プチ鹿島 マキタスポーツ プロ野球選手の打撃フォームを語る

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プチ鹿島さんとマキタスポーツさん、サンキュータツオさんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』でプロ野球選手の独特な打撃フォームについてトーク。好きなフォームや真似したくなるフォームを話していました。『自意識が邪魔をする』コーナーのリスナーメールを受けて話しています。


(サンキュータツオ)(リスナーのメールを読む)『野球をやる時、独特な打撃フォームで打席に立てない』。

(マキタスポーツ)そうですか?

(サンキュータツオ)ええとね、この方はですね、『高校で野球部だった時、レギュラーでもなかった自分は、足や腕を高く上げるようなバッティングフォームにできませんでした。なんか補欠のくせにバッティングフォームは一丁前って思われたくなくて。本当は中村紀洋や小笠原のようなフォームが自分に合っていた可能性もあったんですが・・・』っていう。すっげー面白い。これ。

(マキタスポーツ)いやー、なんか子どもの頃さ、俺も神社の境内でずっと野球やってたんだけどさ。もう俺なりにさ、いままでにない投球フォームで投げたりとか。

(サンキュータツオ)アンダースローとかね。

(マキタスポーツ)なんかずっと、白目むきながら。ずっと集中して。なんかさ、ジャンプして投げるとか、いろんなことをやってたけどさ。そういうのは、ぜんぜん合理性がないからダメだよね。

(プチ鹿島)あとね、ちょっと気持ちわかりますよ。僕も子どもの頃、やっぱり打つ時、ヤクルトの八重樫。あれ、結構打てるんですよ。



(サンキュータツオ)うん。

(プチ鹿島)打てるけどやっぱり、ちょっとこれ、恥ずかしいな・・・って。

(サンキュータツオ)(笑)。中村とか小笠原みたいにね、バットをね、広く構えて。打ちそう!みたいなの、あるじゃん。




(プチ鹿島)あったねー。あの、落合の神主打法を真似しちゃう少年とかを見ると、ちょっと恥ずかしくなっちゃう。



(サンキュータツオ)神主打法って言ってたんだ。

(マキタスポーツ)やってた。やってた。

(サンキュータツオ)広角打法ね。落合の。

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(プチ鹿島)あとこれ、そう。ソウルオリンピックですか?僕、高校時代に柔道の、体育で授業があったんですよ。それまでは柔道なんてチンタラチンタラやっていて。そしたらソウルオリンピックが始まって、メダルラッシュだ!なんて。みんなこう、柔道を見るわけですよ。

(マキタスポーツ)うん。

(プチ鹿島)本当の、ああいうところでの、オリンピックに行くような人の柔道っていうのは、なかなか組み合わないんです。

(マキタスポーツ)組み合わないよね。こうやってね。持ち手をね。

(プチ鹿島)そしたら、どうですか。次の日の体育、みんななかなか組み合わない。

(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)で、体育の先生が『お前ら、いい加減にしろ!テレビの見過ぎだ!』って言われて。

(マキタスポーツ)こう、自分の襟を持って。

(プチ鹿島)『ちゃんと組め、素人なんだから!』って。

(マキタ・タツオ)(笑)

(サンキュータツオ)誰の打撃フォーム、真似してた?だからこういう時、絶対に種田とか真似されないよね?



(プチ鹿島)いい話しましょう。

(マキタスポーツ)竹野内。



(サンキュータツオ)竹野内。

(プチ鹿島)僕はね、大杉勝男さんって方が好きだったんですね。で、大杉勝男さんが、まあお亡くなりになった方なんですけど。うち、温泉街だったんで、そこに病院があって。スポーツ医学の権威のお医者さんがいて。よく野球選手がね、オフ・シーズンになると湯治も兼ねて来たの。で、そこで大杉さんが知り合いの知り合いの野球部かなんかを見に来てくれて。『理想のバッティングフォームは何か知ってるか?』って言われて。『雨の日に傘をさしながら立ちションベンしてる。それが理想のバッティングフォームだよ』って。



(サンキュータツオ)(笑)

(プチ鹿島)『それがいちばん力が抜けている。それがいいんだ』って。そしたら、それ、あとから聞いたら張本も同じことを言ってるんだよね。で、張本・大杉っていうのは、同じチームで。本当に武闘派の仲のいいコンビ。先輩後輩でしたから。元を言うと、やっぱりあれ、張本が言ってるんですよ。いちばんそれが自然なスイングなんです。だからその、さっきのテクニカルな話じゃないけど、そこの基本を押さえた上でみんな崩してオリジナルに行くんですよね。

(サンキュータツオ)なるほどね。

(マキタスポーツ)俺、いまバッティングセンターに行った時に、自分のフォーム、あるよ。

(サンキュータツオ)バッティングセンター、行ってんの?

(マキタスポーツ)バッティングセンター、行く時あるんだけど。そん時に俺、打ち方あるよ。

(サンキュータツオ)どんなの?

(マキタスポーツ)これ、説明しづらいんだけど。あるんですよ。握り方とか。これ、でも俺、実はね、僕、本当に一時期バッティングセンター通いをすごくしていた時期があって。90年代だったんですけど、やっていたんですけど。張本の話、出たでしょ?張本さんのバッティングフォームって面白いんですよ。あの人って、こう、ね。それこそ神主打法じゃないけど、こう、ちょっと体から離した状態でバットを持っているんですけど。球が来るじゃないですか。1回、そのバットが寝るんですよ。



(プチ鹿島)うん。

(マキタスポーツ)寝た状態で打つんですよ。割と平行にして打つんですよ。すげー俺、合理的だなと思って。それに近いことをやっています。

(サンキュータツオ)(笑)。いま?一介の素人のマキタさんが。

(マキタスポーツ)そうそう。

(プチ鹿島)蘇る張本ですよ。だから。

(マキタスポーツ)そうなんですよ。

(プチ鹿島)あと、知ってます?『もしドラ』ってあったじゃないですか。映画化した時に、マネージャー役の前田敦子が打席にそそのかされて入った時のバッティングフォームが、横浜のブラッグスにそっくりなんです。



(サンキュータツオ)ブラッグス(笑)。

(プチ鹿島)これ、いい構えだな!って。腰がちゃんと入っていて。いい構えだったですよ。

(サンキュータツオ)ブラッグス、右打席なんですよね。

(プチ鹿島)あれ、あの場面を見るだけで。あの映画は。他はどうでもないですけど。

(サンキュータツオ)俺、駒田好きだったですね。よく真似しましたけど。



(プチ鹿島)駒田、もう影絵だけでわかるから。

(サンキュータツオ)そうですよね!影絵だけでね、駒田って一発でわかるから。

(マキタスポーツ)よかったね。吉村もよかったよ。

(サンキュータツオ)吉村(笑)。

(マキタスポーツ)俺は淡口とか杉浦とか好きだった。

(プチ鹿島)お尻をプリンと淡口憲治。



(サンキュータツオ)(笑)

<書き起こしおわり>