Base Ball Bear小出祐介が語る 岡村靖幸のアイドル的魅力

Base Ball Bear小出祐介が語る 岡村靖幸のアイドル的魅力 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

Base Ball Bear小出祐介さんがTBSラジオ『タマフル』の『ついに決定!史上最高のアイドルは誰だ!?評議会 男性編』に出演。岡村靖幸さんのアイドル的魅力について話していました。

(宇多丸)吉田さんのプレゼンが終わったところで、小出くん。お願いします。ようやくまともな人が出てきた。


(小出祐介)いやー、あの、そもそもお三人方と僕、もうタイム感が全く違うんですよ。

(宇多丸)改めて、小出くんは何年生まれ?

(小出祐介)僕、84年生まれでして。

(吉田豪)ジュリーがアイドルじゃなくなった後ですよね。

(小出祐介)物心ついて、なんかそのアイドルとしていたっていうと、それこそSMAPぐらいしか思いつかないんですよ。

(宇多丸)ある意味、アイドル冬の時代的なところで。

(小出祐介)そうですね。さっき、メール下さった方と年齢近いんだと思うんですけど。なので、なんかその実体験として男性アイドル。僕にとって同性の方に憧れるっていう体験、僕ほとんどないんですよ。だからその、俳優さんもないし。だからジャニーズ系のアイドルでも、僕が憧れたっていう記憶があんまりなくて。

(吉田豪)ジャニーズ以外の男性アイドルって、もうほぼない時代ですもんね。

(コンバットREC)90年代前半は、結構壊滅的ですよ。

(宇多丸)後半でギリ、例えばDA PUMPが出てきてっていう感じですかね?

リアルタイムで実感したアイドル

(小出祐介)そうですね。っていう僕の体験の中で選ぶっていうのがすごく難しくて。今回。で、だからまあ唯一実感としてリアルタイムで、あっ!って思ったっていうところで僕、岡村靖幸なんですよ。

(宇多丸)岡村ちゃんですか。はい。アイドル的に見ていた?

(小出祐介)いや、もともとアイドル的に見ていたわけじゃないですけど、僕がじゃあいま、男性アイドルとして、いま現役で会いに行くなら誰か?っていったら、やっぱり岡村靖幸かなと思って。

(吉田豪)でも、わかります。90年代だったら、小沢健二みたいな感じですよね?

(宇多丸)ああー!

(小出祐介)まあまあ、そうですね。たぶんそうなんだと思います。

(宇多丸)その、80年代半ばにアイドル冬の時代になって。女の人もそうですけど、やっぱりもともとのアイドルとして・・・たとえばさ、そういう風に時代によってはくくられたり、提示されてるかもしれない人がアーティスト化していくじゃないですか。だからたぶんそういうところで、幅はちょっと、定義は変わっていくからね。岡村ちゃんっていうのも当然ありますよね。

(小出祐介)それで、まあ体験としてなんでそう思ったか?っていうと、僕、去年なんですけど、岡村さんのツアーに僕、一緒に曲を出したもんで。『愛はおしゃれじゃない』っていう曲を出したので。僕、ステージに出たんですよ。で、まあ僕も一応仕事柄、いろんな方のステージを見てもいますし、まあ袖から見たりとか、ゲストで出たりとか。イベントのライブの最後で、トリのメインアクトのバンドの方たちとステージに立つとかっていう体験、何度もあるんですけど。

(宇多丸)うん。

(小出祐介)岡村さんのお客さんを僕、ステージ側から見たら、もう完全に、もう濡れている顔してるというか。

(宇多丸)おー!出ました。しっとり半蔵(笑)。

(杉作J太郎)しっとり半蔵!ただいま参上ね!

(一同)(爆笑)

(小出祐介)もう完全に、Zepp TOKYO満パンのしっとり半蔵ただいま参上!だったわけですよ。

(杉作J太郎)おおー!

(吉田豪)山を飛び、谷を越え(笑)。

(小出祐介)で、女性だけじゃなくて、やっぱりなんだったら男性も、もうやっぱりしっとりした目で見てて。

(吉田豪)わかります。わかります。それぐらいのセクシャルな感じがあるんですね。

(小出祐介)っていうのを僕は実体験として。あっ、岡村さんっていつもこういうお客さんを相手にやってたんだ!とも思ったし、岡村さんはいつもこうやって見られてたんだ。しかも、もう50才くらいになられるんですけど。50才になっても、なお、ステージで妊娠させるというか。っていうのを現役でできているっていう意味では、僕はやっぱ岡村さんがトップなんじゃないかな?って。

(宇多丸)ちなみに、リスナーの方でもですね、(メールを読む)『私の中の最高のアイドルは岡村靖幸ちゃんです』。岡村靖幸ちゃんっていうと・・・(笑)。

(小出祐介)いや、まあでも靖幸ちゃんですから。

(吉田豪)岡村ちゃんって。やっぱり、ちゃん付けっていいですよね。アイドルとしてね。

(宇多丸)たしかに。(メールを読む)『彼は言わずもがな大天才のミュージシャンですが、我々岡村ちゃんのベイベにとっては永遠のアイドルです。アラフィフとは思えない、かわいすぎる見た目。ステージからハケる時の両手を下に垂らしたままの小走り。上手サイド、ライムスで言ったら宇多丸さんの真下あたりで岡村ちゃんを一度見てみてください。アイドルすぎて鼻血ブーですよ』ということで、いただいております。ああ、なるほどね。

(小出祐介)あと、あれですよ。岡村さんのLINEとかも、めっちゃかわいいですよ。

(宇多丸)ああ、そう。

(小出祐介)もう、めっちゃかわいいスタンプ連発、よくしますよ。

(宇多丸)人間的にも、そういう?

(小出祐介)人間的にも、めっちゃかわいいです。

(宇多丸)さっき言った、だから小動物的なラインのかわいさもある?

(小出祐介)ああー、まあ、でもそうですね。小動物的なかわいさもあるんですけど、ただ、ギター弾いたりとか曲を作っている時は音楽アニマルですよ。もう、ライオンが獲物をむさぼるようにギターを弾くわけですよ。

(コンバットREC)でも、無邪気さも魅力のひとつですよね。やっぱりね。

(宇多丸)うん、うん。はい。というこいちゃんはですね、岡村ちゃんということで。じゃあ1曲、お願いいたします。

(小出祐介)はい。岡村靖幸で『ペンション』。


<書き起こしおわり>

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