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DJ YANATAKEと渡辺志保 2015年ヒップホップ年間ベスト大賞

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DJ YANATAKEさんと渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で2015年のヒップホップ・R&Bシーンを総括。ベストソングやアーティスト、ベストアルバムなどを紹介していました。


(渡辺志保)『INSIDE OUT』、年内、2015年最後の放送回となりますけどもですね。今日は告知通りでございますが、2015年のベストソング特集をお届けしたいんですが。『INSIDE OUT』としては初の試みになります。私とDJ YANATAKEさんの2人で選んだ、『2015年 Best INSIDE OUT Awards』!と題しまして、10部門ですね、本日用意しておりますので。2015年のおさらいをみなさんと一緒に振り返ってみたいと思います。

(中略)

(渡辺志保)というわけで今日は10部門用意しております。各アワードをですね、私とDJ YANATAKE、そしてHIPHOP HYPE!の中の人も一緒にお迎えしながら、ひとつずつ発表していきたいと思います。では、最初のアワードからさっそく紹介したいと思います。まず最初はこちらです。ベストコラボレーション・アワード!

(一同)イエーイ!

(渡辺志保)というわけで、ベストコラボレーション・オブ・ジ・イヤーですね。ちょっとかっこよく言うと。我々が選んだのはこの曲です。カニエ・ウェスト(Kanye West)『All Day feat.Theophilus London, Allan Kingdom & Paul McCartney』。イエーイ!というわけで、これは上半期ベストで私とAKLOくんがそれぞれ選出した曲でもあるんですけどね。

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(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですよね。

(渡辺志保)今年、結構私も以前にちょいちょいラジオでお話しているネタとして、UKとかパリのシーンとUSラッパーのみなさん。エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)とかカニエとかドレイク(Drake)とかね。そういうUKグライムとUSのヒップホップとかの融合がすごくドラマチックだったなという風に感じておりまして。

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で、まあアンダーグラウンドレベルでは前からちょろちょろありましたけど。それをカニエ・ウェストがこの規模でやったらどうなるのか?っていうね。そういう素敵なケミストリーがまさにこの『All Day』だったのかな?と。かつね、前もAKLOくんとも話したんですけど。ブリット・アワード(BRIT Awards)のパフォーマンスね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。すごかったね。

(渡辺志保)なんて言うんですか?火炎放射器をバーッ!って使って。で、カニエとセオフィラス・ロンドンとかがバーッ!っていて。で、後ろにモブが。100人ぐらい。



(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。人多すぎっていうね。

(渡辺志保)人多すぎ状態。で、あれが誰だったのか?っていうと、UKとかパリのシーンで活躍する、若手のグライムシーンのMCの子たちがモブモブしていたっていうことでございまして。カニエと言えばね、ついこの間も第二子。セイント・ウェストくんがね、誕生というニュースがあったりとか。

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(HIPHOP HYPE!の中の人)ですよね。

(渡辺志保)あとは、今年は彼はアパレルっていうかファッション方面。いっぱいスニーカー出したりとか、あとはコレクションデビューとかもしつつ・・・っていうニュースもありましたし。あとは来年、いつ最新アルバム『SWISH』が出るか?出るか?っていうね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いつサプライズリリースされるのか?っていうね。

(渡辺志保)ねえ。赤子が先か、『SWISH』が先か?っていう感じ、したんですけど。いま、赤子。セイントくんの初披露。お披露目写真がすごい値段がつり上がっているらしくて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いろんなところからね、オファーが来てるっていう。高額オファーが。

(渡辺志保)そのへんもちょっとね、ゴシップでっていう。

(HIPHOP HYPE!の中の人)まだリアリティーショーやってんの?

(渡辺志保)やってますよ(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)じゃあ、そこで(笑)。

(渡辺志保)そう。『E! TV』でね、お披露目されるんじゃなかろうか?なんて話もありますけども。カニエは引き続き、2016年もウォッチしていきたいと思いますので。ここでちょっと聞いていただきましょう。カニエ・ウェストで『All Day feat.Theophilus London, Allan Kingdom & Paul McCartney』。
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Kanye West『All Day feat.Theophilus London, Allan Kingdom & Paul McCartney』



(DJ YANATAKE)今年は時間もないんで。どんどん行きたいんで。曲の上からもしゃべっていきますけどもね。まあ、みんな知ってると思うしね。

(渡辺志保)まあね。2015年上半期ベストにも選びましたけども。中の人はちなみに、この曲に関する思い入れとかは?特にないですか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですね。まあでも、ブリット・アワードのライブはすごいなって思いましたけどもね。

(DJ YANATAKE)あと、このベストコラボレーションという意味ではね、他にもクリス・ブラウン(Chris Brown)&タイガ(Tyga)とかさ。

(渡辺志保)アルバムもね、今年出ましたしね。

(DJ YANATAKE)ドレイク&フューチャー(Future)とか。コラボアルバムみたいなのも結構流行ったっていうかね。

(渡辺志保)そうですね。まもなくね、ミーゴス(Migos)とヤング・サグ(Young Thug)のミゴサグも(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ヤング・サグはね、なんか10枚ぐらいアルバムを準備してるみたいなね。フェッティ・ワップ(Fetty Wap)とかね、ポスト・マローン(Post Malone)とかともね、コラボアルバムを用意してたりとか。コラボブーム?

(渡辺志保)そうですね。コラボアルバム、今年、本当おっしゃる通り多かったから。来年もまたね、このブームっていうのが・・・

(DJ YANATAKE)なんかケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とJ・コール(J.Cole)の噂もありますよね。

(渡辺志保)サンクスギビングでもね、お互い曲を発表しあってましたしね。楽しみなところでございます。

(中略)

(渡辺志保)はい。というわけでいまお送りしましたのはベストコラボレーションソング・オブ・ジ・イヤーというわけで、カニエ・ウェストの『All Day』をお送りしております。では、ふたつ目のアワードを発表していきましょう。ベストミックステープ・オブ・ジ・イヤー!我々が選んだのは、ドニー・トランペット&ザ・ソーシャル・エクスペリメント(Donnie Trumpet & The Social Experiment)の『Surf』。

(一同)イエーイ!

