ピエール瀧と赤江珠緒 許容できる行列と待ち時間を語る

ピエール瀧と赤江珠緒 許容できる行列と待ち時間を語る たまむすび

ピエール瀧さんと赤江珠緒さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、行列や待ち時間についてトーク。どんな状況なら待てるのか?どのぐらいの時間なら大丈夫か?など語り合っていました。

(赤江珠緒)あちこちね、いまね、都内で混んでいるところをちょっとね、調べましたけどね。あとね、これ知ってます?アイスモンスターっていうの。知ってます?原宿。

(ピエール瀧)アイスモンスター?氷の化け物?

(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。ズバリ直訳しますとね。これ、台湾から来たかき氷屋さんということで。

(ピエール瀧)ほー!

(赤江珠緒)これ、昨日オープンだったのかな?

(ピエール瀧)はい。なにが違うんです?

(赤江珠緒)これね、普通まあ、氷を削って、その上からシロップとかかけたりするじゃないですか。それがなんか、マンゴーかき氷とかだと、マンゴーそのものを、本体を濃縮したようなジュースにして。

(ピエール瀧)あっ!味がついた氷を削るっていうやつだ。はいはい。

(赤江珠緒)で、その削る歯も、なんかカンナみたいなものですから。氷がね、長いの。ヒューッと。

(ピエール瀧)ああ、なるほど。

(赤江珠緒)ヒダ状にね、折り重なるようになっていて。ちょっとたしかに、普通のかき氷とは違うなっていう。で、いろんな味があるんですけど。これが、なんと何時間待ちだと思う?食べるのが。

(ピエール瀧)食べるのが?アイスモンスターのかき氷を食べるのに何時間待つのか?えっ、2時間待ちとか?

(赤江珠緒)ノン、ノン、ノン!

(ピエール瀧)ノン?まさかのフランス語?

(赤江珠緒)(笑)。7時間。

(ピエール瀧)7時間!?

(赤江珠緒)7時間待ちですって。

(ピエール瀧)7時間、並んでんの?

かき氷屋の行列待ち時間が7時間

(赤江珠緒)いや、まあね、整理券をもらって、ちょっと離れたりとかはできるみたいですけど。7時間だったんですって。昨日。

(ピエール瀧)あ、7時間待って食うほどの美味さがあるってこと?

(赤江珠緒)そう。だからお昼12時にお店に行った人が、『食べれたの、夜7時半です』みたいなことを言ってましたもんね。

(ピエール瀧)マジで?

(赤江珠緒)すごいよね。台湾行けるよね?みたいなね。行って帰ってこれるよ(笑)。

(ピエール瀧)行って食べてくればいいじゃんっていうか、7時間も待つの!?正気の沙汰とは思えねー・・・

(赤江珠緒)(笑)。そうそう。いや、だからね、結構ね・・・

(ピエール瀧)まあね、空いた頃に行ったらいいじゃない。

(赤江珠緒)そうですよね。でも、そう思っていたらなかなか行かないもんでしょ?スカイツリーなんかでも、私、まだいまだに行ってないですもんね。

(ピエール瀧)だからそう思ったらなかなか行かないレベルのものなんだから、別にいいでしょ?そんな並ばなくても。

(赤江珠緒)いいのか(笑)。結構世の中、ありますよ。いま、並んでいるもので。

(ピエール瀧)いやいや、美味いかもしんないですけどね。それは、そう・・・7時間もっていうね。7時間あったら、作れそうじゃないですか?それ、自分で。

(赤江珠緒)自分でね。凍らせてね。ちゃんと、一からね。そっから。

(ピエール瀧)ちょっとあそこの角の大工さんのところ行って、カンナ借りて来い!っつって(笑)。

(赤江珠緒)シャーッ!シャーッ!ってね、できそうですけどね。

(ピエール瀧)あ、本当だ。結構デカいのか。はー、なるほど。

(赤江珠緒)そんなのもあれば、都内ではね、駒沢公園で肉フェスをやっていたりとか。こちらも並んでいたりね、しますしね。

(ピエール瀧)まあ、ねえ。そういうことか。やっぱ。ゴールデンウィークは。

(赤江珠緒)ゴールデンウィークはどっか行って、人気の場所に行ってみると、まあ並ぶのが、行列もやむを得ない。致し方ないという事態に、覚悟の上で乗り込んでいるんじゃないかな?

