安住紳一郎語る 新入社員から感じた世代の差

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で、新社会人・新入社員が話していることから感じた自分たちとの世代の差について話していました。


(安住紳一郎)さて、新年度に入りまして、新しい生活をスタートされているという方も多いかもしれませんね。新入社員、新社会人のみなさんが、町の中、たくさんいらっしゃいますね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)そして、先週。一昨日の金曜日ですか。歓迎会とかやっていた方が多かったみたいで。町にものすごいたくさんの人たちが出てましたね。新社会人の1年目の4月の週末っていうのは、なんかいま思い出すと、たしかに楽しかったな、なんていう風に思いますよね。希望に満ち溢れて。初めて社会人になってっていうことですよね。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)なんか、そういえば自分も楽しかったな、みたいなことを思い出しましたね。

(中澤有美子)そうですか。あんまり覚えてないな。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。なんとかね、必死に新しい環境に、そして社会になんとか貢献したいみたいな気持ちですもんね。

(中澤有美子)必死だったですね。

(安住紳一郎)ちょうど4月1日か2日なんですけども、私、トイレに入って。個室に入っていたんですよね。そして、あんまり周りに人がいないところで、廊下の話し声が聞こえるぐらいな。廊下の話し声が聞こえるってことは、もしかすると私がトイレで出している音も廊下まで聞こえているのか!?みたいな、そういう恐怖をまず覚えたんですけども。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)まあ、廊下で非常に大きな声で話している女性がいて。で、なにを話しているのかな?と思うまでもなく、聞こえてきたみたいな。そこのフロアにいた人間が、その彼女たちと私しかいないぐらいの静かなところだったんですけども。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)そしたらその女性は新入社員だったみたいで。新入社員でこれから入社式か研修かなにかに向かう、始まる直前、トイレ休憩に来ている女性だったみたいで。たぶん6人くらいいたような雰囲気なんですけど。私は男子トイレの個室に入ってますから。

(中澤有美子)あ、その時の安住さんは新人の時ではなくて、もうちょっとたってから?

(安住紳一郎)そうです。ええ。今月の話ですね。大変失礼しました。今月の話なんですけど。で、そのたぶん新入社員だと思うんですが、の、みなさん方が、これからなにか会場に向かう前、トイレに行っておこうという6人くらいの女性の集団がどうやら隣の女性トイレに入っていき・・・私はほら、個室に入っているので、ちょっと時間がかかるので、彼女たちが出て行く音が聞こえていたんですね。

(中澤有美子)うん、うん。はい。

(安住紳一郎)そしたら、やっぱり、年代もあるのかもしれませんけども。大変フレッシュな会話が聞こえてきて。『いよいよこれから始まるんだね!なんか、ドキドキする!』みたいな。そういう、『あっ、えっ、あっ?』みたいな。最近の人たちはこんなに素直なんだ!って思うような。『だってこれが私たちの社会人の第一歩でしょ?』みたいなことを話していて。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)『へー!ずいぶん素直なことをね、仲間と話するんだな』なんていって。一瞬清々しい気持ちになり、うーん・・・カラカラカラカラなんて、1人で。『そっか、そうだよな』って。うん。なんか本当にドラマみたいなね。

(中澤有美子)本当。

(安住紳一郎)最近の若い世代のみなさん方は、なんですかね?時代もあるんでしょうけど。大変素直な世代なんですよね。

(中澤有美子)そうなんですね。へー!

(安住紳一郎)よく、時代が一回転したなんていう風にも言われたりするみたいですけども。最近は、親孝行当たり前世代みたいなところがあるらしいです。『日曜日は家族のために家ですごす』という新社会人の人たちが多いみたいですよ。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)草食とかね、言われたりしますけれども。たぶんそれはそれで本人たちは納得のいかない気持ちなのかもしれませんが。日曜日は親とすごすために、なるべく家ですごすとか、親のイベントの送り迎えをするみたいな、そういういい子たち。

(中澤有美子)いい子たち。

(安住紳一郎)私たち団塊ジュニアは、もう親との反発の中でエネルギーを見出してきた世代ですよね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『来てんじゃねーよ!』みたいな。『いつまでも、ついて来んな!』なんて言って。そういう世代ですよね。比較的ね。

(中澤有美子)そうですよねー。そうでしたよねー。

(安住紳一郎)『1人でできるから!』って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そういうあれですよね。『どこ行くの?お昼、いるの?夜は?何時?』なんて言って。『うっせーな!』なんて言って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)『腹へったらご飯食うよ!』っていう。

(中澤有美子)ああ、そうでした(笑)。

(安住紳一郎)『いるの?ご飯。お母さん、用意しておいたらいいの?』なんて言って、『知らねーよ!』なんて。そうでしょう?そういう世代ですよね。違うのかしら?

(中澤有美子)そう(笑)。そういう時期を経てきましたよね。

(安住紳一郎)そういう時期を経てますよね。ええ。うん。いまはなんか違って、まあ、ね。そういうことなんでしょうね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)私、地元に年に一度帰るんですけども。やっぱり空港に親が見送りに来て。正月休み帰り、帰っていく・・・まあ、お孫さんがいる世代とかは普通なのかもしれませんけども。21、22、23、19才?くらいで学校に戻ってったり、若めの社会人は、さほど親の見送りやそういうものがなくてもね、平気かな?と思うんですが。結構やっぱり、たくさん来ていて。ああ、時代が少し変わったんだな、なんて見てましたけどもね。みなさんはそういう風に感じる時、ありますか?