(渡辺志保)あ、ちょっとなんかお上品な感じがしてきましたけど。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですね。ここでヤング・サグとかね、リッチ・ザ・キッド(Rich The Kid)とか選ばないところが(笑)。

(渡辺志保)そうなんですよ。ピーウィー・ロングウェイ(Peewee Longway)でもなく、こちらのシカゴのドニー・トラッペット&ザ・ソーシャル・エクスペリメントということで。そうですね。シカゴのチャンス・ザ・ラッパー(Chance The Rapper)が所属しているプロジェクトというか。シカゴで活躍するトランペッターでございます、ニコ・シーガル(Nico Segal)さんのね、バンドプロジェクトであるんですけども。『Surf』というフリーアルバムを選出しましたが。これもまた、お金払わせてくださいよ!っていうぐらいの。

(DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)本当にクオリティー、めちゃめちゃ高くて。ゲスト陣もね、ビッグ・ショーン(Big Sean)だったりJ・コールだったり、ジャネル・モネイ(Janelle Monae)とか、エリカ・バドゥ(Janelle Monae)とかね、いて。で、結構シカゴのバンドシーンってもともとビックメンサ(Vic Mensa)がいたKids These Daysとか。最近だとSidewalk Chalkとか。結構そういうオルタナヒップホップバンドみたいなのがすごい前から活発ではあったんですけども。まあ、今年このドニー・トラッペットさんがね、こういう形で出してくると、そこのシーンも今後どうなるのかな?と思うし。

(DJ YANATAKE)これ、アップル先行だったかな?フリーダウンロードもね。

(渡辺志保)いまもフリーでゲットできる。

(DJ YANATAKE)できるし、いま、いろんなところで。Sound Cloudとか、Audiomackとか。そういうところにも、いろんなところでフリーで出てるけど。なんかチャンス・ザ・ラッパーがね、最近・・・この間も話したっけ?

(渡辺志保)3枚目のミックステープの話じゃなくて?

(DJ YANATAKE)シングルがいま。出すたびにチャンス・ザ・ラッパーとか、iTunesでフリーになってるのね。だからアップルとそういう独特な契約してるのかな?なんて感じが。

(渡辺志保)はい。ちょっとそのへんのからくりを・・・

(DJ YANATAKE)だから、なんて言うのかな?どういう仕組みでそうなっているのかわからないけど。でもなんか、フリーダウンロードのやり方もさ、またなんかちょっと新しい変化があるのかな?ってね。

(渡辺志保)そうかもしれないですね。結構、今年ミックステープとアルバムの境目がね、なんかドレイクのアルバムとかもそうですけど。結構、2015年の年間ベストとか見ていても、『あれ?これ普通のアルバムだけどミックステープにカウントされている?』とか。そういったこともあるし。中の人的には、なんか今年リマーカブルだったミックステープ、ございましたか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)えっ?無茶ぶりですね。

(渡辺志保)いきなり無茶ぶりですけど(笑)。フューチャーとかもね、かなりたくさん出してましたけどね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですね。でも、前からたぶんDatPiffとかMixtapesとか有名なところって、たぶんそういうところってお金を払ってそこのエクスクルーシブを。有名な人のミックステープはそこのエクスクルーシブ。先行で。何時間か早いとか、そういうのをやってサイトのアクセスを稼ぐみたいなのをやっているはずだから。iTunesでもそういう風なのをフリーの施策でやっているのかも。で、最近だとね、俺、やったことないんだけど。変なアプリとかで。なんかティンバランド(Timbaland)の・・・

(渡辺志保)あっ!ティンバもそうだった。そう。『My Mixtapez』というアプリ。私、まんまと入れましたもん。はい。

(HIPHOP HYPE!の中の人)リル・ウェイン(Lil Wayne)のね、最近出たやつもそうじゃなかったっけ?なんかね、そういうやり方というか。

(DJ YANATAKE)だからもう、普通にやるだけじゃもうダメってことだよね。

(渡辺志保)そうですね。またミックステープ、リミックステープのドロップの仕方もいろいろみなさん・・・

(DJ YANATAKE)まあ、あとたぶんそういうストリーミングサービスとかへのやり方とか。関連とかもあるのかな?なんていうね、感じはしますよね。

(渡辺志保)はい。話が尽きないですけども。じゃあここで1曲、聞いていただきたいと思います。私がですね、この『Surf』の中から選んだ曲なんですけども。結構ね、ジャズのビッグバンドっぽいサウンドアプローチをしておりまして。結構年末感がすごくあっていいなと思ったので。この曲を年の最後に聞いていただきたいと思います。『Slip Slide Ft. B.o.B, BJ the Chicago Kid, Busta Rhymes & Janelle Monae』。

『Slip Slide Ft. B.o.B, BJ the Chicago Kid, Busta Rhymes & Janelle Monae』



(渡辺志保)いまお送りしておりますのはベストミックステープ・オブ・ジ・イヤーに選出しましたドニー・トラッペット&ザ・ソーシャル・エクスペリメント『Surf』から『Slip Slide Ft. B.o.B, BJ the Chicago Kid, Busta Rhymes & Janelle Monae』。というわけで結構ごきげんなバンドチューンでございますけどもね。この『Surf』にも参加しているアトランタ出身のラウリィ(Raury)くん。結構フォーキーでオルタナな感じの。

(HIPHOP HYPE!の中の人)うんうん。

(渡辺志保)彼のアルバムもすごい、彼なりのヒップホップバンドサウンドみたいなのを出して、すごく個人的には高評価でございました。

(DJ YANATAKE)先週、かけました。かけそびれた2015年の曲みたいなのでかけましたけども。彼も若いのね。19才とかね。

(渡辺志保)10代でね。どうなることやら?っていう感じですけども。

(DJ YANATAKE)まあ、たしかにオルタナヒップホップの流れも面白いですね。じゃあ、どんどん次、行きます?

(中略)

(渡辺志保)はい。ではダダダダッと発表していきたいと思います。次、ご用意しておりますのは、ベストライブパフォーマンス・オブ・ジ・イヤー!というわけで、素晴らしかったライブパフォーマンス、こちらで発表したいと思うんですけども。これは結構文句なしの方も多いんじゃないでしょうか?私がこの番組で選ばせていただきましたのは、ディアンジェロ&ザ・ヴァンガード(D’Angelo And The Vanguard)!2015年8月に行われましたサマーソニック、そしてZepp Tokyoで行った。まあサマーソニックは大阪と東京の2ヶ所でございましたけども。

(DJ YANATAKE)これ、えっらいプラチナチケットだったんじゃないですか?

(渡辺志保)そう。私の知り合いもね、チケットを当日、ン万円・・・それ、よくわかんないですけど。いろんな、結構高額なチケットを買って見に行ったっていう声もあったりとか。私は初めての生ディアンジェロ体験をZepp Tokyoのステージで鑑賞したんですけども。本当に、神様はいるんだ!みたいな。ジェイムズ・ブラウンが生きていたら、こういう感じだったのかな?とか。いろいろ、生のファンク体験みたいなものがすっごい強烈な印象だったし。その場にいるだけでグルーヴに包まれるみたいな。すごいありきたりな表現ですけど。本当に素晴らしい一夜となりました。

(DJ YANATAKE)いったん、曲に行ってみましょうかね?

(渡辺志保)はい。わかりました。じゃあ、ここで1曲聞いてください。ディアンジェロ&ザ・ヴァンガードで『Sugah Daddy』。

D’Angelo and The Vanguard『Sugah Daddy』



(HIPHOP HYPE!の中の人)やっぱりね、ディアンジェロのアルバムよかったとか、ライブがよかったっていう人は、『マジック・マイクXXL』。あれをね、ぜひ見ていただきたいですね。

(DJ YANATAKE)映画ですか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)映画。

(渡辺志保)そうですね。私もディアンジェロのライブを見てすぐに中の人と一緒に『マジック・マイクXXL』の試写会に行って。あり得ないタイミングで、ディアンジェロの誰もが知っているあの名曲がね。

(DJ YANATAKE)そういうことなんですね。

(渡辺志保)フィーチャーされるんですけど。もう本当ね・・・『フイタ!』みたいな感じの。素晴らしい演出でございました。

(DJ YANATAKE)だってその映画もボンクラ映画なんじゃないの?