(ピエール瀧)まあ、そうだろうね。

(赤江珠緒)どのぐらい待てます?いままで人生で、行列とかに並んだこと、あります?瀧さん。

(ピエール瀧)まあ、ないことはないですけど。ええーっ、どのぐらい待つか?僕、1時間無理です。

(赤江珠緒)ああー、そんな感じですね。瀧さんね。

(ピエール瀧)はい。まあでもね、ディズニーランドとか行ったら、やっぱりそこはさ、ほら。子どもがね、中心というか。子どものために行くようなものですから。子どもが『あれ乗りたい!』って言ったら、『じゃあ、しょうがない。並ぼうか』って並んで。まあ、それでも1時間がマックスかな?

(赤江珠緒)ああ、そっかー。いま、あれも人気なんでしょ?ねえ。またディズニーランドの方もね。オラフのやつもまたできるとかね。

(ピエール瀧)はい。だからそれをね、1時間も、子どものために並ぶのがマックスです。自分のためだったら、だあー・・・20分かな?

(赤江珠緒)20分くらい?

(ピエール瀧)マックス。

(赤江珠緒)ああ、そっか。私ね、人生でいちばん行列というか、人と並んだなというのは、大阪城に黄金の茶室展みたいなのが来たことがあって。あれは、家族で並びましたね。えっらい並んだ覚えがあって。

(ピエール瀧)安土桃山的な感じの?

(赤江珠緒)そうそうそう。本当、キンピラの・・・キンピラじゃない(笑)。金ピカのね(笑)。

(ピエール瀧)キンピラ!?(笑)。黄金のキンピラ!?

(赤江珠緒)(笑)。それはそれでなんか贅沢な感じがしますけど。茶室がちゃんと再現されて。あれはね、私、中学生ぐらいだったと思うんですけど。それでも迷子になりましたもんね。親とはぐれて。

(ピエール瀧)中学生でよくそれに並べたね。っていうか、赤江さんが興味があって言ったわけ?親に連れられたから、しょうがない。選択肢がないんで並んだってことでしょ?

(赤江珠緒)そうそうそう。なんかよくわからない。なんで行ったかもわかんないですけど。まあ、親もそういうものが好きだったんで。なんか行ってたんですよ。で、なんか西の丸のへんではぐれて。はーっ!って思った覚えがあるもんね。半泣きになって。どうしよう?みたいな。

(ピエール瀧)まあでも、赤江さんが自発的に並んだ並びじゃないじゃないですか。

(赤江珠緒)ああー。

(ピエール瀧)親に連れて行かれたんで、もうしょうがないから並んでいますってことで。自発的だったらどんぐらい並べるんですか?自分のため。フォー・ミー。

(赤江珠緒)赤江もね、あんまり瀧さんのこと、言えないですね。並べないな。30分・・・以内でお願いしますっていう感じ、ありますね。

(ピエール瀧)そうでしょう。だから7時間とか並べる感じの人とか、完全に、自分とは違う。もう。

(赤江珠緒)なにか違う回路があるよね。頭の中に、ちゃんとね。なにかね。違うよね。7時間・・・結果、ぶらぶらしていて7時間だから、いいのかな?

(ピエール瀧)うん?ああ、途中ね。まあ、整理券とかをまず頭でもらって、で、いろいろその時間に行ったら食べれますよっていうのだったら、まあ別にいいですけども。列に並んでずーっとっていうやつは・・・もうそれだったら行かないですもん。

(赤江珠緒)ああ、そうですね。

(ピエール瀧)超行列の、美味しい!って言われているラーメン屋さんが1時間並んでいる。その横に、人が1人も入っていないラーメン屋さんがあるなら、僕、そっちに入りますもん。

(赤江珠緒)(笑)。なぜこんなに入ってないんだ、ここは?と(笑)。

(ピエール瀧)そうそうそう。そっち入りますもん。

(赤江珠緒)むしろ、気になるね。隣、こんなに混んでるのに、嘘でしょ?みたいな。ああ、それありますね。でも、並べる人っているもんね。忍耐強さもあるだろうし。

(ピエール瀧)まあ、だからこれね、この時間、本当に観光地やら何やらに向かっている親子連れの方もね、社内のラジオでこれ聞いてらっしゃる方も、おるでしょ?

(赤江珠緒)渋滞。車もね、ありますしね。

(ピエール瀧)家族だったりのためとか、そうだったら、まあ、ねえ。ご苦労さまです!っていうところ、ありますけど。

(赤江珠緒)じゃあ、あれはどうですか?デートとかで、待ち合わせした場合も待てないですか?瀧さんは。

(ピエール瀧)デートした待ち合わせ?

(赤江珠緒)まあ、いまならね、携帯電話でギリギリまで、『着きまーす』ってできますけど。昔は連絡取る方法、なかったから。

(ピエール瀧)昔は僕、あれですよ。テレクラとかだったら1時間半くらい待ちましたよ。

(赤江珠緒)(爆笑)。余裕で1時間超えてるじゃないのよ!

