西寺郷太が宇多丸に語る 藤井隆・吉田凜音アルバム制作

西寺郷太 浅田真央との楽曲レコーディングを語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

NONA REEVES西寺郷太さんがTBSラジオ『タマフル』に出演。制作中の藤井隆さん、そして吉田凜音さんのアルバムについて宇多丸さんに紹介していました。

(宇多丸)はい。そしてさらにね、この番組ゆかりで言いますと、藤井隆さん。芸人として知られてますけども。この番組ではやはり、シンガー。音楽アーティスト藤井隆さん。レーベル開設されました。藤井さんのアルバム『COFFEE BAR COWBOY』、制作されていると。で、西寺郷太くん、参加しているわけですけども。

(西寺郷太)僕がね、スーパーバイザーという役割で。プロデュースは藤井さんで。今回のポイントとしては、藤井さんに作詞作曲を全部やってもらうっていう。

(宇多丸)作曲もですか。これはすごい。

(西寺郷太)作曲は『kappo!』っていう曲で彼、やられていて。

(宇多丸)へー!あ、はいはい。

(西寺郷太)で、もうその前のアルバムで堀込高樹さんだったり、それから筒美京平さんだったり、松本隆さんだったり、もうスーパーソングライターがいっぱい参加されていたので。今回は、『藤井さん、ここまでできるんだったら、もう全部やりましょうよ!そのための手助けはします』っていうことで。それで、でもね、実際彼が頭の中にあるビジョンを具現化していって。トントントントン曲が出来ていってたんですけど。

(宇多丸)本当にあの、字義通りの意味でのアーティストですからね。こと音楽のことになるとね。

(西寺郷太)本当に。イメージをすごい持たれているんで。NONA REEVESのプロデューサーでもあり、宇多田ヒカルさんやFPMなんかもずっと参加されていた冨田謙さんっていう方がサウンドメイカーに入りまして、藤井さんが歌ったメロディーとかをどんどんどんどんトラック化していって。僕は後ろでいて、いろいろ相談しながら。もう超かっこいいアルバムですから。はい。お楽しみにということで。

(宇多丸)はいはい。楽しみにしております。

(西寺郷太)あと、吉田凜音ちゃんのアルバムもいま、作っています。アイドルの。宇多丸さんにも帯、書いていただいて。3月にアルバムが出るという。

(宇多丸)彼女はちゃんとライブとか見てみたいですね。僕ね。逸材ぶりを。

(西寺郷太)はい。2月にシングルが出て、12曲僕がフルでプロデュースしたんで。あと1曲だけ残っているんですけど。めちゃくちゃいいですから。

(宇多丸)あの、すげータマだな感は声からでも伝わってきますんで。ちょっとね。ぜひぜひ。

(西寺郷太)あの、すごいビッグマウスで。

(宇多丸)おっ、そうなんだ!

(西寺郷太)そうなんですよ。もう。『天下獲りますから』みたいな感じなんですよ。

(宇多丸)ああ、そう。はいはい。

(西寺郷太)『目標は松田聖子さん』みたいな。もう、パーン!と。そういう感じのキャラの子で。僕もあの、Negiccoみたいな自信のない感じのキャラに慣れていたんで。『おおっ、君、すげーな!』みたいな。

(宇多丸)対照的にいいですよね、これね。

(西寺郷太)14才なんですけど。いま。だから中田英寿さんとかがチームに入って、周りの先輩からナメられないみたいな感じ、あるじゃないですか。『ヒデはヒデだからしょうがない』みたいな。ああいうなんかね、堂々とした感じがすげーあるんですよ。

(宇多丸)あー、若くしてそういうのがあると。はいはい。吉田凜音ちゃんのアルバムも制作中ということでございます。ということで、西寺郷太さん。本日告知。大事なことでございます。

(西寺郷太)そうなんです。『サンキング・オン・ザ・ブロック』というイベントがありまして。まあ、ウチの弟がSUNKINGというバーを三茶でやっていたんですけども。

(宇多丸)はい。三軒茶屋。

(西寺郷太)僕、あのお寺の息子でして。弟と僕の2人兄弟だったんですけど。弟が寺を継ぐことになりまして。

(宇多丸)あらあら、そうですか!

(西寺郷太)そうなんですよ。それでまあ、弟はバーはやめたんですけども、イベント制作は続けるということで。お寺のお坊さんでそういうのをいろいろ企画している人、多くて。今回、赤坂ブリッツ、そこです。そこでライブを企画してやってもらう事になりまして。TBSにも協力していただいて。2月6日、金曜日ですね。DEPAPEPEとNONA REEVES。『サンキング・オン・ザ・ブロック』のイベントです。

(宇多丸)DEPAPEPEさん。前ね、ずいぶん前なんですけど、小島慶子キラ☆キラの時、DEPAPEPEさん、紹介してましたね。

(西寺郷太)そうなんです。僕も1曲プロデュースしたことがあったり。すごいね、いま、ジャカルタでライブやられていて。アコースティックギターの2人のユニット。まあ、知っている方も多いと思うんですけども。言葉がないっていうことで、アジア中でいま、大人気なんですよ。

(宇多丸)あー、めちゃ気持ちいいですからね。DEPAPEPEさんね。

(西寺郷太)そうなんです。本当、それこそパット・メセニーだ、スティービー・ワンダーとかとも共演しているような。海外で。日本が誇るバンドなんですけど、まあその2つで。NONAとDEPAPEPEでライブを2月6日の金曜日にやるということで。チケットがすぐに買える、タマフル特別電話予約なんかもしちゃおうかな?と。

(宇多丸)ありがとうございます。この番組用に。

[リンク]TBSラジオ presents SUNKING ON THE BLOCK

(中略)

(宇多丸)ということで、ちょっとここらで曲をかけてお別れとなってしまうんですが。曲紹介をよろしくお願いいたします。

(西寺郷太)はい。NONA REEVESで、ライブでも歌うと思います。『夢の恋人』。

(宇多丸)郷太くん、ありがとうございます。

(西寺郷太)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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