(HIPHOP HYPE!の中の人)ボンクラじゃないよね?青春・・・

(渡辺志保)いや、ボンクラでした。

(DJ YANATAKE)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)青春系じゃない?あれ。ちょっと今回はロードムービー風。

(渡辺志保)青春ロードムービーボンクラおピンク映画ですけど。はい(笑)。

(DJ YANATAKE)あ、おピンク映画なんですね。



(渡辺志保)男性ストリッパーだから。そういうのに寛容な女性はもうすごいかぶりつきで見ました!みたいな。

(HIPHOP HYPE!の中の人)チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が出てたり。あと、ウィル・スミスの奥さん。

(渡辺志保)あ、ジェイダ・ピンケット(Jada Pinkett)もね、なんかよくわかんない役で(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いい役でね、出てたっていうね。

(渡辺志保)そうそう。でもディアンジェロ、私、ライブを見てから気づいたんですけど。バックコーラスで一緒に来ていたのがジョイ・ギリアム(Joi Gilliam)っていう。もともと、ちょっとだけルーシー・パールにいたりとか。もともとアトランタ出身のね、いまビッグ・ギップ(Big Gipp)の元奥さん。Goodie Mobの。が、コーラスで。ジョイ・ギリアムが参加してて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)よくチェックしてますね。さすが。

(渡辺志保)いやいや、これも私のお友達に教えていただいたんですけども。あのAli & Gippの、Goodie Mobのギップの奥さん。ジョイのアルバムもすごい・・・(笑)。止まんないんで止めますけども。はい(笑)。でも、ディアンジェロまた2016年3月ですかね?パシフィコ横浜でまた再来日ライブを。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。最後の来日かと思いきや、すぐ来るっていうね。フェイントですね。

(渡辺志保)日本のオーディエンスのみなさまがすごくグッドヴァイブスだったのかな?っていうのは感じますけども。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ベストライブパフォーマンスと言えばね、昨日ちょうど志保様に僕、お話しましたけども。ケンドリック・ラマーのちょっと前にヒューストンでやったライブがあって。そこに、毎回『m.A.A.d city』の曲をお客さんを上げてラップさせるみたいなのをやっているんですよ。で、それがヒューストン公演であって。そこのね、出てきたヒューストンのコーポレイト・ドー(Corporate Dough)っていうやつ。

(渡辺志保)白人のね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)白人の、見た感じ普通の冴えない青年っぽい感じなんですけど。彼のパフォーマンスがすごいいいというか、エモーショナルで。勝手にMCとかもしてて。シャウトとかも入れて。

(渡辺志保)そうですね。DJスクリューに(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そう。DJスクリューとピンプ・Cにね、ちゃんとシャウトをして。最後に『いま死んでも十分』みたいなね。

(渡辺志保)そう。なにも思い残すことはないみたいな。

(HIPHOP HYPE!の中の人)それでもうね、大歓声を浴びて。最初は割と出てきた時は失笑みたいな感じだったんだけど。もういまやヒューストンでは英雄になってますからね。



(渡辺志保)ねえ。私も中の人に教えてもらってインタビューとかも読んだんですけども。『俺がトロント出身のドレイクみたいな感じでテキサスヒューストン出身のコーポレイト・ドー!』っていう感じで。

(HIPHOP HYPE!の中の人)まあ、そこまではちょっとね、無理かな?っていうね。

(渡辺志保)地元を背負っていきたい!みたいなね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)でもね、コーポレイト・ドー、それで注目を浴びたから、すぐにジャス・プリンス(Jas Prince)っていうJ・プリンスの息子。J・プリンス、悪名高きRap-a-Lotのボスの息子さんで。ドレイクをキャッシュ・マネーに紹介したっていう人物ですかね。南部の大物なんですけど。彼がちゃんとコーポレイト・ドーとコンタクトしてるっていうね。まあ、悪の道に・・・

(渡辺志保)あらー。コーポレイト・ドーっていうMCネームもなんかね、すごい金の匂いがするんだかしないんだかっていう感じですけども。またちょっと、みなさんの今年思い出深かったライブパフォーマンスの話なんかもTwitterで教えていただきたいなと思います。では、続いて発表させていただきますのはこちらでございます。ベストニューアーティスト・オブ・ジ・イヤー。

(HIPHOP HYPE!の中の人)(BGMのイントロを聞いて)こ、これは?

(渡辺志保)こ、これは?洒落たイントロになってますけれどもね。はい。



(渡辺志保)というわけで、ベストニューアーティスト・オブ・ジ・イヤーはこちらも文句なしでございましょう。フェッティ・ワップさんでございます。

(一同)イエーイ!

(渡辺志保)『セブンティーンサーティエイッ(1738)♪』っていうね、掛け声をね、今年何回聞いたことでございましょうって感じがしますけども。いま、バックで流れている『Trap Queen』のリリース自体は2014年でしたけれども。今年2015年・・・

(DJ YANATAKE)でも、上半期ベストの回、聞き直していたんだけども。その時も、『My Way』を選んでいたけど。その時点で、今年の真ん中で『Trap Queen』がビルボードのベスト3位とか言っていたから。今年のヒットと言ってもいいですよね。

(渡辺志保)結構、私も今回この放送をするにあたって、Hot 97の『Summer Jam』とかも、結構『Summer Jam』のベストモーメントにこのフェッティ・ワップのパフォーマンスを挙げているメディアとかもすごく多くて。やっぱりニューヨークじゃなくてニュージャージーで。『Summer Jam』やっている会場もニュージャージーで。かつ、その日はフェッティ・ワップくんの自分の誕生日だったってこともあって。かなりタナッてタナッてっていうような様子だったみたいですけども。



(渡辺志保)まあデビューアルバム『Fetty Wap』も無事にリリースされ、かと思いきや、交通事故にあっちゃって、みたいなアクシデントもありましたけれども。まあ、また2016年、さらなる・・・

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですね。モンティ(Monty)にクリスマスプレゼントでBMWをプレゼントしたっていうのがニュースになってましたね。

(渡辺志保)なので、彼のクルーであるRemy Boyzに関しましてもね、そのモンティと、最近また1人ね、新しいのが加入しましたけどね。もともとのやつが破門になっちゃって。いますぐ名前が出てこなくて申し訳ないんですけど。はい(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうなんだ。知らなかった。

(渡辺志保)2016年も、フェッティ・ワップにあやかりたいパイセンとかたぶんいっぱいいると思うし。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ニュージャージーで。レッドマンとか。

(渡辺志保)とか。ニュージャージーでね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あと、誰だろう?アーティファクツ?

