町山智浩『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でトム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を紹介していました。

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(町山智浩)で、今日はですね、その中でもトム・クルーズ史上第二位のヒットと言われているですね、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』についてお話します。

(林みなほ)お願いいたします。



(町山智浩)はい。お馴染みのミッション:インポッシブルのテーマ。これ、8月7日。今週末から公開ですけども。これ、5作目ですね。

(林みなほ)ええ、ええ。

(町山智浩)この映画は、トム・クルーズ制作・主演。オールコントロールの映画なんですよ。いま、日本にいるんですか?

(林みなほ)いま、います。昨日・・・あ、31日に来日して、昨日ね、新宿の歌舞伎町でジャパン・プレミアが行われまして。

(町山智浩)はい。これ、制作・主演だけじゃなくて、スタントも自分っていうところが売りなんですよね。だから今回、輸送機の外側にぶら下がっているところ、予告編とかテレビのコマーシャルでやってますけども。

(林みなほ)かなり流れています。

(町山智浩)はい。この人、すごいのは僕と同い年なんですよ。

(山里亮太)そうなんですよね(笑)。

(林みなほ)53才。

(町山智浩)そうなんです。53でこれをやっているから、大したもんだと思いますよ。本当に。

(林みなほ)しかも、誕生日も2日違いだそうじゃないですか。

(町山智浩)そうなんですよ。で、今回、なんか裸になっているんですけども、ぜい肉の欠片もついていないんですよ。

(林みなほ)ああー、締まってるんですねー。

(町山智浩)すごいんですけども。とりあえずですね、ミッション:インポッシブルシリーズっていうものについて、説明した方がいいんでします。

(林みなほ)お願いします。

シリーズ概要

(町山智浩)これはもともと、1960年代のアメリカのテレビドラマで。日本のタイトルが『スパイ大作戦』っていうシリーズがあったんですよ。で、これ、東西冷戦の中でロシア、ソ連のスパイと戦うアメリカのスパイの話で。タイトルはですね、ミッション:インポッシブルっていうのは『不可能作戦』っていう意味なんですね。で、これ、まあすごい変装の名人がソ連の政府要人を騙したりするっていう作戦を毎回やっていてですね。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)で、これが映画シリーズとして1996年、トム・クルーズ主演・制作でですね、『ミッション:インポッシブル1』として・・・『1』じゃないんですけど。その時は、まだね。公開されたんですけども。これ、見た時みんなびっくりしちゃったんですよ。

(林みなほ)ほう。

(町山智浩)っていうのは、そのテレビシリーズのキャラクターが出てくるんですね。そのグループが。不可能作戦に挑むスパイグループが。したら、いきなり全員殺されちゃうんですよ。

(山里亮太)えっ?

(町山智浩)それで、そのリーダーのフェルプスっていうのが犯人で裏切り者だったっていうものすごいオチがついて。テレビシリーズといきなり切っちゃうんですね。映画化で。

(山里亮太)なるほど。ふんふん。

(町山智浩)原作をいきなりバーン!と切って、『はい、ここからトム・クルーズの新シリーズになりますよ』って、すごいことをやったんですよ。

(林みなほ)ほー!

(町山智浩)でも、これが大ヒットで。特にですね、まあ原作と違って、毎回毎回このミッション:インポッシブルシリーズの売りは、トム・クルーズがセキュリティーがもう完璧でぜったいに入れない場所に入り込んで、隠されたデータとかを盗みに行くっていうシーンが毎回の売り物になっています。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)で、1回目は、ぜったいに床とかに触れないCIAのセキュリティーに囲まれたコンピュータールームにトム・クルーズがワイヤーでぶら下がって入るところがもう非常に有名で。いろんな映画とかテレビに真似されてますよね。

(林みなほ)ええ、ええ。

(町山智浩)で、毎回そういうのがあって。それがまあ、1、2、3、4と作られてきて。今回、5作目なんですけども。今回のタイトル『ローグ・ネイション』っていうのはですね、『ローグ(Rouge)』っていうのは『ならず者』っていうような意味ですね。で、『ローグ・ネイション』っていうのは一般に言われるのはですね、テロリスト国家のことを言うんですよ。

(林みなほ)へー。

(町山智浩)ところが今回のローグ・ネイションっていうのは実は違っていて。いろんな国のCIAとかMI6とか、いろんな国のスパイ組織から、死んだとか、辞めたとか、クビになったとか言われて消えてった人たちが、辞めスパイ組だけでグループを作って。金で雇われてテロを行うっていう非常に凶悪なシンジケートを作っているっていう話なんですね。

(林みなほ)ふーん!

