秋元康と宇多丸 2015年現在のAKB48グループ運営の大変さを語る

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秋元康さんがTBSラジオ『タマフル』に生出演。宇多丸さんと、柏木由紀さんの週刊文春の記事で衝撃が走るAKB48グループの運営やプロデュースの大変さについて話していました。


(宇多丸)この後、11時台からのスペシャルゲストを早くもお招きいたしましょう。作詞家の、秋元康さんです!

(秋元康)こんにちは。

(宇多丸)どうもいらっしゃいませー。どうもどうも。ということでまさかの生出演。すいません。ちょっと早めに来ていただきまして。ありがとうございます。

(秋元康)いえいえ、とんでもない。

(宇多丸)いや、まさか、生で来ていただけると思いませんでしたよ。お忙しいんですよね?だって、それは。

(秋元康)まあ、忙しいですけど、あんまり、ねえ。変わんないです。ペースは。

(宇多丸)まあまあずっとね、その調子で来られているんでしょうから。いまもじゃあ、なんか締め切りものとか、いっぱい抱えられてるんですか?

(秋元康)そうですね。いっぱい抱えてますね。

(宇多丸)常に何作ぐらい同時に進行してるんですか?たとえば作詞っていう面でいって。

(秋元康)作詞は・・・書いても書いても、ねえ。終わらないですし。

(宇多丸)出るペースがね。

(秋元康)新公演も書かなきゃいけないし。いろんなのがありますね。

(宇多丸)そんな中、ちょっと来ていただいてありがとうございます。秋元さん、2013年2月以来のご出演。前回はインタビューという形でやらせていただきました。あの、先週の土曜日にAKB48選抜総選挙、終わったばかりで。お忙しい中でございます。

(秋元康)はい。

(宇多丸)前回が、ちょうどそのAKB、峯岸さんの坊主事件があって。それについてね、厳しいツッコミなどをするようなタイミングだったじゃないですか。僕も別に今日は『作詞家としてお招きする』って言ってるんで。あんまりそんな話はしたくないですよ。したくないですけど・・・触れないのもどうだ?っていうのがございまして。まあ、この話は11時台にはしませんので。

(秋元康)ええ。

(宇多丸)大変ですね。

AKBは生き物 フォーマットには収まらない

(秋元康)うん。まあ、大変ですね。あの、なんかいろんなことが起きるじゃないですか。それはどうするんだろう?っていうのがね。毎回こう、つまりAKBっていうのは生き物なんですよね。生き物なので、たとえば何かフォーマットを作って、こういう風に落としこんでいこうっていう風には収まらないんですよね。

(宇多丸)あんだけ人数がいて、それぞれが違う人だから。

(秋元康)そう。予測がつかないじゃないですか。で、つかないことを、さあ、どうしよう?っていうのは常にありますよね。うん。

(宇多丸)ちなみに今回のね、文春のあれとかっていうのは、どうとかっていうのは?

(秋元康)どうなんですかね?まあ、よく僕もわからないですけども。あの、うーん・・・あの、どうなの?っていうのは、僕が聞いてますよね。スタッフに。

(宇多丸)まあ、そうですよね。まあ前回ね、実は出ていただいた時に、その、まああんだけの人数でアイドルの運営というか管理というかって、あん時、『万策尽きた』っていうね。すごいワードが出てですね。そこだけもうパンチラインでネットに、『秋元康、万策尽きた』って出てましたけど。もう今回、その万策尽きたの延長線上な感じがすごいするんですけど。

(秋元康)あの、だからやっぱりその、面白がって、これはこうしよう、あれはこうしようっていう、それをやる時代が終わりましたよね。

(宇多丸)あ、もうそういうのを面白がる時代は終わった。

(秋元康)うん。だからつまり、いままではなんかこう、このマイナスとか、あるいは出来事をなにかこう、ある種の地下アイドルの延長線上として、シャレでやっていたところがあるじゃないですか。

(宇多丸)ふんふんふん。

(秋元康)でも、それがだんだん、もうなにをやってもこう、シャレにならなくなってきたところでの、それでたぶん『万策尽きた』という言葉を使ったんですけども。もう、そういう面白がるということは、なかなか難しい状況でしたよね。

(宇多丸)もう大きくなりすぎた。

(秋元康)うん、そうですね。

(宇多丸)って感じなんですかね。はいはい。まあでも、前回いろいろ忌憚なくお話していただいたおかげでね、あれは『やすす人間宣言』として我々の中では歴史に残る・・・

(秋元康)(笑)

(宇多丸)はい。位置づけられているんで。そのあれなんで、まあどっちかって言うと、だから前回のインタビューを聞かれた方は、『大変だろうな』って思っていると思いますよ。いまや。はい。

(秋元康)まあ、大変は大変なんですけど。まあでも、人が集まるとか、人が一緒に何かに向かって歩いて行くと、いろいろ様々な現象が起きるわけでしょうね。それを、頑張れ!っていう場合もあるし、コラーッ!っていう場合もあるし。いろんなことをしなきゃいけないのかな?というのはありますよね。

(宇多丸)指原さんなんてね、それが完全にプラスに働いた方だったりするわけですもんね。

(秋元康)うん。そうですね。まあ、それがいいことなのかどうなのかもわからないですからね。

(宇多丸)あ、そうんですか。長い目で見ると、ダメだったりする?

(秋元康)いやいや、わからないですけど。つまり、そういうファンの方の中には、やっぱりそういうことを許すからいけないんだ!っていうところもあるわけでしょ。だから、許しているわけじゃないけれども、まあそれは指原らしい、まあ、なんですかね?ケジメのつけ方というか。それはもう、人それぞれなんで。簡単に・・・だからいまはどちらかと言うと、スタッフに聞くことが多いですね。それは別に責任逃れでもなんでもないんですけど。要するにもう、たとえばいろんなグループでシングルを切る時に、誰をセンターにして・・・とか、誰を選抜にして・・・っていうのは、まず、それぞれの劇場スタッフに聞くんですよ。

(宇多丸)いま、中でチームの中がどうなっているか?っていう現状を。

(秋元康)そうそうそう。そうしないと、やっぱり僕が全部見ているわけではないので。『いや、この子がすごい伸びてきましたよ』とか。『この子がいいですよ』とかっていう中で、それでもちろん僕が『じゃあ、最終的にはこうしようか』ってなりますけど。でも、なかなかこの、だから難しいですよ。たとえば島崎遥香なんて、何年前だろう?すごくいいなと思って、週刊プレイボーイかなにかの表紙にしようとしたら、スタッフが『あの子は全然やる気ないからダメですよ』って言われて。

(宇多丸)(笑)

(秋元康)『あ、そうなのか?』と思って。まあそれから、かわいそうな時期があったんですけど。でも、逆にそれが、ねえ。

(宇多丸)それで良くなったりもするという。といったね、プロデューサーの話はここまでです!ここから先は作詞の話しかしませんので。

(秋元康)ああ、そうなんですか。

(宇多丸)ありがとうございました。こんな話、していただいて。ということで、こっからが本番でございます。秋元さんに作詞の話をたっぷりうかがっていきます。

<書き起こしおわり>

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