ジェーン・スー 古舘伊知郎ライブ『トーキングフルーツ』を見た話

吉田豪 古舘伊知郎を語る ジェーン・スー 生活は踊る

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』の中で、古舘伊知郎さんのシークレットライブ『微妙な果実~トーキングフルーツ』を見に行った話をしていました。

(ジェーン・スー)というわけで今日も晴天の中、番組を始めていくんですが。私、ちょっと聞いてくださいよ。

(蓮見孝之)どうしました?

(ジェーン・スー)昨日ですね、とある方に誘われて、なかなか入手が困難と言われております古舘伊知郎さんの『トーキングフルーツ』という、なぜか一般発売も一部しているシークレットライブにですね……

(蓮見孝之)『トーキングブルース』じゃなくて?

(ジェーン・スー)違います。『トーキングフルーツ』という、まあ『報道ステーション』をお辞めになってから約2ヶ月空いて、6月の1日に行ってまいりました。はじめて、目の前で見させていただいて。

(蓮見孝之)どうでした? どうでした? 生古舘さん。

(ジェーン・スー)いや、すごいですね。2時間ちょっとだったんですけど。まあ、立て板に水なんていう言葉では表現できないほどの……なんですかね。脳と口の間の管が太い。

(蓮見孝之)見たんですか?

(ジェーン・スー)もう、見えました。脳から口に行くまでに、1回どこかで変換されて言葉になってくるイメージじゃないですか。人間って。だけど、脳から口にダイレクトにつながっている管を通っている間に、それがいつの間にか言葉になっているっていう感じなんですよね。

(蓮見孝之)ええーっ?

(ジェーン・スー)まあ、そこの距離が短くて太い。脳に口がついているっていう感じだと思いますけども。お辞めになってから何をしてらっしゃったのかとか、そういうお話を2時間、なにも見ずに。まあ、あっちゃこっちゃ話は飛ぶんですけど、そのたびに瞬時に戻ってきて。右へ左へ行きながらも、少しずつ話が進んでいって。で、最後には2時間できっちり終わるという。

(蓮見孝之)へー!

(ジェーン・スー)はー! 名人芸とはこのことでしたね。「この人、もともとサラリーマンから始まっているはずなんだよな」と思いながら。すごい人だなー! 61才ですってね。

(蓮見孝之)そうですか。

(ジェーン・スー)いやー、もうそんなこと信じられないぐらい。で、人事のようにワーッて見ていたら、私がAERAでやっております、『今夜もカネで解決だ!』という連載が好きで……ってポロッと言ってくださって。その瞬間、もう背筋がビューッ! みたいな。

(蓮見孝之)えっ? 『トーキングフルーツ』の中で?

古舘伊知郎がジェーン・スーの連載に言及

(ジェーン・スー)中でおっしゃってくださって。

(蓮見孝之)「ジェーン・スー」という名前が?

(ジェーン・スー)そうなんですよ。そもそも、なんか私がAERAでやっているですね、『今夜もカネで解決だ!』というあんまり品のよくないタイトルなんですが。まあ、マッサージとかいろんなことをして。金でいろんな日常の疲れとかを癒やしていこうっていうような連載をやっているんですけど。それを読んでくださって。それで、興味を持ってくださって、ご招待いただいたんですけど。まあ、もうびっくりですよね。本当に。なにが起こっているのか、よくわからなかったです。

(蓮見孝之)はー!

(ジェーン・スー)終わった後もちょっとご挨拶させていただいて。本当に腰の低い……まあ、おとなしい方ではないと思うんですけども。2時間、終わった後なんでね。でも、疲れも見せずに「こんにちは」という風に挨拶をしてくださって。そこで、いろいろとお話をしたことについては、今後どうなるかわかりませんけれども。「なにかあるといいな」と思いながら、「あったらあったで私、大丈夫なのかしら?」と思ったりとか、いろいろしましてですね。

(蓮見孝之)へー!

(ジェーン・スー)そんな感じの1日でしたよ、昨日は。興奮してなかなか寝付けませんでしたが。

(蓮見孝之)まあ、ご本人、興奮しきっちゃっていて。いまもまだ、もしかしてその余韻が頭に……

(ジェーン・スー)そうですね。本当に頭に残っているかもしれませんけれども。

(蓮見孝之)まあ、でもこの番組としては、やっぱりパートナーとしてはですよ、ジェーン・スーさんのこともしっかりみなさんにご紹介したい!

(ジェーン・スー)な、なにを言ってるんだ、君は?(笑)。

(蓮見孝之)と、言いますのも、6月13日からの1週間。スーさんのことをもっと知ってもらおうということで、スーさんの著書全てをサイン入りでプレゼントいたします!

(ジェーン・スー)すいません……

<書き起こしおわり>

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