(町山智浩)で、それとトム・クルーズ扮するミッション:インポッシブルチームが戦うっていう話なんですけども。今回ですね、トム・クルーズ以上に活躍する人がですね、敵のローグ・ネイション側の、シンジケート側にいる女スパイなんですよ。

(林みなほ)はい。

(町山智浩)で、この人がですね、まあ、イルザっていう名前で出てくるんですけども。この人がいったい敵か味方かわからない。いったい何者なんだ?っていうところでずっと引っ張っていく話になっています。今回は。

(林みなほ)はー!これまでヒロインもね、前作4作分、出てますけど。今回はそのヒロインが活躍していくっていう形なんですね。

(町山智浩)今回はもう、このヒロインがほとんどヒーローみたいにしてですね。トム・クルーズをとにかく振り回しまくって。話の基本的な筋も全部この彼女がリードしていくんですよ。

(林みなほ)ほー!

(町山智浩)で、この女優さんがまったく新人なんですね。

(林みなほ)あ、そうなんですね。

レベッカ・ファーガソンに注目

(町山智浩)この人、イギリスのテレビでメロドラマみたいなものをやっていただけなんで。イギリス以外の国ではほとんど知られてない人で、レベッカ・ファーガソンっていう女性です。

(山里亮太)ほうほうほう。

(町山智浩)でも今回の謎の女スパイ役でですね、ものすごい注目されているんですよ。

(林みなほ)へー!

(町山智浩)とにかく、トム・クルーズより強いんですよ。圧倒的に。カーチェイスとか格闘で、もう完全にトム・クルーズを凌駕するんですよ。毎回毎回。

(林みなほ)えっ?たとえばラスボスとかも、どうなっちゃうんですか?

(山里亮太)どうなっちゃうって言っちゃダメでしょ?

(林みなほ)あ、そうかそうか。

(町山智浩)もうとにかく、なにもかも。だってトム・クルーズが困っていると、助けに来るんだもん。

(林みなほ)えっ?

(町山智浩)毎回毎回。どっからともなく。

(林みなほ)じゃあ、いままでとは本当に違うんですね。

(町山智浩)どっちが主役やねん?っていう感じになってますけど。ただね、これはすごいのは、トム・クルーズっていう人が、まあこういう新人女優を見つけ出してスターにするっていうことが好きな人なんですね。

(林みなほ)ああ、なるほど。

(町山智浩)もともと、前の奥さんのニコール・キッドマンもそうでした。オーストラリアの、ほとんどアメリカでは知られていない女優さんを引っ張りだして、自分の相手役にして。『デイズ・オブ・サンダー』っていう映画で。で、大スターにして、しかも結婚もしたという。

(山里亮太)なるほど。

(町山智浩)だからシンデレラを見つけたりですね、マイ・フェア・レディみたいな感じですよね。というのを結構どんどんやっている人で。このシリーズでもずっとやっていて。たとえば3作目のヒロインのマギー・Qっていう人はですね、この人、ジャッキー・チェンの事務所にいた人なんですよ。

(林みなほ)おー。アジア人女性。

(町山智浩)中国系アメリカ人のモデルさんで。まあ、それをいきなり引っ張りだしてスパイアクションをやらせたら、いまはもうアクションスターとしてテレビシリーズとかも持って、大スターになってますけども。

(山里亮太)へー。

(町山智浩)すごくね、この人、マギー・Qには会ったことがあるんですけど。僕は。まあ、『トム・クルーズってどうですか?』って聞いたら、『『ジャッキー・チェンとよく似てる』って言ってましたね。

(林みなほ)あ、似てる?

