渡辺志保 Drake『Hotline Bling』に女子アンサーが多い理由を語る

渡辺志保 Drake『Hotline Bling』に女子アンサーが多い理由を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でドレイクの『Hotline Bling』についてトーク。この曲が女性からのアンサーやビートジャックが多い理由について話していました。

(渡辺志保)ではここでですね、私的推しチューンをもう1曲、紹介したいと思います。これ、Twitterでも私、以前につぶやいたんだけど。もともとね、ドレイク(Drake)の『Hotline Bling』っていう曲がちょうどミーク・ミル(Meek Mill)とのビーフの直前ぐらいに発表されたんですけども。『Hotline Bling』って、ドレイクのオリジナルチューンをキーシャ・コール(Keyshia Cole)がビートジャックしましたよって曲をいまからかけたいんですけども。

まず、この『Hotline Bling』っていう曲なんだけど、これはドレイクが『夜中になると俺の元カノがいっつも携帯に電話してくるんだよね。理由はただひとつ。わかるだろ?』っていうね、ちょっと夜中、人肌恋しくなったら元カノについつい電話しちゃう男の子ね。KOWICHIさん、いまね、『うんうん』って頷いてますけども(笑)。KOWICHIさんも夜中にHotline Blingしてるんでしょうか?っていう(笑)。

ドレイクの元カノソング

はい。それはまた別の話になりますけども。まあ、そういう曲なんですね。で、元カノ。結構ドレイクの元カノね、もう特定されてるんだけど。奔放な女の子だったらしくて。で、リリックの中にも、『君はどんどん服の面積が小さくなって、そのかわり外に出かけることが多くなった』とか。『俺はちょっと取り残された気持ちで地元トロントを後にしたんだよ』みたいなリリックがあったりして。

そういうさ、ドレイク、結構昔から『Marvins Room』とかもそうだけど、元カノチューン、多いんだよね。で、結構人によっては『またジメジメしたことを歌いやがって!』って思うんだけど。ドレイクの歌う元カノチューン、私もなんか知らないんだけど好きで。『ほうほう、こういう経験があったのか!』みたいな感じで、こうね。野次馬的に聞いちゃうんだけど。

で、この『Hotline Bling』がちょっと面白いのは、男性からのアンサーじゃなくて、女性からのアンサーとか女性のビートジャックがすごく多くて。それも、なんかさっきさ、KOWICHIくんとのお話で言いましたけど。KOWICHIくんも、なんかTwitterとかでもさ、女の子がKOWICHIくんのリリックをつぶやいていることとかもよく見るし。なんかドレイクの『Hotline Bling』のトレンドと、いまのKOWICHIくんの『SheCRET』のトレンドってちょっと似ているなと思って今日はこの曲をピックアップしたんですね。

で、オークランド出身のケラニ(Kehlani)ちゃんとか、あとはつい最近だけどエリカ・バドゥ(Erykah Badu)もね、なんとこの曲をビートジャックしてて。で、ケラニちゃんは元カノの気持ちになって歌を歌っている。

で、エリカ・バドゥもだいたいそういう感じで。あとはちょっと自分のね、業界に対する鬱憤かな?っていうようなラインもチラチラするんだけど。

キーシャはね、そのパートナーに対する苛立ちを歌わせるとマジで宇宙一!で、もう聞いて私、3回ぐらいリピートしてガーッ!って聞いたんだけど。キーシャはだから、自分が付き合っている男が、どうやら元カノが連絡してきてるっぽいっていう心情をここで歌っているんですね。で、『あんたが外で私が知らない女とシャンパンを何本飲んでるか知りませんけど。どういうおつもり?あんたが毎晩毎晩、夜、外に出て。私はちょっと取り残された気持ちなんだけど、あんた、どういうつもりなの?あんたのHotline Bling、どういうつもりよ!?』っていうね、曲なわけ。

まあ、いいんだけど。で、まあうちは・・・『うちは』ってちょっとね、そういう話はこのへんでカットカットしますけど(笑)。まあ、うちは別に主人が・・・これ、何の話か?っていうね(笑)。キーシャのお悩み相談みたいになってますけどね。そういう話なんですよ。だから、もともとドレイクが7月に発表した曲だけど、いま、にわかにこの『Hotline Bling』が女の子たちの間でトレンドしてるっていうのはみなさんもね、特に女性リスナーのみなさん、知っておいた方がいいかもしれないですよっていう。