(渡辺志保)(笑)。でもまあ本当、そのへんの引っ張りだこになるんじゃなかろうか?っていう感じがしますけども。今日、じゃあここでお送りしますのは、いまもガンガン、これをクラブで聞かない日はないんじゃないか?っていう感じでございますけども。フェッティ・ワップで『679 feat.Monty』。

Fetty Wap『679 feat.Monty』



(DJ YANATAKE)これさ、今日、聞き直していたんですよ。で、中の人が『My Way』を選んでいて。ちょい早いぐらいの・・・まあ、チャートアクションはし始めぐらいだったけど。早かったよね。

(渡辺志保)さすがですよね。

(DJ YANATAKE)まだ『Trap Queen』だけで今後どうなるか、まだわかんないぐらいの時と思うと、この半年でどんだけヒットしたんだよ?って感じるよね。

(渡辺志保)そうですよね。グラミー賞もね、ちゃっかりノミネートもされてましたしね。この、やっぱりフックね。わかりやすいフックと。あと、『Yeah, Baby』とか、さっきの『1738』もそうだけど。そういうちょっとキャッチーなフレーズがあると、ラッパーの人って強いなっていうのをなんか、このフェッティ・ワップから学びましたね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)素人っぽい意見ですね(笑)。

(渡辺志保)いやいや、素人です(笑)。

(DJ YANATAKE)『Hot 97』、AKLOも行ってさ、入り口に並んでいたらフェッティ・ワップが終わっちゃったって(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そういう話、してたね。

(DJ YANATAKE)してたしてた。

(渡辺志保)懐かしいですね。AKLOくんも私のこととか忘れてるんじゃないですか?

(DJ YANATAKE)実はAKLOさんのね、アンケートも取ってあるんですよ。なので、もちろん発表しますね。

(渡辺志保)楽しみです。ありがとうございます。私、個人的にはベストアーティスト、歌手のケラーニ(Kehlani)ちゃん、オークランド出身の。ケラーニちゃんもアルバム『You Should Be Here』っていうのがすごいよかったし。彼女に1票を投じたいなと。

(DJ YANATAKE)あれもベストミックステープみたいなので結構入ってるよね。じゃあ、ここで1個言っておこうかな。さっきのAKLOさんのメールが来ていてね。ちょっとネタバレもあるので分割して言わないといけないんですけど・・・ニューアーティストのところなのかな?下半期で考えると、ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)。

(渡辺志保)ああー、彼もね、カナダ出身の。

(DJ YANATAKE)が、結構お気に入りだったって。でもまあ、ニューアーティストとしてはね、注目ですよね。



(渡辺志保)本当ですね。AKLOくんの新作には、もしかしたらブライソン・ティラーっぽいヴァイブスがあるかもしれないですね。

(DJ YANATAKE)でも、ドレイクっぽいっていうか、歌半分、ラップ半分みたいなね。

(渡辺志保)そうなんだ。中の人的には、注目のアップカミングな?

(HIPHOP HYPE!の中の人)アップカミングってまた無茶ぶりですね。ええと、バッドホップ(BAD HOP)。



(DJ YANATAKE)バッドホップね。

(渡辺志保)昨日もね、中の人と話していて、すっごいライブもね・・・

(HIPHOP HYPE!の中の人)バッドホップのタナり具合をね。

(DJ YANATAKE)モブモブしてるもんね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そう。よかったなっていう。

(DJ YANATAKE)じゃあ、次行ってみましょうか?

(渡辺志保)はい。ありがとうございます。というわけでいまお送りしましたのはベストニューアーティストでフェッティ・ワップでございました。続いてですね、こちら。ベストDJ・オブ・ジ・イヤー。

(DJ YANATAKE)ベストDJ・オブ・ジ・イヤーということでですね、こちらを選ばせていただいたベストDJは、DJ TY-KOH!

(渡辺志保)おおー!マジかー!TY-KOHさん。

(DJ YANATAKE)まあ、前半はKOWICHIくんとのさミックステープとか、『LYNE』っていう曲とかもね、すごい盛り上がって。それでまた全国ツアーしてさ。で、フライボーイ・レコーズ(FLY BOY RECORDS)でレーベルも立ち上げて。で、下半期はYOUNG HASTLEとのね、ミックステープを出して。また全国を回ったりしていて。とにかく忙しいし。でも、やっぱり『INSIDE OUT』のね、ageHaのパーティーでもかなり、そのモブモブ感もすごかったし。

(渡辺志保)やっぱりTY-KOHさんとそのクルーの醸し出すあの・・・CEO KAZUとかもね、そうですけども。あのモブ感はやっぱね、日本一だと私も思う。うん。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ちょっと違いますよね。他のクルーとは。

(渡辺志保)そうですね。違いますね。本当に。

(DJ YANATAKE)それこそ本当に、もうフェッティ・ワップ大好きすぎて。TY-KOHの車に乗ると、本当にフェッティ・ワップしかかかってなくて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そして歌うっていうね。

(DJ YANATAKE)ずーっと歌ってんだよね。本当に。でもその感じ、ブレずにずーっとやっていてね。まあ、素晴らしい存在ですよね。で、全国を回ってそれをやってくれているわけですからね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。すごいですよね。

(渡辺志保)2016年もね、このままパーティー、パーティー。TY-KOHさんが引っ張っていただきたいと思いますけども。ではここで、オンエアー曲を紹介したいと思います。ベストDJ・オブ・ジ・イヤー DJ TY-KOHをフィーチャリングしておりますKOWICHI『Real Talk” feat. YOUNG HASTLE & DJ TY-KOH』。

KOWICHI『Real Talk feat. YOUNG HASTLE & DJ TY-KOH / Prod by ZOT on the WAVE & DJ TY-KOH』



(渡辺志保)でもこのフライボーイ・レコーズ。TY-KOHさんとKOWICHIくんと後はYOUNG HASTLEくんのレーベルですけど。お披露目ライブっていうか。ジョイントリリースライブみたいな。原宿のアストロホールで。私、あれ結構、今年の日本のヒップホップアーティストのライブだと、本当に3本の指に入るぐらい、かなり楽しませていただきましたね。

(DJ YANATAKE)それ、ずーっと言ってるよね?

(渡辺志保)うん(笑)。ラジオでも言いましたし、この『INSIDE OUT』でも言いましたけど。向こうのヒップホップのライブとかって本当に次に何が起こるかわからない、みたいな。誰が登場するかも分かんないし、どういうサプライズがあるかわからないみたいな、そういう目が離せない感。かつ、モブモブしい感じっていうのをすごく感じたし。やっぱりあれだけのゲストを引っ張ってこれる、お三方のね、人望の厚さっていうか、その手腕にも驚きましたし。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。最後にKOHHも出てくるのか!?っていうね、そういうシーンもありましたけどね。

(渡辺志保)本当ですね。高橋KOHHさんがね、出てきましたけども。

(DJ YANATAKE)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)あれはある意味貴重な瞬間でしたね。

(渡辺志保)そうそう。

(DJ YANATAKE)でもやっぱり、みんな日本語ラップアーティストが徐々に徐々にこうね、ツーマン、ワンマンみたいなのをできる人も増えてきている感じがね、今年は結構しましたね。

(渡辺志保)そうですね。本当、モブ感っていうと、さっきのバッドホップもそうですし。あと、KANDY TOWNとかYEN TOWNとか、そういう、どんどんどんどん新しい若手モブがね、日本にも。今年は。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いっぱいいるからね。来年以降・・・

(渡辺志保)どういう形にね、なるのか。個人的にも楽しみでございます。

(DJ YANATAKE)じゃあ、次に行ってみましょうかね。

(渡辺志保)はい。では、ベストDJ・オブ・ジ・イヤーはDJ TY-KOHさんということで、次の部門はベストジャパニーズヒップホップアーティスト!

