ピエール瀧 日本シリーズテレビ中継の煽り文句の違和感を語る

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ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でフジテレビの日本シリーズ中継を見ていて気になった煽り文句について話していました。


(ピエール瀧)それよりも昨日、笑ったのがその、テレビでね、8chが中継してたじゃないですか。で、8chが中継して、最近、中継とかスポーツものになると煽りが出るんですよね。画面に。『逆転ナントカ、どうした』とか。『三連発の山田がどうだ、こうした』とか。『トリプルスリー対決が・・・』みたいなやつが、バンバン出るじゃないですか。

(赤江珠緒)文字が出ますね。

(ピエール瀧)あそこでちょうど昨日、出ていたやつが、『神宮球場で勝率六割六分七厘のヤクルト、この後逆転なるか?』ってなっていたんですよ。

(赤江珠緒)ほー。

(ピエール瀧)これ、 『日本シリーズでタイに持ち込めるか?逆転いけるか?』っていうやつが出て。まあ、そこで見ると『勝率六割六分七厘って、結構な勝率じゃん?』って思うんだけども。

(赤江珠緒)ホームで強いんだっていう。うん。

(ピエール瀧)でも、よーく考えると、『三試合に一試合負ける』っていうことですから(笑)。『神宮三連戦は一試合は負けるよ』って言っている・・・煽り文なんですよね。

(赤江珠緒)なるほど(笑)。それ、微妙な数字ですね。そう思えばね。

(ピエール瀧)なんの励ましにもなってねーなと思って。この三連戦(笑)。『みっつ勝つんだ!』っていう気持ちでいかないといけないところを、『勝率六割六分七厘・・・じゃあ、負けるんじゃん。一個は』っていう(笑)。それが昨日の試合なのかな?と思って(笑)。

(赤江珠緒)そうですか(笑)。それを掲げられても・・・みたいな。

(ピエール瀧)っていうので、どういうつもりで見たらいいのかな?と思いながら見てましたけども。

(赤江珠緒)ああ、なるほどね。そっかー。

(ピエール瀧)最近、そういうのありますよね。なんか。

(赤江珠緒)そういう細かい、なんか見つけると面白いところ、ありますよね。

(ピエール瀧)細かい見つけもあるし、なんかもうトンチンカンな煽りみたいなやつもね、結構そういうの、あるじゃないですか。

(赤江珠緒)そうですか?

トンチンカンな煽りで萎える

(ピエール瀧)割と、なんです?あんまりね、野球とか見ない女性とか、そういう人に向けてわかりやすく・・・っていうのはあるんでしょうけどもね。まあ、ああいうのを見ると、萎えますよね。正直ね(笑)。

(赤江珠緒)そうですね(笑)。

(ピエール瀧)うん(笑)。ずーっと出てる意味、ないんだもん。だって。で、その上でやっていたのがなんか、『ネットでもいろいろ情報が見れるよ』っていうことで。そこで出ていたのが、選手の年俸情報って出てて(笑)。『いま、いる?それ』っていう(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。どうしているんでしょう?やっぱりちょっと情報が・・・

(ピエール瀧)ねえ。『グラゼニ』の森高さんだけでしょう?それを見て喜ぶの(笑)。

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(赤江珠緒)来ていただきました(笑)。いや、でもね、情報過多なのかな?世の中ね。だからその情報の扱い方がもう、難しくなっているんじゃないですか?以前、私この番組で言いましたけど。温泉を巡ったところ、『地域一の大きさ』みたいに書いている、それを売りにしているところがあって。

(ピエール瀧)はいはいはい。

(赤江珠緒)ねえ。日本一でも、東洋一でもなく、地域一、みたいなね。『どこよ?その地域って』っていうこと、ありましたけど。ちょっともう、難しいのかもしれないですね。

(ピエール瀧)いや、だから出さなきゃいいのにって思うんですけど。そういうの。

(赤江珠緒)ああー。もうそういうの、なし?

(ピエール瀧)出さなきゃダメなのかな?やっぱり。

(赤江珠緒)なんかもう、テレビとかも字幕とか出すの、当たり前になってますもんね。

(ピエール瀧)そうでしょう?

(赤江珠緒)でもここね、それは15年ぐらいのことだって言ってましたよ。テレビマンの方が。だから、制作現場にいた人で、いまでこそ、報道の番組、ニュース番組でも下に文字が出るじゃないですか。で、その人はずっとね、海外の支局にいたんです。で、10年ぐらい向こうにいて帰ってきたら『びっくりした。ニュースに全部文字が出るようになっていて。俺、そんな編集したことないから、できないかもしれない』っていうことをおっしゃってましたから。

(ピエール瀧)ああー。

(赤江珠緒)ここ最近なんですね。

(ピエール瀧)やっぱりそうでしょうね。なんでなんだろうね?