(山里亮太)どんなところがですか?

(町山智浩)似てる。つまり、映画を全部自分でコントロールすると。制作から、何から何まで。で、アクションも全部スタントなしで自分でやろうとすると。それで、女優さんとかも引っ張りだして。マギー・Qっていうのはテレビに出ているところをジャッキー・チェンからいきなり電話がかかってきて。『俺のプロダクションに入れ』っつって。で、入れられて、いきなり『トレーニングやれ』って。で、俳優じゃないから、演技のトレーニングやらされるのかな?とマギー・Qさん、思ったら、そうじゃなくていきなりスタントをやらされたらしいですけどね。格闘とか。

(林みなほ)へー!

(町山智浩)で、今回も、そのレベッカ・ファーガソンというこの女優さんはもうほとんどアクションの経験がないので、6ヶ月、徹底的にアクションの訓練を受けて。ものすごい戦いぶりを見せてるんですよ。

(林みなほ)トムよりもすごい状態にならないといけないんですよね。

(町山智浩)そうなんですよ。だから、そのへんもジャッキー・チェンにすごく、トム・クルーズはよく似ているんですよ。

(林みなほ)はー。

(町山智浩)身長も同じぐらいだし、普段、無地の黒Tシャツをいつも着ているところもよく似てるんですけど(笑)。結構服装のセンスとかね、全体的に似てるんですよ。会社の運営のさせ方とかね。いろいろ。

(山里亮太)憧れているとか、あるのかな?

(町山智浩)憧れてるんでしょうね。だから、ジャッキー・チェンはもうアクションできなくなっているから。もう、いまは俺がやるぞ!みたいなところ、あると思うんですよ。でね、あと、今回の『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』っていうのがすごいのはですね、もう映画を見るといきなり頭の方でね、『アリババ制作』って出てくるんですよ。

(山里亮太)あ、はいはいはい。

(町山智浩)このアリババっていう会社が中国にあるんですね。いま、Amazonの3倍の規模になっていますけども。もう、最初はそのAmazonみたいな通販サイトだったんですけども、いまは貿易までやっているすごい会社になってますけども。そこが今回のミッション:インポッシブルは全面出資なんですよ。

(林みなほ)へー。

(町山智浩)で、最新ハリウッド映画って、中国の出資で作られる映画っていうのが多いんですけども。中国の商品の広告だらけになったりするんですよね。

(山里亮太)ああ、そうですよね。

(町山智浩)やたらとね。で、今回はそれがないんですよ。今回、無理やり中国ネタをぜんぜん入れてないんですよ。

(山里亮太)急に舞台が中国になったりしないんですか?

(町山智浩)あの、『トランスフォーマー』とか、いきなり中国になって。ぜんぜん話のつながりのない中国の牛乳を飲んでたりしましたけど(笑)。

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(林みなほ)屋上で(笑)。

(町山智浩)ねえ。ああいうことは今回、ないんですね。

(山里亮太)そうなんですね。へー。すごい。

(町山智浩)今回ね、出資に徹してるんですね。ビジネスに、そのアリババっていう会社が。ただね、1個だけ中国ネタがあるんですよ。今回。それはね、このミッション:インポッシブルの見せ場我ですね、ウィーンの国立オペラ座における政府要人暗殺っていうのを阻止しなきゃならないっていうシーンがあるんですね。トム・クルーズがね。で、そこで、オペラをやっている現場で演奏中に政府の要人を殺そうとするのを邪魔するんですけど。トム・クルーズが。その、やっているオペラの演目が、中国を舞台にしたオペラなんですよ。

(林みなほ)ほう。

(町山智浩)で、これ、プッチーニの『トゥーランドット』っていうね、オペラなんですけども。それを演じている最中にずっと戦いが続くんですね。で、このオペラとかミュージカルをやっている間に暗殺をしようとするっていう話は昔からあってですね。ヒッチコックの『知りすぎた男』とかですね、『ファール・プレイ』とか、いっぱいあるんですけど。まあその、1ジャンルなんですけど。すごいのは、このウィーンのオペラ座で実際に撮影してるっていうことなんですよ。

(林みなほ)ふーん!