で、ちょっとね、『うちの彼氏、怪しい!?』みたいなことがあれば、このキーシャバージョンの『Hotline Bling』を聞いて心をね、鎮めるなり、彼氏に問いただすなり、アクションにね、移った方がいいんじゃないですか?っていうわけでね、私からのレコメンチューンはキーシャ・コールで『Hotline Bling (Remix)』。聞いてください。

(渡辺志保)お送りしましたのはキーシャ・コールの『Hotline Bling (Remix)』というわけで、私がいちばん好きなラインは『It’s crazy how you had me feeling left out
And everybody knows you left me stressed out』。『あんたが私をイライラさせた気持ちにして外に出てるのは、みんな知ってんのよ!』っいうラインがね、キーシャ、さすが!っていう感じがするんですけど。別にこれは個人的な感情は切り離して、『キーシャ、いいライン書くな』っていう、そういう曲でございました。

というわけで、『Hotline Bling』で私がすごい熱くなっちゃったので、KOWICHIさんを再びお迎えしたわけですけども。はい。

(KOWICHI)いやー、最高な解説ですね(笑)。本当に。

KOWICHIと『Hotline Bling』

(渡辺志保)でもさ、KOWICHIくんもたとえばドレイクとキーシャ・コール。まあ、エリカ・バドゥみたいに女の子からアンサーが返ってくるとか、女の子がビートジャックで返してくるとか。どう?

(KOWICHI)ねえ。やってもらいたいな。

(渡辺志保)ちょっと、みなさん。広く募集して。

(KOWICHI)やってください。なんか。あの・・・でも、あれか。そうか。インストがないのかな?

(渡辺志保)じゃあ、インストもどっかでゲットできるようにね。

(DJ YANATAKE)それはじゃあ、KOWICHIくんに直接相談でね。

(渡辺志保)そうですね。Twitterなんかでもできるだろうし。

(DJ YANATAKE)ニューアルバムからだったら、どの曲がそういうのに向いているだろうね?

(渡辺志保)でも、『No,No,No』とかさ。あれは女の子はさ、KOWICHIくんにもっと責任を取ってほしいとかさ、結婚してほしい!みたいな。そういう、女の子が迫るのをバックグラウンドにしてるじゃないですか。だからね、結構ね、女子アンサーはしがいがあるような気が勝手にした。できないけど、私は。

(KOWICHI)やってもらいたい。やってもらいたいね。

(渡辺志保)まあ実際、『GANGSTA BITCH』なんかはさ、自分の好みのタイプをKOWICHIくんが言って。それに、ギャングスタっぽいマリアちゃんが2ヴァース目に乗せているけど。それはでも、リミックスとかなんとかね。

(KOWICHI)そうだね。そのマリアを誘う前に、マリアはリミックスでやってもらおうかな?とかも考えたんだよね。一瞬。だから『No,No,No』とか、シンガーの人とかにやってもらったら、聞きたいなっていう感じですね。

(渡辺志保)いや、KOWICHIくんの曲はそういう風に幅のある楽しみ方がね、できそうな感じもしますし。ちなみになんかこういう深夜、特定の女の子からブリン♪ってこう、ホットラインがブリンすることは、KOWICHIさん的にはどうですか?

(KOWICHI)あるでしょう。

(渡辺志保)あるでしょう(笑)。

(KOWICHI)ありますよ。

(渡辺志保)そういう時、どうなの?『うぜー』って思うの?それとも、『おっ!』って。なんか、まんざらでもない感じになるんですかね?

(KOWICHI)うーん・・・うれしいですね。うれしいです。

(渡辺志保)なるほど。じゃあ、心当たりのある女性の方は、今夜あたりHotline Blingしてみては?(笑)。

(KOWICHI・DJ YANATAKE)(笑)

(渡辺志保)まあ、KOWICHIくんもこういうテーマでね、ビートジャック。あるかもしれない。というわけで、すいません。強引に呼び出して、こんな質問で。失礼しました。

(KOWICHI)ありがとうございます(笑)。

(渡辺志保)はい、KOWICHIさんでございました。

(KOWICHI)最高でーす。

(渡辺志保)ありがとうございます(笑)。

<書き起こしおわり>

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