はい。ゴードン・チェンバースの『My Way』。95年の夏を思い出しながらお話しました。

<書き起こしおわり>

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