(町山智浩)普通、できないですよ。こんなことね。だからそれもすごいんですけど。あとね、今回ですね、いつもの、絶対不可能って言われている場所に忍び込んでデータを盗み出すっていう、いつもの毎回あるいちばんの見せ場っていうのは、今回モロッコなんですけども。いままでは、前回はドバイにある世界最高峰の超高層ビルを外側から登るっていうのを前回、やりましたよね。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)で、今回はね、もう高いところとかそういうところはネタが尽きたっていう感じなんですけども。今回、水の中に入るんですよ。

(林みなほ)ああ、それもなんか情報番組で見ましたけど。

(山里亮太)CMでね、よく流れている。

(町山智浩)ねえ。予告編でドボーン!って飛ぶこむところ、やっているじゃないですか。で、あの中に入って、セキュリティーのデータを取り替えるっていうのが今回の見せ場なんですけども。ただ、水の中だから息が続かないんですね。で、3分以内に問題を解決しないと溺死してしまうっていうミッションに挑むんですよ。

(山里亮太)はあはあ。それも、スタントなしで?

(町山智浩)っていうのが見せ場になっているんですけど。でね、今回そのトゥーランドットっていうオペラをやっているっていうのは、実はそのテーマと絡んでいて。この、はっきり言ってヒーロー扱いの謎の女スパイ。レベッカ・ファーガソンさんが出てくるたびにですね、トゥーランドットのですね、いちばん有名な『誰も寝てはならぬ』っていう曲がかかるんですよ。

(林みなほ)はい。

(町山智浩)これ、ちょっと聞いていただけますか?はい。



(町山智浩)このトゥーランドットっていうオペラはお姫様の話なんですね。中国のお姫様で、謎かけをして。『3つの謎かけをして、それを全部解いた者と結婚する』と言っているんですけども。その謎を解くものがいないんで、みんな苦労しているっていう話なんですね。で、その謎っていうのは、あれですよ。かぐや姫がそういうことをやったじゃないですか。

(山里亮太)はいはい。無理難題を言って。

(町山智浩)ねえ。『絶対に不可能な宝3つを取ってきたら結婚します』とか言ったりしたんですけど。かぐや姫はね。それと同じ話で。たとえば1つ目の謎っていうのは、『夜の闇の中でも輝いているものは?』とか言うんですよ。で、それは答えは『希望』だったりして。ちょっとしゃらくさい謎かけなんですけども(笑)。

(山里亮太)(笑)

(町山智浩)で、まあこれは要するに謎を解かせる姫、謎かけをする姫の話なんで、この謎の女スパイが出てくるたびにこの『誰も寝てはならぬ』が聞こえてくるという感じになっています。

(林みなほ)ふーん。聞いたこと、ありますね。

(町山智浩)なんか考えられたストーリーになっているんですよ。あ、ここんところ、ちょっと聞いていただけますか?で、ここでどんどん上がっていくんですね。音がね。で、いちばん盛り上がったところで暗殺しようとするんですけどね。

(山里亮太)へー。かっこいい。

(町山智浩)ただね、これね、じゃあお姫様の話だから、このレベッカ・ファーガソンはお姫様なのか?と思ったらですね、ぜんぜん違っていて。彼女はもう活躍しまくるんで、お姫様じゃないんですよ。

(林みなほ)はい。

(町山智浩)この映画でね、えっ?と驚いたのは、いちばん大事なお姫様として出てくるのがですね、サイモン・ペッグという俳優さんが演じているベンジーという人なんですよ。これ、シリーズ見ているとわかるんですけど、コンピューターを操る、髭面のちょっと背の低い、若ハゲの男がいますよね。

(林みなほ)3作目から出ている方ですかね?

