横山剣少年時代のファッションのこだわりを語る

クレイジーケンバンドの横山剣さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。小さい頃からファッションにこだわりがあった剣さんが、VAN MINIを社割価格で手に入れるためにとった行動について話していました。

（小林悠）そんな剣さん、ファッションについてもやはり、こだわりがありますが。小学生の頃からファッションに興味を持っていて、VANが好きだったんですか？

（横山剣）そうですね。

（玉袋筋太郎）お洒落だなー。

（横山剣）VAN MINIっていうのがありましてね。子供ラインの。VAN MINIとかVAN BOYSっていうのがあって。それでもう、母親がちょうど、まあ母子家庭だったんで。仕事をやんなきゃいけないっていうことで。で、『VANに就職したらいいじゃん』っつったんですよ。そしたら『募集してないからダメ』ってことになって。ほいであの、渋谷の西武デパートのB館の4階に子供服売り場があって。そこにVANが扱っているんで。そこにパートで入ればいいじゃんってことで。

母をデパートに送り込み、社割でVAN MINIをゲット

（玉袋筋太郎）（笑）。お母さんを送りこんだわけですね。

（小林悠）小学生でですか？

（横山剣）はい。一応、電話で質問して。『募集してませんか？』って言ったら、『ああ、ありますよ』みたいに言われたんですよ。

（玉袋筋太郎）ええ～っ！？

（横山剣）で、親は履歴書を書いて、出したら通りまして。

（玉袋筋太郎）通って！？

（横山剣）ほいで、社員価格でVAN MINIを。

（玉袋筋太郎）素晴らしい！社員価格ですよ。夢の社員価格。これ、周りの同級生はやっぱ、VAN少年はいたんですか？

（横山剣）そうですね。あの、がんばんなくても買える、お金持ちのお子様がいたんですよね。

（玉袋筋太郎）いるんですよねー。でもそれで、お母さんがパートをすることによって、社割で買えるようになって。

（横山剣）社割で。

（玉袋筋太郎）かー！いい！

（小林悠）（笑）。小学生がお母さんを送り込むって、すごいですね。

（横山剣）プロデュースしてました。『こういう服を着ろ』とか。

（玉袋筋太郎）ああ、お母さんをですか？

（横山剣）早く再婚してほしいから。もっとこう、ミニスカートを履けとか。髪型はもっとこう、巻き毛にしろとか。

（小林悠）もっと素敵にしたらどう？って。

（横山剣）そうですね。いろいろアドバイスをしましたね。

（小林悠）あら、素敵。

（玉袋筋太郎）お母さんをプロデュースしてたんですね。

（横山剣）（笑）

（玉袋筋太郎）いや、影響がね、そういったところで。いいじゃないですか。

（小林悠）ですねえ。そんな、その3（の筋）に行きますか。そのままの流れで。思いもよらないトラブルで大ピンチに陥ったと？

（横山剣）言える範囲で。

（玉袋筋太郎）言える範囲で教えてください。

横山剣の大ピンチを救った男

（横山剣）あの、まあちょっと怖い人に、訳あってですね、新宿の某ホテルのですね、22階ですね。行くことになりまして。

（小林悠）何才の時ですか？

（横山剣）ええと、22才ですね。

（小林悠）22才。なぜか、新宿の某ホテルで。

（横山剣）某ホテルの22階。

（玉袋筋太郎）22才で22階。

（横山剣）22才で22階（笑）。ゾロ目！

（玉袋筋太郎）ゾロ目！ニャロメ！じゃねーんだ（笑）。

（横山剣）まあ、そこに行くことになりまして。訳あってですね。言えないんですけど。理由は。ほいでまあ、数時間そこにいたんですけど。しばらくするとですね、ドンドン！って鳴ってですね。ノックが。それで、ホテルの人に鍵を借りたのか、ガチャン！って開いて。『大丈夫か！？』って。まるでもう、映画スターのように入ってきて。岩城滉一さんなんですけどね。

（玉袋筋太郎）岩城滉一さんが？

（横山剣）『大丈夫か！？』って入ってきて。

（小林悠）岩城さん、おいくつですか？

（横山剣）そうですね。僕より10個上ですから、32、3ぐらい。

（玉袋筋太郎）いや、それもう映画ですよね。

（横山剣）まるで映画で。『大丈夫か！？もう、帰っていいぞ』ッツって。

（玉袋・小林）かっこいいなー！

（横山剣）いやー、本当あの時の岩城さんの、あの、ガチンコ鳴らしてスタート！みたいな感じの。『大丈夫か！？』って。

（小林悠）映画の1シーンですよね。

（横山剣）ええ。本当、かっこよかった。

（玉袋筋太郎）へー！その後、リアクションはあったんですか？『あの後、大丈夫だったか？』とか。

（横山剣）ありました。ありました。『悪かったね』みたいな。岩城さんのせいじゃないんですけどね。はい。