(DJ YANATAKE)ベストジャパニーズヒップホップアーティストはKOHHくんです!イエーイ!

(渡辺志保)こちらももう、ファッキン文句なしっていう感じがしますけども。KOHHくんも今年『梔子』と『DIRT』、アルバム2枚ね、出しているし。ツアーもね、かなり長いこといろんなところを回っていたっていうね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あれ?『YELLOW TAPE』も今年?

(渡辺志保)『YELLOW T△PE 3』もそうですね。今年ですね。すごいですね。働き者ですね。そりゃ車も買うわっていう感じがしますけども。いまも幾度となく話に出ましたが、昨日、恵比寿のリキッドルームでワンマンライブを成功させて。いや、すごい。前半、それこそモブ感っていうか。『Dirt Boys』とかもDutch MontanaさんとLootaさんが出てきてすごい世界観を醸し出していたし。あと、結構初っ端のあたりで『ビッチのカバンは重い』をKOHHくん、パフォームしてたんですけど。あそこに集った千人近いお客さんが『ビッチのカバンは重いー♪』っていうのを一斉に合唱してて。『日本のシーンもここまで来たか!』みたいな。すげーな!って。あと、みんなやっぱりめちゃめちゃライオットっていうか暴動か?っていうような感じでね。若者もすごい盛り上がってましたしね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。

(渡辺志保)本当に、トータルすごいパフォーマンスを見させていただいたという感じがしますけども。今日はなんとKOHHさんからエクスクルーシブ・リミックスチューンが届いておりまして。さすがでございます。『INSIDE OUT』。

(HIPHOP HYPE!の中の人)いろいろ仕込んでますね。

(渡辺志保)はい。初オンエアーさせていただきたいんですけど。以前に私もオープニングチューンで紹介したんですが。フランスにブロマンス・レコーズ(BROMANCE RECORDS)っていうDJレーベルがあるんですね。で、そこのボスがブロディンスキ(BRODINSKI)っていうんだけど。そのブロディンスキとシャイ・グリーズィー(Shy Glizzy)の『War』っていう曲をご紹介したことがありまして。

渡辺志保 パリ・ロンドンのヒップホップシーンの盛り上がりを語る
渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でパリやロンドンなどヨーロッパのヒップホップシーンの盛り上がりについて紹介していました。 (渡辺志保)はい。というわ...

その時にも、カニエとかドレイクがいまUKとかフランスの若い衆とつるんで面白いことをしてるんだよっていう話をしたんですけども。ブロマンス・レコーズが来年1月15日に出す『HOMIE LAND 2』というコンピアルバムがあるんですけど。そこにKOHHくんをフィーチャーしてて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)すごいね。

(渡辺志保)すごい。そのパリのアングラの波がKOHHをとうとうキャッチしたっていう感じなんですけど。サム・チバ(Sam Tiba)という名前のDJの子がいるんだけど。このサム・チバくん自身がすごいKOHHくんの大ファン。あと、なんかSEEDAさんのこととかすご好きみたいで。前に来日した時に、一緒にCastle Recordsまで行ったんですよ。そしたらKOHHくんの『Yellow T△PE』とあと、MARINちゃんのアルバムを買っていて。『おおー!』って思って。

(HIPHOP HYPE!の中の人)それは志保セレクション?

(渡辺志保)いやいや、ジャケ買いみたいな感じで選んで。はい。で、そのサム・チバくんが自分の大好きなKOHHくんの、その名も『Paris』でございますね。KOHHくんが実際にパリでレコーディングした『Paris』をサム・チバくんがリミックスしまして、来年発売するということでございますので。今日はそれを初オンエアーしたいと思います。では、ベストジャパニーズヒップホップアーティストKOHHで、『Paris Sam Tiba Remix』。

KOHH『Paris』



(渡辺志保)はい。というわけでいま聞いていただいておりますのはベストジャパニーズヒップホップアーティストKOHHのですね、『Paris Sam Tiba Remix』でございます。KOHHくん、そうですよ。ちょっと前にインタビューさせてもらって。年明けの『WOOFIN’』にも載るんですけど。ちょっと、やっぱり彼はね、他のラッパーとやっぱり違うなみたいなのをこう、いろいろね。

(DJ YANATAKE)来年ね、また『DIRT』の全国ツアーが始まって。なんかすごいロック系の人がやるようなすごい狭いライブハウスツアーを。

(渡辺志保)全国16ヶ所だったかな?回るっておっしゃってましたね。

(DJ YANATAKE)なんかちょっとその、違う感じやってくれるのが面白いなって思いますね。

(渡辺志保)本当にね、楽しみなところでございますが。DJ TY-KOHさん、聞いていただいております。『おっ!INSIDE OUTに選ばれるのは素直にうれしい』。ありがとうございます。そしてKOWICHIさんも『祝!(クラッカーの絵文字)』ということでね、つぶやいていただいております。


(渡辺志保)(ツイートを読む)『KOHH初めてを見たのは3年前のばいんばいん。正直ここまで大成するとは思わなかった』。たしかに最初、いまの主人と一緒にイベントをやったのが4年前か3年前ぐらいで。その時、SQUASH SQUADとチェリーブラウン(Cherry Brown)をライブに呼んだんですよ。そしたらSQUASH SQUADの客演でKOHHくんが1曲だけ。まだ『YELLOW T△PE』を出す前のKOHHくんが。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そこで『YELLOW T△PE』を最初に歌ったんだよね?

(渡辺志保)その2回目がKOHHくんの『YELLOW T△PE』のリリパとしてやらせていただいて。なので、個人的にもKOHHくんの成功をお母さんみたいな感じで。

(HIPHOP HYPE!の中の人)じゃあもう、渡辺志保が発掘したと言っても過言ではない?

(渡辺志保)ぜんぜん。あの、『Purple Swag Remix』のPVを撮った時に318に教えてもらったのがきっかけですね。KOHHくんを知ったのは。

(HIPHOP HYPE!の中の人)なるほど。そう言えば僕らはなんか、スクリューのをやりましたね。

(渡辺志保)そうそう。私たちね、KOHHくんの『YELLOW T△PE』のスクリューバージョンのお手伝いなんかもね、しまして。いい思い出ですね。本当に。思い出がたくさんでございます。というわけで、ベストジャパニーズヒップホップアーティスト・オブ・ジ・イヤーはKOHHでした。というわけで、次の部門を発表させていただきたいと思います。ベスト・プロデューサー・オブ・ジ・イヤー!メトロ・ブーミン(Metro Boomin)『Want Some More』!