お姫様はベンジー

(町山智浩)ええとね、3作目から出ている人で、ベンジーっていってコンピューターを
ハッキングするのが仕事で。ちょっと気が弱い、トム・クルーズの右腕がいるんですけど。



(山里亮太)ああ、あれだ。トム・クルーズが飛行機で飛んで行く時の、『オーマイゴッド!』って言う人だ。

(町山智浩)そうそうそう。トム・クルーズがめちゃくちゃやるんで、いつも困ってハラハラしている人です。ちょっと気が弱くて。このベンジーがいちばん大事なポイントになってくるんですよ。この映画。今回。

(山里亮太)えっ?そうなんですか?

(町山智浩)で、トム・クルーズが『ベンジーのためなら、俺はなんでもできるぜ!』みたいな感じで、ベンジーのためにめちゃくちゃがんばる。ベンジーの愛みたいな話になっているんですよ。

(林みなほ)そうなんですね。

(町山智浩)びっくりしましたけど。これ、サイモン・ペッグっていう役者さんはね、自分で映画も作っていて。『宇宙人ポール』っていう映画が前、あって。あと、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』っていう映画がありますよね。

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(林みなほ)うん。

(町山智浩)ああいうのを作っている、コメディー映画作家なんですよ。で、僕はすごく好きでですね、ずっとTBSラジオで紹介してきてるんですけど。『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン』とかですね。『ショーン・オブ・ザ・デッド』とか、そういうのをずっと作っている、まあコメディー系の。まあ、オタク系コメディーの人なんですけども。この人がですね、まあ、ペッグって名前でベンジー。ベンジー(Benji)ってね、犬の名前なんですよ。すごく有名な。

(林みなほ)ふーん。

(町山智浩)昔、映画ですごく大人気になった犬の名前なんですけども。それで本当、わんこみたいな顔で、それこそパグみたいな顔で、『助けてください!』みたいな感じでやっているんですけど。今回。

(林みなほ)はい。

(町山智浩)そのために、トム・クルーズが命をかけるという、すごい映画になってましたね。はい。

(山里亮太)あ、そこにも理由があるんですね。なにか。

(町山智浩)だって、トム・クルーズ、これ、ミッション:インポッシブルシリーズって3作目で結婚して。家庭生活とスパイ生活を両立させるっていうテーマだったんですよ。3作目。で、4作目、奥さんちょこっとしか出てこなくて。もう、5作目だと奥さんの存在、ないことになっちゃってるんですよ。

(林みなほ)(笑)。なくなっちゃったんですね。

(町山智浩)もう、奥さんのことはどうでもいいから、ベンジーを守るぜ!っていう、本当にベンジー愛の映画になっていて。もう、むちゃくちゃ感動しましたけど。

(林みなほ)感動するんですね。

(町山智浩)いや、単にベンジー愛に感動しただけですけどね(笑)。

(林・山里)(笑)

(山里亮太)町山さんの大好きな。

(町山智浩)はい。サイモン・ペッグ、大好きだから。はい。というね、ちょっとね、意外な展開になっていてね、面白かったですね。はい。

(山里亮太)もうじき公開ですからね。日本でも。

(町山智浩)そうなんですよ。ということでね、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でした。

(山里亮太)今日はトム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、ご紹介いただきましたけども。日本では、今週金曜。8月7日公開でございますね。

(町山智浩)はい。もうトム・クルーズの53才の体がもう、見ものですから。

(林みなほ)(笑)

(町山智浩)お尻は見えませんが、胸とかはもう、見まくれますんで。

(山里亮太)町山さん、いっつもね、あのね・・・

(町山智浩)腹筋とか、すごかったです。はい。

(山里亮太)僕ら、裸見たい人がいま聞いているわけじゃないですから。別に(笑)。

(町山智浩)もうだって、あれは見せるためのサービスとしてやってるんですから。見なきゃダメですね。

(林みなほ)キレた裸は素敵ですよ。男性の。

(町山智浩)すごいですよ。本当に。

(山里亮太)8月7日公開です。町山さん、ありがとうございました。

(林みなほ)ありがとうございました。

(町山智浩)はい。どもでした。

<書き起こしおわり>

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