風間俊介と玉袋筋太郎 映画『猫なんかよんでもこない。』を語る

風間俊介と玉袋筋太郎 スナックを語り合う たまむすび

俳優の風間俊介さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。玉袋筋太郎さん、小林悠さんと主演した映画『猫なんかよんでもこない。』について話していました。

(小林悠)でもね、風間さんはひとつひとつ出世をされまして。続いては、猫ちゃんの映画で主役を張っていらっしゃいます。ちょっとご紹介しましょうか。

(風間俊介)お願いします。

(小林悠)1月30日公開の映画『猫なんかよんでもこない。』についてご紹介いたします。風間さん演じるボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男、ミツオのもとに、つるの剛士さん演じる兄貴が拾ってきた2匹の子猫、チンとクロが現れます。やんちゃで気ままなチンとクロにミツオは振り回されますが、周りの助けもあって少しずつ距離を縮め、極貧生活を支え合う運命共同体になっていきます。

(玉袋筋太郎)うん。

(小林悠)そんな中、試合でケガをし、プロボクサーとしての道が閉ざされてしまうミツオ。失意の中、次の一歩を踏み出せずにいる時、チンとクロは明るく対照的。そんなミツオとチンとクロが新しい世界に飛び込んでいくところから、物語は大きく動き出していきます。

(玉袋筋太郎)おおー、ボクサー。

(風間俊介)はい。ボクサーの役をやらせていただきましたね。

(玉袋筋太郎)結構やっぱりそれは、やったね。練習から何からね。

(風間俊介)そうですね。でも、同時期に別の作品を撮っていて、あんまり身体を作れなかったんですよね。なので、僕の身体のこともあって、スーパーフライ級にしてくれたんですけど。

(玉袋筋太郎)(笑)。スーパーフライ級だ。うん。

(風間俊介)でも、本当にやっぱりシャドウだったりとかはすごいやりましたね。

(玉袋筋太郎)できちゃうんだよ。歌舞音曲に強い事務所だと(笑)。

(風間俊介)(笑)

ジャニーズ事務所俳優のポテンシャル

(玉袋筋太郎)いや、俺、前にSMAPの中居くんのドラマに出してもらったんだよ。で、結構中居くんのアクションシーンがあるんだけど、その振り付けをする、まあ擬斗だよね。それを振り付けする人が、軽く1回だけ流したんだよ。それを見て中居くん、それ以上の動きでさ、ブルース・リーみたいに動いちゃったの。

(小林悠)へー!

(玉袋筋太郎)すげーんだな!っていう。ポテンシャルが。だからそりゃあもう、風間くんだって。見事なシャドウ、やってるんじゃないですか?

(風間俊介)一応これが原作があって。その原作が実話なんですよね。で、その作家の先生が自分に起きたことを書いているので。その先生はプロボクサーだったんですね。で、その人を僕が演じるわけじゃないですか。で、パンチを見てもらって、先生からお墨付きをもらったんで。

(玉袋筋太郎)ほら!

(小林悠)やっぱりこの、コピーをする力といいますか。普段、鍛えているだけにってこともあるんでしょうね。

(玉袋筋太郎)『クリード』ですよ(笑)。また『クリード』(笑)。

(小林悠)『クリード』、ご覧になりました?

(風間俊介)ごめんさい。『クリード』、見てないです。

(小林悠)すいません(笑)。あの『ロッキー』の続編と言いますか。

(玉袋筋太郎)結構感動するんでね。

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(小林悠)ぜひ、ボクサーの役だったらぜひ。おすすめでもあります。

(風間俊介)はい。

(玉袋筋太郎)いや、でもこれ、どうでした?このお芝居。大変でしたか?

(風間俊介)やっぱり猫と一緒に芝居をするっていうのは大変でしたね。

(玉袋筋太郎)猫だからね。

(風間俊介)あいつらね、台本読んで来ないんですよね。

(玉袋筋太郎)来ないんだよ。本当に。

(風間俊介)もう、何なんだよ?って。

(玉袋筋太郎)ちょっと驚くね。本当、そりゃ。あの野郎・・・ゴロゴロしてるし。猫。ニャー!って。猫ひろしじゃないからね。

(風間俊介)昇竜拳!っつってね。

(玉袋・小林)(笑)

(小林悠)ありがとうございます(笑)。だってほら、猫ちゃんでも、一応タレント猫さんであるわけですよね。それでもやっぱりなかなか思い通りにはいかないものですか?

(風間俊介)いや、逆に最初、監督と僕と、思い通りにさせようとしてたんですよね。けど、そしたら思い通りにいかないし、ちょっと窮屈そうにしてるし。で、監督と一緒に、『もうこれ自由にさせよう』って。で、猫は好き勝手やらせてもらって、人間たちが必死にそれを撮ってなんとかやろうっていう風に変えたら、すっごく自然な表情を見せるようになって。だから、台本以上の、こっちがやらせようと思ってたこと以上のこととかをいっぱいしてくれて。

『子猫物語』との違い

(玉袋筋太郎)ほら!もうそこがね、『子猫物語』と違うところだよ。チャトランとは違うところだよ!

(小林悠)ちょっと待った(笑)。

(玉袋筋太郎)チャトランは大変だったんだから、あれ!