(赤江珠緒)ねえ。うーん。もう『細かな情報を出してます』みたいなのを競うようになってきているのかな?

(ピエール瀧)かな?あれね、まあまあ萎えますよね。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)『落ち着いて見たいな』って思う。

(赤江珠緒)なるほど。

(ピエール瀧)ですけどもね。野球、しかも日本シリーズとかさ、緊張して見たいんですよね。こっちは。やっぱり日本一を決めるっていうところですから、緊張して、集中して見たい中、その『勝率六割六分七厘』っていうのが出たりとか、年俸情報みたいなやつとか。その感じのやつとかね・・・まあまあフジテレビがそれ、入れたがるんですよね。

(赤江珠緒)はー。

(ピエール瀧)『不敗神話』とかすぐ入れたがる感じっていうか(笑)。

(赤江珠緒)ああ、そうですね。そうかー。あと、『絶対に負けられない』とかも、テレ朝とか、サッカーとか入るじゃないですか。でも、そうなると『えっ、これも負けられないの?』みたいなね。『これはどれぐらい負けられないの?』っていう。

(ピエール瀧)いや、負けていい試合なんか、ないでしょう?

(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。だんだんわからなくなってくる(笑)。

(ピエール瀧)国家間の試合において。ねえ。そりゃ、みんなそのつもりで見てますよ!っていう。ねえ。

(赤江珠緒)難しいですね。煽りってね。

(ピエール瀧)そうなんですよね。で、それがまたね、前半で2点とか入れられちゃうと、『負けられない戦いが・・・』っていうのが途中で変わったりするじゃん。

(赤江珠緒)(笑)。そこで打ち込む。

(ピエール瀧)カチャカチャカチャ・・・みたいなやつをね。その感じってさ。

(赤江珠緒)みなさん、やっぱり試行錯誤されながらね。

(ピエール瀧)いや、バカにされている感じがするんです。それってなんか。

(赤江珠緒)そっかー。だからレベルがあるんじゃないですか?瀧さんみたいに野球がよくわかっている人はやっぱりもっと違う情報を出してほしいっていう人もいるし。本当に、そこまでわかってないっていう人は、まずこれはそもそもどういう試合なのか?とか。っていう、間口を広くする意味でのことなのかな?

(ピエール瀧)だからそうでしょう?知らない人、わからない人のためには、なぜこの試合は熱くやっているのか?っていう。

(赤江珠緒)だからそのスーパーの文字も上級編、初級編、中級編に変れたらいいんじゃないですか?

(ピエール瀧)ああー、それ、いいっすね。はい。それ、いいかも。

(赤江珠緒)初級編の人は、『この試合は絶対に負けられない』とか『いま三勝ニ敗』。

(ピエール瀧)『あとひとつストライクでアウト』みたいな。

(赤江珠緒)そうそうそう。そういう感じにするとか。ねえ。で、本当に上級の方は、『この試合までで何年目で、この打席がいま、このピッチャーとの対戦成績は実はほぼバッターが勝っている』とかね。そういう累積の情報とかをのせると楽しいんじゃないですか?

(ピエール瀧)まあ、それはありますけどね。でも、あれを出されるとさ、すごいこっちが頭よくなった気になっちゃって。その、コース配球とか、変化球との割合とかも出るじゃないですか。あと、第一打席、ファーストストライク後の打率みたいなやつとかも全部出るんで。なんかこっち、全部それわかっている気になっちゃって。

(赤江珠緒)うん。

(ピエール瀧)もう、なんでしょう?ねえ。答え導き出すというか。な、感じで見ちゃうんですよね。

(赤江珠緒)ああー。もうヒントが多すぎて?はー。

(ピエール瀧)まあ、それは上級の人とかね、楽しんでる人はもちろんいいんですけど。もっと素朴に見たいんです。こっちは。

(赤江珠緒)はー、なるほど。もうちょっと、素うどん的に?飾り、特に無しでと。

(ピエール瀧)素うどん的に。そうね。で、いいんじゃないの?と思うんですけど。

(赤江珠緒)なるほどね。そういうのも選べたらいいんですかね?

(ピエール瀧)だから数字をさ、コンマ1でも、0.01でもやっぱ稼がなきゃ!っていうのがあるんだろうね。やっぱり。局的にはね。

(赤江珠緒)まあ、あるでしょう。あと、なんか他の局との違いも出していこうってうのもあるでしょうしね。

(ピエール瀧)あるでしょうからね。そういうのを見てるとね、やっぱりね、なんかね・・・

(赤江珠緒)やっぱこう、人間ってだんだんだんだん、前よりは良くしていこう、良くしていこうっていうところがありますからね。うん。

<書き起こしおわり>

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