(中澤有美子)そうか。ねー。

(安住紳一郎)だからやっぱり、こう、ね。そして出発前に親とキチンと話をして。『じゃあ、行ってくるね。お父さんお母さんも体、気をつけて』みたいな。それって、私たちの世代からすると、もう35すぎぐらいで、親の気持ちもわかり始めて初めての対応力でしょ?

(中澤有美子)そうですね(笑)。歩み寄り的なね。

(安住紳一郎)そうでしょう?だからやっぱり、ああ、そういう・・・うん。

(中澤有美子)あ、途切れなくそういう感じで来ているんですね。

(安住紳一郎)そうですね。と、私は分析しているんですけども。

(中澤有美子)きっとそうなんですね。入社式にね、なんかご両親が出席したりってことも、あるんでしょう?

(安住紳一郎)そうですね。これはね、本当に違う世代がなんだかんだ言っちゃいけないことなんですよ。それは個人の自由なんでね。

(中澤有美子)そうですよ。

(安住紳一郎)なので、まあ、ねえ。そうね。団塊ジュニアの私の感じとしては、高校の体育祭などに親が来ると、『おめえんち、なんだよ!?』みたいなことになるんだけども、いまはこれ、ごくごく普通のことね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)それは、うん・・・『お父さん、来てるんだ。いいね』っていう。そういうことですよね。

(中澤有美子)そうね(笑)。むしろ、あのね、ご挨拶できたりしてね。『いつもお世話になっています』なんて。うん。

(安住紳一郎)本当に、いけない。これは。別の世代がものを言っちゃ行けないんだけども。

(中澤有美子)そうですよ、そうですよ(笑)。

(安住紳一郎)それぞれの育ち方があるから。でも、いまは高校の入学式、卒業式は当然、親が来るんだよね。

(中澤有美子)当然でしょうね。

(安住紳一郎)当然なんだよね。で、高校の部活の応援も親が当然行くんだよね。うん。言っちゃいけない!違う世代がなんだかんだ言っちゃいけないんだよ。

(中澤有美子)そう(笑)。おじいちゃん、おばあちゃんまで来ちゃうかもしれない(笑)。

(安住紳一郎)そうですよね。そして、その上の学校に。専門学校とか短期大学とか専修学校とか大学に入学する場合も、当然親は入学式に行くんだよね。それは、遠方からでも行くんだよね。うん。

(中澤有美子)うんうん。

(安住紳一郎)これは、他の世代がなにか言っちゃいけないんだよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)卒業式も行くんだよね。そうね。親としての区切りみたいなのがあるから、それは行きたいんだよね。そして、ある大学では、入学式や卒業式に参加する父兄の数が多すぎて、会場を急遽変更したり、あるいは学生の数よりも父兄の数が多くて。要するに、会場と観客席みたいなことのバランスがおかしくなったりとかする傾向が最近はあるんだけれども、これは他の世代がなにか言ってはいけない問題!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ちょっと俺は気になるけれども、それは言ってはいけない!まあ、とやかくね、他の世代は自分たちの世代と比べてってことを言いたがるからね。

(中澤有美子)そう。控えないと。はい。

(安住紳一郎)という、新しいニューカマーたちだね。新社会人。やっぱり私たちと変わらないのは、新入社員の頃はなにかね、不安で、そして慣れないところで一生懸命やるということで。去年も話しましたけれども。草食動物ガゼルのようにね、右往左往してますでしょ?

[関連リンク]安住紳一郎 新社会人へ贈るメッセージ

(中澤有美子)はい(笑)。

(安住紳一郎)同じようなスーツ、パンプス。リクルートスーツのようなものを着て。紺とか灰色のを着てね。そして、集団行動を取りますから。大きな企業などでは、何百人、何千人と研修がいますのでね。そういう研修センターから出てきますと、本当に草食動物の群れのような感じで。誰か先頭の人が道を間違えたと思って、フッとね、右から左に変ると、全体がザーッと左の方に。品川とか五反田の方の大きな研修所とかあるようなところだと、もうウワーッ!みたいな。で、巻き込まれるとなんか、出られないっていうか。『ウワーッ!こっち来た!ガゼルが来たよ-!』みたいなこと、ありますよね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)外側にいると、食べられちゃうからね。

(中澤有美子)そうです、そうです(笑)。

(安住紳一郎)真ん中、真ん中でね、いたりとか。そう。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ありますよね?これ、去年も話しましたけど、私、品川のちょっと手前の、品川と浜松町の間ぐらいのところで横断歩道をまっすぐ渡りたかったんだけど、どこかの大きな新入社員の団体がこっちに来て。それを避けようと思ったら、避けきれなくて。その流れに、うわわわわーっ!ってなって。全く逆のスクエアの方に渡っちゃったみたいな。

(中澤有美子)へー(笑)。

(安住紳一郎)気持ち、わかりますよね。海外とか行くと、入国審査の方にね、まっすぐ進む。どこに進んでいいのかわからないけど、前の人たちについていくと、その一団でスーッと行くような感じで。新入社員のみなさんたちはね、次の場所に移動する時はそういう行動をね、してますから。水族館のイワシの群れみたいな。サーッて。

(中澤有美子)美しい(笑)。

<書き起こしおわり>

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