(DJ YANATAKE)イエーイ!まあ、これもね。

(渡辺志保)メトロ・ブーミンですよ。今年、私の中ではハスラー・オブ・ジ・イヤー。自分の中での部門はやっぱりフューチャー。いちばん、今年1年ハスリンしてたなっていうラッパーは私の中ではフューチャーなんですけど。ミックステープも出して、自分のオリジナルアルバムも出して。かつ、ドレイクとのコラボなんかも出して。やっぱりそこでいちばん暗躍していたビートメイカーっていうのがメトロ・ブーミンかなっていうね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)なるほどね。そうかもしれないですね。

(渡辺志保)なので、フューチャーの諸作プラス、あと、トラビス・スコット(Travi$ Scott)のね、『3500』。あれも手がけていたりとか。本当にアトランタ産、サウス産のビートを今年、いちばん多く作ったのがメトロ・ブーミンとか。あと、ソニー・デジタル(Sonny Digital)とかね、あのへんのヤバかったですけどね。別に今年から活動を始めたわけではもちろんないんですけど。2015年はそのアトランタのトラップビートの盛り上がりみたいな。K・キャンプ(K Camp)とかケヴィン・ゲイツ(Kevin Gates)とかもすごかったし。そのへんの盛り上がり。2015年はすごく感じた1年でしたね。

(DJ YANATAKE)曲、行っちゃいましょうかね。

(渡辺志保)はい。じゃあこのメトロ・ブーミンの今年の代表的と言ってもいいんじゃないでしょうか?ドレイク&フューチャーで『Jumpman』。

Drake & Future『Jumpman』



(渡辺志保)というわけで、いまお送りしておりますのはベスト・プロデューサー・オブ・ジ・イヤー。メトロ・ブーミンの今年の代表曲。ドレイク&フューチャーで『Jumpman』でした。

(DJ YANATAKE)チェリーブラウンがビートジャックしてましたね。かわいい感じの(笑)。

(渡辺志保)『Jumpman』もね、あのアルバムからこれだけ流行るとは思いませんでしたけども。

(DJ YANATAKE)これもミクステというか、サプライズリリースだったとか。で、この大物同士っていうのが、このへんがキーワードだったかな?

(渡辺志保)そうですね。『What a Time to Be Alive』というのがいきなりドロップされましたけども。というわけで、ベスト・プロデューサー・オブ・ジ・イヤーはメトロ・ブーミンでした。続きまして、こちらの部門の発表です。ベストR&Bソング・オブ・ジ・イヤー。こちらもザ・ウィークエンド(The Weeknd)『Can’t Feel My Face』!

(DJ YANATAKE)イエーイ!これも文句なしなんじゃないんですかね?

(渡辺志保)今年、このウィークエンドの大ヒットを誰が予想しただろうか?っていう感じが。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ちょっと前までかなりアンダーグラウンドな存在だったのに。

(渡辺志保)この間、タワーレコードさんに行ったら彼のファーストミックステープ。『House Of Balloons』のアナログが売っていたんですけど。あれとか、本当に全曲マジで女の子にドラッグ食わせてハメるみたいな、そういう曲しかないのに・・・

(DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)『キーボードに白い粉を撒いて鼻から吸う』みたいな、そういう曲しかないのに・・・すごい!こんだけ成功してすごい!みたいな感じがしましたけれども。

(DJ YANATAKE)この曲、たしかあれですよね。いちばん最初、アップルの発表会で。

(渡辺志保)ドレイクがプレゼンターしたやつですね。

(DJ YANATAKE)そうそう。で、いきなりこれか!と思って。で、曲調も急に変わった感じもしたし。でも、いきなりもうチャートをバーン!って一位に行って。そっからはもう出す曲が全部一位っていうかさ。

(渡辺志保)そうですね。『The Hills』とかもね、ずーっと一位でしたもんね。

(DJ YANATAKE)『The Hills』もね、本当にいい曲ですよね。



(渡辺志保)一時、ビルボードが一位がザ・ウィークエンド、二位がドレイク、三位がジャスティン・ビーバー(Justin Beiber)でカナダのアーティストが占拠した週がいくつかあって。本当に、なんて言うんだろう?いま、アメリカのポップスシーンって、当たり前だけど、アメリカだけじゃないんだなって。まあ、カナダのアーティストはね、元からたくさんいましたけど。なんかここまで、しかもザ・ウィークエンドなんてこんな風に入るとは思ってなかったなって。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ねえ。いまやね、『マイケル・ジャクソンの再来じゃないか?』みたいなね。

(DJ YANATAKE)この曲は特にそうだよね。

(渡辺志保)ちょっとズルい感じもしますけども。じゃあ、ここで聞いていただきましょう。ザ・ベストR&Bソング・オブ・ジ・イヤーに選出しましたザ・ウィークエンド『Can’t Feel My Face』。

The Weeknd『Can’t Feel My Face』



(渡辺志保)はい。いまお届けしておりますのはザ・ベストR&Bソング・オブ・ジ・イヤー。ザ・ウィークエンドで『Can’t Feel My Face』。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ウィークエンド、日本に来てましたっけ?なんかで。フェスで。

(渡辺志保)今年でしたっけ?プライベートっぽい感じで・・・去年かな?なんか来てましたよね。会えなかったけども。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ビデオ撮影で来てた?

(DJ YANATAKE)なんか昔、日本語の入ったTシャツとかいっぱい作っていたよね。ジャケとかね。

(渡辺志保)木曜日のね、『Thursday』のとか。

(DJ YANATAKE)ちょっと来日公演ないかな?って思ってますね。ザ・ウィークエンドね。

(渡辺志保)2016年あたり、期待したいところでございます。というわけで、ベストR&Bソング・オブ・ジ・イヤーはザ・ウィークエンドで『Can’t Feel My Face』でした。

(DJ YANATAKE)そろそろ、もう残すところあとふたつですよね。おおー!みんなはどうなんでしょうかね?

(渡辺志保)みなさんもTwitter上でどしどし、今年の1曲、今年の俺の私の1曲ございましたら、Twitterで教えてください。ではここで、ベストソング・オブ・ジ・イヤーの発表とまいりましょう。

(DJ YANATAKE)ベストソングね。シングルっていう感じかな?

(渡辺志保)シングル。ベストソング・オブ・ジ・イヤーはこちらです。おっ、軽快なイントロが流れてきましたけども。こ、れは・・・ベストソング・オブ・ジ・イヤーはドレイクで『Hotline Bling』!

(一同)イエーイ!

(渡辺志保)どうでしょう?もう、ドナルド・トランプからオバマ大統領までが夢中になったこの『Hotline Bling』。『INSIDE OUT』でも何回も紹介していますけども。この曲って。あの、もともとね、今年はドレイクとミーク・ミル(Meek Mill)のビーフなんていうのもありまして。

渡辺志保 ドレイク VS ミーク・ミル ビーフ総まとめ
渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』でドレイクとミーク・ミルのビーフを総まとめ。ビーフの発端となったドレイクのゴーストライター問題などをNORIKIYOさん、DE...