(ピエール瀧)新宿のライオンの像の横で(笑)。新宿で、夜中に。1時間半くらい。来ねえなー?みたいな(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)ライオン触ったりしながら。やることないから(笑)。

(赤江珠緒)あっ、そういうもんなんですか?あれって。昔のシステム。あん時、まだ大人じゃなかったから、そのシステムがよくわかってないんです。

(ピエール瀧)テレクラで、こう。どこどこで待ち合わせみたいな。何!?みたいな。『なーにぃー!?』ですよ(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)『まーちーあわせぇー?』って(笑)。で、そこに行って、来るかな?来るかな?って。『手にモーニングを持っている』って言ってたけどな・・・っていう(笑)。

(赤江珠緒)あ、雑誌のね。

(ピエール瀧)『週刊モーニングを、持ってくるぞって言ってるから。あの子かな?。モーニングを持っているあの子・・・あれは持ってるけど、サラリーマンだしな・・・』みたいな。

(赤江珠緒)そうでしょう?あんまりいないでしょ?女の子で。

(ピエール瀧)『あれあれあれ?』なんて言いながら、1時間半ぐらい、もう平気で待っていて。1時間半ぐらい待ってから、『あーれぇー?俺、やっちまったなぁー!』ですよ。

(赤江珠緒)これ、なんだっけ?クールポコさんだ。

(ピエール瀧)クールポコですよ(笑)。そんなのを、だから。そういう、なんでしょうね?性的な理由なら、結構待てるかもしれないです。

(赤江珠緒)(笑)。ああ、そうですか。

(ピエール瀧)欲っていろいろあるじゃないですか。お腹の食欲とか。

(赤江珠緒)あ、そうね。だからやっぱり食いしん坊の方なんでしょうね。ラーメンとかで『平気ですよ。美味しいもの食べるんだったら、3時間、4時間待ちますよ』っていう人、いますもんね。

(ピエール瀧)食いしん坊な方?食いしん坊はあるでしょうし、なんでしょうね?まあ、そうかもなー。うん。

(赤江珠緒)そういう意味では、食への欲がそこまですさまじくないのかな?

(ピエール瀧)そうでしょう?僕もね、ほぼ、ない。もちろん、美味しいものを食べたら、『美味しいなー』って思いますけども。今日の晩御飯は絶対に美味しいものを食べたい!とかっていうのがあんまりないんです。僕。

(赤江珠緒)ああー、わかるわかる。うん。わからんでもない。

(ピエール瀧)ひなびた中華料理屋さんの、ひなびたラーメンと半チャーハンを食べたい、みたいな。

(赤江珠緒)そう。だからそういうタイプと・・・

(ピエール瀧)表紙の取れた漫画ゴラクを読みながら・・・見たいな。

(赤江珠緒)そうでしょう?そこまでの設定はいいけども(笑)。あ、たしかに
置いてあるけどね。あの、食に対して欲望が強い人は、人生の間で限られているから。1日3食として。その1食も無駄にしたくないっていう人、いますもんね。

(ピエール瀧)ああー、そういう人、いるだろうね。グルメもそうだし、どうせ食べるならって調べて、『あそこの唐揚げが美味しいから、行ってみよう』とか。そういうの、あるよね。

(赤江珠緒)前のたまむすびのPの、池Pとかそうでしたもんね。よく言ってたもん。池Pは。『もう、無駄にしたくないから。店選びは、そんなに赤江さん、悩むんだったら、僕に任せてください』とかって。

(ピエール瀧)そうなんだ。どうしてそれだけいいものを食べているのに、いいものを食べている風のルックスをしてないんだろうな?

(赤江珠緒)(笑)。なんかね、痩せてましたな。

(ピエール瀧)痩せた感じのさ(笑)。

(赤江珠緒)身についてない(笑)。

(ピエール瀧)なんだろうな?っていう。若干乾燥気味な感じの(笑)。

(赤江珠緒)たしかにね。なんかね。

(ピエール瀧)『どんこ?あ、池Pか』っていう感じのね。

(赤江珠緒)(笑)。ちょっとムエタイの選手みたいなところ、ありましたからね。

(ピエール瀧)でもでも今日ね、そうか。まさに並びながら、暇つぶしにラジオを。『あ、ラジオちょうどいいわ』なんて聞いてくださっている方も。並びながらの。人もいるでしょうし。これ、観光地に向かっているね、車内で聞いている方もいらっしゃるでしょうし。ねえ。大変ですよ。

(赤江珠緒)ねえ。でも、これのためなら待てるとか。そういうのを聞いてみようかね。今日ね。

(ピエール瀧)性的なことなら僕、待てます。

(赤江珠緒)(笑)

<書き起こしおわり>

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