義田貴士 原辰徳と松井秀喜の人間性を語る

義田貴士 原辰徳と松井秀喜の人間性を語る たまむすび

スポーツジャーナリストの義田貴士さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。親交の深い原辰徳さん、松井秀喜さんの人間性について話していました。

(赤江珠緒)じゃあ93年から読売ジャイアンツの担当記者になられたということで、巨人ファンということで、これはもう夢のような?

(義田貴士)だって、申し訳ないですけど、目の前に原さんがいて。心のなかで『おお、原だよ!』って思ってましたからね。

(赤江珠緒)ねえ。そうですよね。当時のジャイアンツは93年に長嶋監督が就任されて、94年に篠塚さんが引退されて、95年に原辰徳さん引退と。もう激動の時代だったと。

(義田貴士)はい。

(赤江珠緒)いまでも原さんとはね、とっても交流があると。

(義田貴士)そうですね。非常にお世話になってますけど。はい。

(赤江珠緒)そうですか。

(ピエール瀧)原監督って、なんか普段は屈託なく明るそうな感じもするんですけど。どうなんです?

監督としての原辰徳

(義田貴士)あの、基本やっぱり明るい、もう本当に若大将みたいな感覚の方ですけど。やっぱり監督っていう仮面をかぶると、変わります。

(ピエール瀧)やっぱ義田さんぐらい密着してると、怒っているところも見るんでしょ?どういう怒り方、するんですか?原さん。

(義田貴士)目つきがやっぱり鋭くなるんですよ。だから原監督は、怒り方っていうのも非常に変えていて。選手がちょっとメンタル的にも弱いかな?っていう人は、バババッと怒るんではなくて、最初にちょっと褒めて。いいところを言って、その後にちょっと注意をするとか。

(赤江珠緒)ああー。

(義田貴士)で、すごい重要なことは、絶対に人前では怒らなくて。監督室に呼ばれて。で、ちゃんとお話をされると。

(ピエール瀧)そうかー。まあ、お父さんの代から英才教育ですからね。監督業はね。

(義田貴士)お父さんの時の、やっぱり原監督は『東海大相模の時が人生の中でいちばん辛かった』っておっしゃってました。

(ピエール瀧)(笑)。そうなんだ!

(赤江珠緒)そうなんですか!

(義田貴士)そうなんですよ。あの、本当にこれ、原監督から直接聞いたんですけど。お父さんは本当のお父さんじゃないんじゃないか?っていうぐらい、高校の時にひどくいろんなことをされたというか。でもそれは、お父様は・・・

(赤江珠緒)実のね、お子さんだから。

(義田貴士)そうです。実の子どもだからっていうのはあるんでしょうけど。

(赤江珠緒)むしろ厳しく。他の人よりっていう。

(義田貴士)もう、先輩とかが、『おう、辰徳。お前、本当かわいそうだな。お前、あれぜったい違うぞ、お父さん。本当のお父さんじゃないぞ』っていう風に先輩が言ったぐらい。

(ピエール瀧)なるほど。先輩がかばうぐらい(笑)。厳しいと。

(義田貴士)そうなんです。

(赤江珠緒)うわー!そうですか。

(義田貴士)だからもう、いろんなものが培われてますよね。

(赤江珠緒)あの、今シーズンのこのセ・リーグの混戦時代については、原さんはいま、どんなお気持ちで?

(義田貴士)これはもう、たぶん、一歩でるチームがいないんだと思うんですよね。やっぱり乗り切れないじゃないですか。どこの球団も。もう、ジャイアンツもしかり。やっぱりこう、後半戦ね、オールスターのところでポンポンと行けるかな?と思ったら行けないとか。なのでもう、どこの球団も僕、可能性あると思いますよ。いま。

(ピエール瀧)近代野球って、どんどん拮抗しますし。毎年毎年チーム力ってガラリと変わったりしますもんね。

(義田貴士)代わりますね。補強も含めてそうですけども。だから今年はもう、本当にわからないです。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。へー。そして、松井秀喜さんともね、プライベートでもかなり昔から親交があるということですが。

人格者・松井秀喜の魅力

(義田貴士)あの、松井さんはそれこそ、星稜高校の2年生の時に、赤江さんの出身の朝日放送の『熱闘甲子園』というのの、僕も担当をされていただいたので。その高校2年生。まだ彼が騒がれてない時ですよね。

(赤江珠緒)まだ敬遠される前。

(義田貴士)前の時から、ちょっとまあ、取材を。たまたまですけど。そこからずっとさせていただいているということですね。

(赤江珠緒)やっぱりその前から、すごかったですか?

(義田貴士)いや、もうすごかったですよ。ホームランをバンバン打ってますし。人よりもぜんぜん大きいですし。別格でしたね。

(ピエール瀧)すごいよねー。

(赤江珠緒)で、いまでもね、もう野球をお辞めになっても、メジャーを行かれても、ずっと人格者ということを松井さん、言われますけども。

(義田貴士)はい。まあ、松井さんはその、いろんな人をどういう人だろうと対応が変わらないので。それこそ、お店の方に対しても。たとえばホテルのフロントマンとかに対しても、まあ、あんまり変わらないんですよね。

(ピエール瀧)そう。すっごい人格者な感じ、するでけども、でもエロビデオが好きっていうところで僕は信用してますけどね。松井のことは。

(赤江珠緒)あ、おっしゃってました?そう。

(義田貴士)東スポの一面にドーン!と出てますから(笑)。

(ピエール瀧)そうなんですよ。

(赤江珠緒)えっ?東スポの一面に?

(義田貴士)ドーン!と出たんですよ(笑)。

(赤江珠緒)エロビデオが好きって?どういう記事なの?それ。

(ピエール瀧)僕の信頼度がどれだけ増したことか。これで(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(義田貴士)ピエールさん、僕もです!

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)ねえ。そうですよね。やっぱりそう来てくれないと、完全に人格者だとやっぱ、近寄りがたいですもん。

(義田貴士)だから非常に人間味のある方ですね。

<書き起こしおわり>

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