(HIPHOP HYPE!の中の人)うん。

(渡辺志保)その前にドレイクが『If You’re Reading This It’s Too Late』っていうね、サプライズアルバムのリリースなんかもありましたけども。なんかもう今年、私の中では本当ドレイク、かなりこれまで以上にハッスルハッスルだったなっていうね(笑)。

(DJ YANATAKE)まあね、ハスラー・オブ・ジ・イヤーはね、たしかにフューチャーかドレイクかっていう感じなんじゃないですかね。

(渡辺志保)ベストコラボとかも、フューチャーとドレイクの曲全部!っていう感じもひとつ、あるんですけども。でも、この『Hotline Bling』さ、もともとはD.R.A.M. っていう。彼も今年、ビヨンセ(Beyonce)とかエリカ・バドゥにフックアップされてかなりブレイクしましたけど。そのD.R.A.M. の『Cha Cha』っていう曲のリミックスとして最初は発表されていたんですけど。それが、あれよあれよと『Hotline Bling』の方が一人歩きして。で、まあビルボード・チャート総合、最高二位ですか。で、しかもかなりロングランなヒットソングになりましたけども。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ジャックされまくりで。

(DJ YANATAKE)ジャックされまくりで。ビデオもね。パロディー氾濫しまくっちゃって。本当に。しかも、この『Hotline Bling』っていうタイトル自体も一時スラング化っていうか。元カノ、元カレからの『よりを戻したい』とか『一発やらせて』みたいな連絡を『あ、Hotline Blingが来た』みたいな。そういう、スラング辞書にも載っているんですよね。ネットの。『Hotline Blingとは・・・』みたいな。なのでやっぱりそういうところもドレイク、すごいなと思う。

(HIPHOP HYPE!の中の人)うんうん。

(渡辺志保)これも以前、私、『INSIDE OUT』でも話しましたけども。たくさんリミックスが出ている中で、私が選ぶ最高のベスト・リミックスはキーシャ・コール(Keyshia Cole)の、『あんた、昨日の夜もどこで誰とシャンパン飲んどったんや!?』っていうね。『私の知らん女と!』っていう感じの・・・

(DJ YANATAKE)(笑)。力、入ってますねー。

(渡辺志保)怨念こもった感じの・・・

(HIPHOP HYPE!の中の人)実体験があるのか。

(渡辺志保)いやいや、ちょっとね、フィクションでございますけども。『キーシャ・コール、すげー!もっとやれ!』みたいなね、感じの。まあ、たくさんリミックスも出ていますので、まだ未チェキの方はぜひとも聞いてください。では、ここでさっそく聞いていただきましょう。ベストソング・オブ・ジ・イヤーはドレイクで『Hotline Bling』。

Drake『Hotline Bling』



(渡辺志保)はい。いま聞いていただいておりますのはベストソング・オブ・ジ・イヤー。ドレイクの『Hotline Bling』でございました。

(DJ YANATAKE)まあ、他にもたくさんあったけど、これはもう文句がつけようないかな?これは、とりあえずね。

(渡辺志保)これは本当にね、悩みましたよ。

(DJ YANATAKE)まあ、上半期はね、志保とAKLOがさっきも言いましたけどもカニエ・ウェストの『All Day』とか。フェッティ・ワップの曲なんかも、どれを選んでもいいんだろうし。あれですけど。僕はトラビス・スコットの『Antidote』がね、結構・・・俺的にはスルメヒットっていうか。もうどんどんどんどん好きになっていって。



(渡辺志保)そうね。『Don’t you open up that window♪』っていうやつですね。

(DJ YANATAKE)そうそう。あれ、いまクラブでかかると本当にうれしい1曲ですね。

(渡辺志保)結構いろんなジャンルのDJの方がかけているような印象もしますね。トラビス・スコットに関しては。

(DJ YANATAKE)中の人はどうですか?シングル的には。

(HIPHOP HYPE!の中の人)シングル、なんだろうな?フェッティ・ワップ?

(渡辺志保)おっ!

(HIPHOP HYPE!の中の人)ミーゴス?

(DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)『Look At My Dab』がね、いま流行ってますからね。

(DJ YANATAKE)Dabは、先週結構話したんですけど、すごい流行ってますね。

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(DJ YANATAKE)さて、残す所あと1曲。もう時間もあれですけど。

(渡辺志保)その前に、中の人からベストムービー・オブ・ジ・イヤーとかは、よろしいですか?挟んでいただいて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)『ストレイト・アウタ・コンプトン』。

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(DJ YANATAKE)おおー!

(HIPHOP HYPE!の中の人)きゃりーぱみゅぱみゅモネ。

(渡辺志保)きゃりーぱみゅぱみゅさんもご覧になったとかでね。


(DJ YANATAKE)僕もちょうど週末に2回目。試写会と映画館。バルト9の夜中の回に行ってきましたよ。ど真ん中の席を予約して。

(渡辺志保)なんかちょっと試写の内容とは若干違うところがあったとか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)なんかシーンが増えていて、字幕も。

(DJ YANATAKE)字幕がすごい洗練されているっていうか、わかりやすくなっていた。

(渡辺志保)なるほど。なるほど。そうなんですね。私も年末年始に実家に戻った際にHタウンこと広島ことカープトンでちょっと『ストレイト・アウタ・コンプトン』を・・・

(HIPHOP HYPE!の中の人)やってんの?

(渡辺志保)やってますよ!

(DJ YANATAKE)全国ロードショーですよ。

(HIPHOP HYPE!の中の人)えっ?全国ロードショーなんだ。すごい。

(渡辺志保)広島で見ようかなって。まあいろいろね、今年は『ストレイト・アウタ・コンプトン』に牽引されるようにDr.ドレ(Dr.Dre)のアルバムがあったりとかね、N.W.A.の再発ものがあったりとかするところもございましたから。

(HIPHOP HYPE!の中の人)勝手に来年はN.W.A.の再結成を期待してるんですけどね。コーチェラあたりでね。

(DJ YANATAKE)あの、映画で言っていた、あれが!?みたいなね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうそうそう。でね、ホログラムで。イージー・E(Eazy-E)が。

(DJ YANATAKE)出た!ありそう(笑)。ありそう(笑)。

(渡辺志保)あり得ますよ(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)N.W.A.& The Posseとかにしておいて、スヌープとかエミネムとか出すんですよ。

(DJ YANATAKE)でも、1回エミネムをメンバーに入れてN.W.A.のツアーをするなんて噂があって。速攻否定されてたけど

(HIPHOP HYPE!の中の人)っていうかね、長くなっちゃいますけども。昔、イージー・Eが亡くなる前にN.W.E.っていうグループをドレとかアイス・キューブ(Ice Cube)とかMCレン(MC Ren)が組むっていう風に。

(渡辺志保)『E』は何の?

