ピエール瀧 タワーレコードの袋の有効な利用法を語る

ピエール瀧 タワーレコードの袋の有効な利用法を語る たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』のハガキで悩み相談コーナーの中で、リスナーからの「大量にあるタワーレコードの袋の使い道がわからない」という相談に対し、その有効な利用法を回答していました。

(ピエール瀧)(相談メールを読む)「赤江さん、瀧さん、こんにちは。僕はよく、タワーレコードで本やCDを買います。買ったものを入れてもらうお店オリジナルのオレンジ色の袋について悩んでいます。お店で買って家に持って帰るまではいいのですが、そこからの使い道がわかりません。材質もしっかりしていて、捨てるのはもったいない気がして。かと言って、普段使いするようなものでもないので、タワレコの袋の中にきれいに折りたたんだタワレコの袋を入れて保管しているような状態です。赤江さん、瀧さん、なにかよい使用方法はないでしょうか?」と。

(赤江珠緒)はいはいはい。

(ピエール瀧)わかります? 12インチのレコードと同じぐらいの大きさの袋だったりすることもありますしね。袋がありますけども。黄色のやつに「TOWER RECORDS」って赤で入ったりしますけども。「いい使い道、ないっすか?」って。

(赤江珠緒)あれのいい使い道……うーん。いや、まあでも紙袋とかそういうのは基本的に、実家とかに何かを送る時とかに包むものとして使ってますけどね。

(ピエール瀧)ああー、そうですか。

(赤江珠緒)他人にやる時には無理だけど。身内とかだったらいっか!って思って。

(ピエール瀧)これでいいよっていうね。僕、でもこれね、まさにこのタワーレコードの袋を、なんてみんな賢い使い方をしてるんだ!っていうのを直で目撃したことがあるんです。

(赤江珠緒)えっ? なになに?

(ピエール瀧)もう、そうか。今年は20年目が来ますけども。FUJI ROCKの第一回目。伝説のFUJI ROCKと言われてますけども。

(赤江珠緒)富士山で本当にやった。

(ピエール瀧)台風がダーン!って直撃して。みんなまだ、フェスっていうものが、みんな初体験でしたから。それこそ、ワンピースにヒールとかで来ちゃっている女の子とかいるわけです。スキー場みたいなところに。

(赤江珠緒)ただでさえ涼しいところなのにね。

(ピエール瀧)ただでさえ気温が下がっているところに、台風がバーン!って直撃して。で、カッパとか持ってきてないっすから。いまみたいな、「フェスと言えばこの格好」っていうのがない時代ですから。そこにみんな、それ行っちゃって。しかも、タワーレコードが店を出していたんですよね。

(赤江珠緒)ほう!

(ピエール瀧)で、みんなそのタワーレコードのレコード袋を頭にかぶって。で、端をちょっとめくって、ひさしみたいにして。そして、両足にもタワーレコードの袋を履いて。紐かなんかでキュッと縛って。で、当時まだ、黒いビニール袋がOKだったのかな? ゴミ部みたいなのの首をくりぬいて、着て。要は、即席のカッパを。

FUJI ROCKのタワレコ袋カッパ

(赤江珠緒)すごいすごい!

(ピエール瀧)っていうものにして。みんな、それでもやっぱり音楽好きな……

(赤江珠緒)じゃあ、黒に黄色、黄色。割といいじゃない。

(ピエール瀧)黄色、黄色みたいなやつで。足元と両手してっていう。まあ、寒いですから。手もそれ、はめて。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)それで、もう山も下りれなかったですから。本当に。下まですごく時間もかかるし。ピストンのバスもなかなか上手いこと機能してなくてっていう時でしたから。

(赤江珠緒)そうかー!

(ピエール瀧)いざという時にカッパ、防寒具にね、なりますよ。タワーの袋は!

(赤江珠緒)フェスで使うっていうことはすごいね。タワーの袋は最終的にはそこに行き着くっていうのは。

(ピエール瀧)タワーの袋は、最終的に人を助けます。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)ですから、その観点で。相談者さんね、袋の中に袋を入れて、保存しておいてもいいですから。取っておいてください。いつか。

(赤江珠緒)なるほど。丈夫なんだ。履いても大丈夫っていう。

(ピエール瀧)丈夫なんですよ。あれ、本当に。ビューッて伸びたりしない材質ですから。

(赤江珠緒)普通のビニールとかだと伸びちゃうけどね。

(ピエール瀧)ちょっとシャリシャリッてしているようなやつより丈夫なんですよ。だからそれをですね、念頭において。避難袋の横に置いておいてください。

(赤江珠緒)はい(笑)。そうかそうか。よかった。解決策、ありましたね。

<書き起こしおわり>

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