(小林悠)何が大変だったんですか?(笑)。

(玉袋筋太郎)何匹いたんだ、チャトランは!?っていう。

(小林悠)こらこら!っていうね。

(風間俊介)(笑)

(玉袋筋太郎)そういう演出じゃない。逆のね、猫の良さを。

(風間俊介)もう自然にやってもらったんで、だから僕が猫に向かってセリフを言っている時に、途中でフレームからいなくなっちゃったりするんですよね。

(小林悠)ああー、でも、たしかにそうですね。

(風間俊介)でも、『座れ』って命令しないで、もう好きにさせていたんで。でも、いなくなっちゃうんだけど、いなくなったフレームの奥の猫に対して芝居を続けていたりとかすると、またひょっこり戻ってきたりとかして。すごい、逆にそれがちゃんと部屋で住んでいる感じがしていいんじゃないか?って。

(玉袋筋太郎)ああ、そっかそっか。でもやっぱさ、芝居とか慣れてない人っつーのは、その抜けちゃったところの間っつーのが、すごい恐怖があるじゃないですか。でも、それは風間くん、大丈夫だった?

(風間俊介)そうですね。だから、台本にないセリフとかは山ほど入っていますね。今回の映画は。もう本当にその場で生活してるっていう感じなので。セリフの途中に猫がワッ!って引っかくような感じとかきたら、『なにやってんだよ。だからさ・・・』みたいな感じで戻るっていう。

(玉袋筋太郎)(笑)。いいね!また猫の野郎が数字持ってんだよ、いま。

(小林悠)いま、すごいですよね。猫ブームが。

(玉袋筋太郎)猫ブームだよ、猫ブーム。にゃんこ祭りですよ、もう。すでに。

(風間俊介)いやー、もう本当にそのブームに、ビッグウェーブに乗っていきたいですよね。うちの猫、かわいいですから。

(玉袋・小林)(笑)

(小林悠)もともと猫派なんですか?

(風間俊介)そうですね。猫が好きなんですけど、実家に犬がいまして。ある日、家に帰ったら犬がいて。びっくりして。で、母に『これどうしたんだ?』って言ったら『衝動買い』って言ったんですね。でもそれ、ダブルミーニング(衝動買い・飼い)じゃねえか?って。買ったのと、飼ったのと、どっちだよ?っていう(笑)。

(玉袋筋太郎)衝動買い(飼い)。使えるねえ!

(小林悠)使えますねえ!(笑)。

(玉袋筋太郎)やっぱりいいよ。小林さんは猫派ですか?

(小林悠)私は犬をずっと飼っていたんですけども。両方大好きなので。やっぱり私も試写で拝見しましたけども、本当に自然な姿がそのまま見られて。変な話ね、ペットショップとかでは見られない、本当の猫ちゃんと触れ合いたいっていう人は、ぜひご覧いただきたいですよね。

(風間俊介)いいなあ。俺も、あれだな。猫の写真とか撮りにいっちゃおうかな?谷根千に。

(小林悠)谷根千に。そうですよ。猫カフェとかもありますし。

(玉袋筋太郎)カメラマンの岩合さんを気取って(笑)。

(小林悠)いま話題のね(笑)。

(玉袋筋太郎)猫だらけだから大変ですよ。猫だましですよ。パンッ!おっ!?って。

(風間俊介)猫だまし!

(小林悠)さあ、そんな中、ファンの方からメールが届いておりますよ。30代女性の方です。(メールを読む)『風間俊介さんがオープニングから登場されると聞きつけ、13時から昼休憩を取れるように慌てて調整しています。「猫なんかよんでもこない。』、いよいよ公開ですね。一足お先に試写で拝見しましたが、冒頭からラストまでとにかく猫ワールド。猫が大好きなみなさん。仕事に家事にお疲れのたまむすびリスナーの方にぜひともおすすめしたいです』と。

(玉袋筋太郎)おおー。

(風間俊介)うれしいですね。

(小林悠)たしかに、疲れが吹っ飛びますよね。

(風間俊介)そうですね。やっぱりこう、癒やし効果と言いましょうか。そして、僕の癒やし効果と言いましょうか。

(玉袋筋太郎)いや、あるんだよ。ある。癒やされているもん。俺も。

(風間俊介)いや、すいません。ちょっと調子に乗らせていただきました。

(小林悠)(笑)

(風間俊介)まあ、スナック界隈では『カザマイナスイオン』って言われてるんですけども。

(小林悠)(笑)

(玉袋筋太郎)来た!負けてる・・・負けた!

(小林悠)いいじゃないですか。『タマイナスイオン』ですよ。

(玉袋筋太郎)タマイナスイオン!どうだ、これ!アルファー波!

(小林悠)張り合っております(笑)。

(玉袋筋太郎)いいなあ。

(小林悠)それでは改めて、『猫なんかよんでもこない。』の見どころについて、リスナーのみなさんにメッセージ、お願い致します。

(風間俊介)はい。猫がかわいいことはもちろん、やはり人間、挫折したり辛い時ってあると思うんですよね。その時に、何がそばにいてくれたか?によって人生って大きく変わっていくと思うんですよ。この映画においては、それが猫だったわけなんですけども。この映画を見て、なんか自分にとっての大切な人だったり、大切なものって何かな?っていう風に感じていただける・・・猫派じゃない人も喜んでもらえる作品だなと思うので。猫派はもちろん、すべての人に見ていただきたい作品だなと思っています。

(玉袋筋太郎)ああー。作品の中はさ、猫ちゃんが癒やしてくれてだよ、その作品を見ると、風間くんが見た人を癒やしてくれるっていう。こりゃ、WIN-WINですな。

(風間俊介)(笑)

(小林悠)ぜひぜひ。改めまして映画『猫なんかよんでもこない。』は1月30日から全国で公開です。ぜひ、映画館でお楽しみください。映画『猫なんかよんでもこない。』より、俳優の風間俊介さんでした。ありがとうございました。

(玉袋筋太郎)どうも、ありがとう。

(風間俊介)ありがとうございました。またお願いします。

<書き起こしおわり>


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