(HIPHOP HYPE!の中の人)それはですね、『Niggaz Without Eazy』。

(渡辺志保)ええーっ!?(笑)。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そういう噂があって。『あ、それすげーな』って思っていたんだけど。やっぱりそういうトピックは、ネタバレになっちゃうけど、『ストレイト・アウタ・コンプトン』からもね、もう抹殺されているっていうね。ぜったいね、あんな最後和解してないと思うんだけど。

(渡辺志保)まあいろいろ、みなさん、まず見てから、一緒にお話したいと思います。ありがとうございます。というわけで、ベストソング・オブ・ジ・イヤーでドレイクの『Hotline Bling』。そして中の人が選ぶベストムービー・オブ・ジ・イヤーは『ストレイト・アウタ・コンプトン』というわけで。

(HIPHOP HYPE!の中の人)『あと1センチの恋』っていうのもいい映画でしたけど。ちょっとあれ、去年。2014年12月公開だったんで。調べたら。

(DJ YANATAKE)(笑)。まあでも、12月は入れていい気がするけどね。

(渡辺志保)12月問題は常につきまといますよね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)リリー・コリンズ、なかなかかわいかったんで。『あと1センチの恋』。

(渡辺志保)DVDでチェックします。はい。というわけで、最後の部門の発表になりました。最後、ベストアルバム・オブ・ジ・イヤー!『INSIDE OUT』のメンバーが選んだのは、ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』!

(一同)イエーイ!

(渡辺志保)いや、これも文句なしというか。どのイヤーエンドチャート。年間ベストチャートを見ても、やっぱりジャンルを問わずね、一位はこのアルバムを選んでいるメディアの多いこと。そしてこのアルバムの完成度の高いことっていうのがね、もう本当に、これこそスルメアルバム。いまだに聞くたびに発見がありますし。この『INSIDE OUT』でもAKLOくんがすごく丁寧な解説をしてくれましたけれども。

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(DJ YANATAKE)うん。

(渡辺志保)本当、サウンド面ももちろん素晴らしいし。あとはなんと言っても構成ですかね。私がいちばん心をひかれたのは。聞いていると、ケンドリック・ラマーの一人芝居を見ているかのような。いろいろ、シーンのシチュエーションが浮かんできたりとか。彼の感情みたいなものがいかに言葉にしてぶつけるか?っていうものをすごく感じましたし。ラップの持つ可能性っていうか。そういったものをまた一段と広げてくれたかな?という風に思います。で、これも『INSIDE OUT』で何度となく話していますけども。『Alright』という曲がね、グラミー賞にもノミネートされてますけども。これがひとつ、今年2015年のアメリカにおけるプロテストソング。まあ、シュプレヒコールみたいな使われ方をして。

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(DJ YANATAKE)そうだね。

(渡辺志保)そういったムーブメントってここ数年、シーンを見てもなかったですし。私は90年代前半のヒップホップの、アメリカのシーンがどんなだったか?っていうのは体感していないからわからないですけど。なんかその熱さっていうか、みんなが彼を求めているんだみたいな感じの熱さっていうのをね、今年はすごいケンドリックに感じました。というわけで、まずはこの曲をここで聞いていただきたいと思います。今年のベストアルバム・オブ・ジ・イヤーはケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』から1曲、聞いてください。『Alright』。

Kendrick Lamar『Alright』



(渡辺志保)はい。いま聞いていただいておりますのは『INSIDE OUT』が選ぶザ・ベストアルバム・オブ・ジ・イヤー。ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』から『Alright』でございます。

(DJ YANATAKE)こちらですね、AKLOさんにもアンケートを取った所、AKLOさんもまあやっぱり、全体として見ると『To Pimp A Butterfly』になっちゃんですよねと。これはもう、認めるしかない感じがあると思います。で、まあ下半期で考えると、さっき言ったブライソン・ティラーとかがよかったかなと。で、AKLOさんのベストソング。上半期は『All Day』だったね。下半期っていうことだと思いますけども、ザ・ゲーム(The Game)の『El Chapo』。



(渡辺志保)えっ?意外(笑)。

(DJ YANATAKE)彼はですね、メキシコのあれなんで。メキシコのカルテルのボスをね、ずっと追いかけていたらしいです。

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(渡辺志保)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)ドラマのね、『ナルコス』も。

(DJ YANATAKE)あと、やっぱりね、スペイン語が多く入っていたんで、結構ツボに入ったみたいですね。

(渡辺志保)いやー、参考になりますね。

(DJ YANATAKE)まあいずれね、AKLOさんもタイミングいい時にね、こういう機会に呼んでみたいと思いますけどね。

(渡辺志保)お招きしたいです。本当、今年ビッグアルバム、私も今日、いろいろ思い出してみると、今年の2月のグラミーアワードでも、プリンスが『みんな、覚えてる?アルバムってまだ存在するんだよ』みたいな感じのことを言ってましたけど。

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(渡辺志保)それが別に引き金になったわけではないと思うけど。今年、本当ケンドリックもそうだし、さっきのドレイクもそうですし。エイサップ・ロッキーとか、トラビス・スコットなんかもすごいアルバムを出してくれたりとか。あと、Dr.ドレが16年ぶりにアルバムをリリースしたり。もう1回、ヒップホップアルバムのアートフォームとしてのアルバムみたいなものが見直されているのかな?みんなアルバムを作りたいシーズンなのかな?ってね、思いましたので。来年もひとつ。カニエの『SWISH』もそうですけど、楽しみなところですね。

(DJ YANATAKE)HIPHOP HYPE!的にはどうですか?ベストアルバムっていうか、他に好きだったアルバムみたいなのは?

(HIPHOP HYPE!の中の人)ええっ?『Compton』じゃないですか。でも、やっぱり。

(渡辺志保)やはり。でも、中の人的には『Compton』はどういうところがグッと来るポイントっていうか。ありますか?

(HIPHOP HYPE!の中の人)なんかね、シングルヒットとか、別に飛び抜けてすごいいいっていう曲があるわけじゃないんだけど。アルバム全体として、こう、何度も聞いたのが『Compton』だったかな?っていう。さっきの映画との絡みとか。あと、アップルミュージックの立ち上げとかも上手く絡めて。

(渡辺志保)たしかにね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)もう巨大企業。ユニバーサル・ピクチャーズとアップルとインタースコープと・・・みたいな。デカい会社3つをまたいで、すごいプロジェクトを出すみたいな。

(渡辺志保)ビリオネアっていう感じがしますけども。でも本当にあのアルバムを聞くと、アイス・キューブとかスヌープ・ドッグとかも自分のソロ曲ではぜったいにしないようなスピット具合っていうか。みんな、おじさんたちが本気でラップしてる!みたいなのを感じましたね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)そうですね。コールド187um(Cold 187um)っていうね、Above The Lawの人もね、あそこに駆りだされてね。そういうところはちょっと涙目っていうね。感動して。

(渡辺志保)ありがとうございます。というわけで、『INSIDE OUT』が選ぶベストアルバム・オブ・ジ・イヤーはケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』でございました!

(DJ YANATAKE)イエーイ!これは文句なしですね。

(渡辺志保)というわけで、全ての部門の発表が終わりましたけども。いやいや、俺のベストアルバムはこれだ!とか、俺のベストソングはこれだ!っていうのがあれば、ぜひとも教えてほしいと思います。

<書き起こしおわり>

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