藤波辰爾 WWE殿堂入り授賞式を語る

藤波辰爾 WWE殿堂入り授賞式を語る たまむすび

藤波辰爾さんがTBSラジオ『たまむすび』でWWE殿堂入りや、その授賞式について話をしていました。

(博多大吉)藤波さんとのトークもね、非常に盛り上がっておりますが。そろそろプロレスのお話をさせてもらっていいですか?

(藤波辰爾)(笑)

(赤江珠緒)大吉先生のお好きな。

(博多大吉)いやー、本当に改めまして、殿堂入り、おめでとうございます。

(藤波辰爾)ありがとうございます。

(博多大吉)あれはね、一報が入ったというか。ご自身への連絡はいつ頃?

(藤波辰爾)えー、2月の20日前後だったですかね。

(博多大吉)これ、予感はあったんですか?

(藤波辰爾)いや、全くないんですけど。まあ、噂では、猪木さんの選ばれた時に、僕の名前もあがったらしいんですけど。でも、それが僕もちょっと、あれはもう引退した方とか、功労賞的にね、受け取ったんだけど。それが今年になって、突然電話がかかってきて。びっくりしましたよね。

(博多大吉)殿堂入りしますということで。で、毎回ね、賞を名レスラーが授けるというか。プレゼンターが、リック・フレアー。

(藤波辰爾)そうなんですね。やっぱりその、日本のプロレスの状況っていうのか、選手には誰が相応しいとかって、やっぱりよく知ってるんですよね。はい。

(博多大吉)で、リック・フレアーって、世界一のレスラーだと言われているんです。プロレスの美しさ。

(赤江珠緒)ほー!

(博多大吉)プロレスのね、今世紀最大の達人ぐらいの方が、実はリック・フレアーで。リック・フレアーが藤波さんに渡したということは、藤波辰爾が日本で最高のレスラーだという証だと僕は思うんですけども。

(藤波辰爾)まあ、初めてで、そのなんて言うのかな?殿堂入りのね、会場っていうのか。最初はまあ、その団体の個人的にやるのかな?って思ったんだけど。それが、行ってびっくり。久々、僕も足がすくみましたね。その、祭典が28日だったんですね。先月の。で、もう1万8千人ぐらいの会場でやるんですよ。もう式典だけを。

(赤江珠緒)あ、そんなの?

(藤波辰爾)お客さんも入れてね。

(博多大吉)試合はやらないですよ。もう授賞式だけですよ。1万8千人?

(藤波辰爾)当然、もう入場券も払って来るんですけど。まあ、見せ方が上手いじゃないですか。で、今回はもう往年のレスラーも何人かいたんだけど。アーノルド・シュワルツェネッガーも同じように受賞されたんで。

(赤江珠緒)えっ?アーノルド・シュワルツェネッガーさんも?

(博多大吉)はい。

(藤波辰爾)で、映画だけじゃなくて、WWEのファンであって。で、またその大会にいろんな部分で参加してるんですね。

(赤江珠緒)あ、貢献されたという意味で。

(藤波辰爾)はい。そういうあれでまあ、受賞されたんですけど。まあだから、そういうあれがあっても、ものすごいお客さんからすると、見どころがたくさんというか。それで十分満足するんですよ。その授賞式だけで。そこで、スピーチなんですよ。

(赤江珠緒)はー!

(藤波辰爾)これはね・・・

(博多大吉)でも、英語ですよね?

(藤波辰爾)はい。だからあの、通訳をつけてやりますか?って言われるんですけど。やはり、まあ通常、日常会話的にはしゃべれても、正式なところでしゃべるとなると、多少自分で作って行ったんだけど。ちょっとね、スラスラッとは言えないですね。緊張してね。

(博多大吉)緊張して。ただでさ、藤波さん、緊張しいで。ちょっとね、滑舌に問題が・・っていう話もあるぐらいですけども。うん。

(藤波辰爾)でもね、一応自分の生の声でね、自分の気持ちを伝えようかなということでね。一応、英語でね。はい。スピーチを数分、しましたけどね。

(赤江珠緒)うわー!

