プチ鹿島 駿台文庫セクハラ漢字問題集を語る

プチ鹿島 駿台文庫セクハラ漢字問題集を語る 東京ポッド許可局

TBSラジオ『東京ポッド許可局』でマキタスポーツさん、サンキュータツオさん、プチ鹿島さんが時事放談。駿台文庫の漢字問題集がセクハラ的な内容であると炎上している件について話していました。

(サンキュータツオ)鹿島さんさ、この『セクハラ漢字問題集』って何ですか?

(プチ鹿島)ああー!あの、駿台予備校のでしょ?

(サンキュータツオ)これ、僕知らないんですけど。このニュース。

(プチ鹿島)僕、あの現物を持っているんですよ。いま。

(サンキュータツオ)マジで?

(プチ鹿島)毎日、僕、読んでるんです。その問題集。

(サンキュータツオ)なに?これは、なんなの?

(マキタスポーツ)なんなんですか?

(プチ鹿島)あのね、ちょっと待って。これね、1週間ぐらい僕、持っているんですけど。駿台予備校の・・・

(サンキュータツオ)めちゃめちゃ付箋、貼ってあるじゃないですか!

(プチ鹿島)先生が作っている、要は漢字の問題集なんですよ。受験生が見るような。それが実は、ちょっとこれ、セクハラすぎねえか?とか、露骨すぎねえか?っていうのでちょっと炎上してるんです。

(サンキュータツオ)なになに?どんな?

問題集の問題例

(プチ鹿島)たとえば、『彼女のなだらかな(丘陵)をうっとりと眺めた』。

(マキタ・タツオ)へー!

(プチ鹿島)完全に、だからそういうエロ小説にしかないような・・・

(サンキュータツオ)エロ小説じゃん!

(マキタスポーツ)『いろ艶筆』で見たことあるよ。東スポの。『いろ艶筆』で。

(プチ鹿島)そうでしょう?

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)そうでしょう?そういうのがたくさんあるんですよ。東スポのいろ艶筆(笑)。他にはね、こういうのもあるんです。はい。『胸のデカさに俺は(挙措)を失った』。

(サンキュータツオ)ええっ!?

(マキタスポーツ)『挙措』。なるほどな。『挙措』っていうのをなぜ、そこの例文で出してくるのか?ってことだよね。

(プチ鹿島)だからもう例文がね、いやらしいんですよ。

(サンキュータツオ)ああ、そういうこと!

(プチ鹿島)これが、要はセクハラじゃないのか?みたいな感じで・・・

(サンキュータツオ)それって、セクハラなの?

(マキタスポーツ)セクハラっていうかさ、これってさ、受験生とかに、悶々とした受験生に興味を持ってもらおうっていう意図はあるの?

(プチ鹿島)『彼女がリズミカルに(締め付けて)きた』とか。『私は自ら(縛られる)ことを望んだ』とか。

(マキタスポーツ)これ、何の本なの?

(サンキュータツオ)ええっ!?それ、ダメじゃないの?

(プチ鹿島)漢字の。駿台文庫の。霜栄先生が出している。で、これで炎上したんです。だからこの、親が見て。『娘がこれ、キモいって言ってるんだけど、これ、どうなの?』っつってんのをFacebookかなんかに書いて。バッ!っとこれ、盛り上がったんです。で、僕、『デイ・キャッチ!』という番組でこれを調べるために現物を入手して。読んでみたら、もう1ページに2つぐらいずつ、変なのがありすぎて。こう、付箋だらけになっちゃって。付箋の意味がないんです。これ。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)ただ、読んでいくとですよ、他にも、たとえがエロたとえだけじゃない。まあ、『君のエキスを(抽出)して飲みほしたい』とかいろいろあるんですけどね。

(サンキュータツオ)ええっ!?

(マキタスポーツ)へー。『抽出』っていう漢字を覚えるために

(プチ鹿島)そうそうそう。

(サンキュータツオ)まあでも、多感な時期ですからね。

(プチ鹿島)『左手を軽く(添えて)ね』とか。

(マキタスポーツ)これ、でも茶目っ気がある人が作ったのかね?

(サンキュータツオ)ねえ。覚えやすいよね。

(プチ鹿島)ただ、読んでいくと、他のエロを抜かした例文でも変な例文も多いんですよ。『俺、大丈夫。守(護)神にシヴァ付いてっから』。『守護神』の『護』をっていうことをね。たとえば、『ミスをいちいち(指摘)してきて、本当ケツの穴の小さい男』っていうので『指摘』っていう字を。だから、言ってみれば結局マキタさん、さっきチラッと言ったけど。もう、表紙に答えが書いてあるわけですよ。これ、なんでこういうことを書いているか?っていうと、『記憶に残る例文・意味で生きる漢字・語彙力を』ということで。

(サンキュータツオ)これ、別にいいじゃん。

(プチ鹿島)だからやっぱりね、強烈なインパクトのある方が覚えるよっていうコンセプトの本なんです。2006年にこの第一弾が出て。amazonのレビューとかを見ると、やっぱり『ユーモラスな例題で覚えやすかったです』みたいなのが出て。その第二弾だったんです。

(サンキュータツオ)新明解国語辞典的な。ああ、いいじゃん。別に

(プチ鹿島)ただ、ただこう、たまにドキッとするのがあって。やっぱりこの、『男女平等なんてそんなものは(不問)だ』みたいなのも。そんなマッチョ的なのもチラホラ出て。それが、僕はセクハラっていうより、女性蔑視的なものがとらわれているのかな?と思うんですよ。

(サンキュータツオ)『ツイートは個人の(信条)を反映するものではありません』。

(プチ鹿島)うん。そうそうそう。

(マキタスポーツ)これさ、でもさ、男向け、女向けで書き分けとけばよかったのに。

(プチ鹿島)で、だから一般的に男性用、女性用。なんだったら、おじさんがわかる漢字全集とか。

(マキタスポーツ)こんなの、だって女性のさ、女子高生がときめくわけねえじゃん。

(プチ鹿島)ときめくわけないし。それはキモい!って言うに決まっているんですよ。で、これ、僕は駿台文庫に電話して聞いてみたら、去年の2月に出て。まあだから、最近受験シーズンですからね。それで最近、クレームが来て、ウワッ!っと燃え盛ったと。で、『チェックはどういう方がしたんですか?』って聞いたら、『女性の人もいて。やっぱり記憶に残るものを優先してしまった』って言うんですよ。

(サンキュータツオ)別にいいんじゃないの?

(プチ鹿島)だからこれ、使い分けですよね。だからエロエロ問題集っていうので最初からやれば。で、駿台以外から出せば、ぜんぜん問題ないわけですよ。で、こんな問題もあるんですよ。『次の炎上対象に(移行する)素早さは呆れるほどだ』っていうね。

(サンキュータツオ)へー!

(プチ鹿島)1年前に予言してるような。

(サンキュータツオ)(爆笑)

(マキタスポーツ)自分でね。

(プチ鹿島)この問題に関しては、正解は1年後のいま、出ましたっていう。だからちょっと、僕はね、ずーっと持ち歩いているのは、やっぱり例題が面白いから。暇な時、ずっと読んでるんですよ。

(サンキュータツオ)毎日読んでる(笑)。

(プチ鹿島)だから、おじさん向きです。これ。

(マキタスポーツ)もう完全におじさん向きだよ。

(プチ鹿島)だからこれを受験生にやる・・・たしかに正論ですよ。これがセクハラ。まあセクハラっつっても、誰に対してのセクハラなのか?っていうのははっきりはしてないんですけど。まあ、不愉快だというクレームで・・・

<書き起こしおわり>

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