(藤波辰爾)でもそれが、すごく向こうで関係者がね、感銘を受けてくれたみたいでね。すごく評判が良かったです。

(赤江珠緒)どんな思いを込めて?

(藤波辰爾)まあ、自分がいま、このプロレスを何年やっていて。で、自分はまだ現役でやっていますという。もちろん向こうのWWE側のお礼を込めた後にね。とにかく僕は、現役を続ける使命があるんですと。それは、偉大なレスラーたちが、レスリングをやっているという。そういうのを自分が、いろんな形でこうして伝えていくために、体力が続く限り、現役でっていうことをね、伝えましたけどね。

(赤江珠緒)はー!

(藤波辰爾)そしたらみなさんがね、スタンディングオベーション。自分のちょっとね、いま、こうしゃべっていてもね、鳥肌が立ちますけどね。あの1万7千人ぐらいですかね。

(博多大吉)それ以上のお客さんはね、試合でね、ずっと盛り上げてっていうか。感動させてきた。

(藤波辰爾)その翌日が、今度レッスル・マニアっていう大会の会場でやるんですけど。今年はサンノゼでやったんですけどね。サンフランシスコ・フォーティナイナーズってそのスタジアムなんだけど。7万8千人。

(赤江珠緒)えっ?そんなに入るところで!?

(博多大吉)いや、もうチケット取れないですよ。

(藤波辰爾)チケット、ないんです。

(赤江珠緒)あ、そうなんですか。

(藤波辰爾)全米、全世界からこの大会を。1年に1回、来ますんで。

(博多大吉)そのぐらいの規模なんですよ。WWEって。それで、殿堂入り。ご覧になったんですか?レッスル・マニア。

(藤波辰爾)はい。そこでも、今度紹介されるんですね。一人ひとりが。舞台でね。これはね、もう大感動。もう、時間よ止まれ。そこで時間が止まってほしいな!っていうね。爽快ですね。あの前でね。はい。

(博多大吉)ちなみに、いかがでした?レッスル・マニア、ご覧になって。

(藤波辰爾)すごかったですね。あの、またすごいですよ。WWEのデカさっていうのか。僕がもう1978年にマジソン・スクエア・ガーデンでやっていた時と、もう規模がぜんぜん違うんですね。自分のところでもう、局は持っているし。映像も全て持っているし。だから作りとか、全部違いますね。もうちょっと、度肝を抜かれましたね。

(博多大吉)第1試合のバトルロイヤルにおそらく、KENTA。ヒデオ・イタミ選手も出られてましたけど。どうでした?ヒデオ・イタミは。

(藤波辰爾)はい。がんばってましたよ。

(博多大吉)歓声、あがってました?

(藤波辰爾)あ、一応、僕が、日本人が来てますので。まあそういうことで、お客さんも知ってるんで。拍手もらってましたね。

(博多大吉)よかった。もう本当ね、3時ぐらいまでずっとお話聞きたいところなんですけども。ちょっと時間がないということでね。

(赤江珠緒)残念ですね(笑)。

(博多大吉)まあ、続きはね、今日発売の週刊プロレスとか。先週にもインタビューが載ってましたし。いろんなお話が載ってますんで。そちらの方で確認していただきたいと思います。ということで・・・

(赤江珠緒)本当にスペシャルなゲストで。お越しいただいて。

(博多大吉)本当のお城マニアだってことは、みなさんにわかっていただけたと思います。なんせ、藤波辰爾さん。見積もりを出してるんですから。

(赤江珠緒)(笑)

(藤波辰爾)見積もり、持ってくればよかったですね(笑)。

(博多大吉)はい。ということで、本日のスペシャルゲスト、藤波辰爾さんでございました。藤波さん、ありがとうございました。

(藤波辰爾)ありがとうございました。

(赤江珠緒)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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