菊地成孔 D’Angelo『Black Messiah』のグラミー賞獲得の可能性を語る

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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で、D’Angeloの14年ぶりのアルバム『Black Messiah』を紹介。D’Angeloのグラミー賞獲得の可能性などを話していました。


(菊地成孔)もう1曲、いきますかね。今日から、いろんな曲をかけようと思うんですけど。和田アキ子さんの後にD’Angeloをかけるっていうのはすごいいいと思うんですよね(笑)。再来週、ソウルバーです。毎月だいたい4回なんだけど、たまに5回金曜日がある月があって。その5回目はかならずソウルバーなんで。再来週、ソウルバーなんですよね。で、その時にかけようかなって。さっきの和田アキ子さんもその時にかけようかなと思ってキープしてたの。でも、今日かけちゃいましたけど。

で、まあその時にかけようかなと思っていたD’Angeloですけど。まあ、今日かけちゃおうかな。和田アキ子さんの次にかけるって、流れ的にいいですよね。D’Angelo、出しましたよね。もう、今年のグラミーに行くのかな?どうかな?ってあっちゃこっちゃでね。今日の番組の最後の方で話しますけど、オムス(OMSB)。この番組だと日本語ラップ特集。今度から、日本語縛りをなくしますけども。で、出てくるSIMI LABのラッパーとね、D’Angeloか?ファレルか?っていう話をね、3時間も4時間もしてましたけども(笑)。

グラミーはD’Angeloか?ファレルか?

オムスは『自分は、D’Angeloにとってほしいっす!』って言ってましたね(笑)。かわいいな、オムスって思いましたけど。D’Angeloっていう人がいてね。突然目線が一般目線になりましたけど。14年間、アルバムを出してなかったんです。で、14年ぶりに出したんですね。14年前の2000年のアルバムがものすごいグラミー・・・そん時は2000年だから43回か。第43回のグラミーで最優秀R&Bをとったのね。『Voodoo』っていうアルバムで。で、それ以降ずっと沈黙してて。沈黙っていうか、アルバムを出してなくて。

それが去年ですね、『Black Messiah』という。これは『Black Messiah』っていうのは『俺様はBlack Messiahだ』って言ってるんじゃなくて、アフロ・アメリカン。要するにカラードの人々は全員が自分をBlack Messiahだと思ってくれ、メシアだと思ってくれっていうタイトルが込められた非常に硬派なアルバムで。で、今回はとにかくブラックミュージック好きな方にはその解説、皆まで言うなっていう話ですけど。まあ、ピノ・パラディーノ(Pino Palladino)がベース。で、ドラムがクリス・デイヴ(Chris Dave)。要するにバンドでやってるんですよ。

で、まあ捨て曲なしですけどね。1曲、聞いてみましょうか。非常に素晴らしいアルバムです。滑り込みでグラミーっていうのは十分あり得ると思うんですよね。ちなみにですよ、本当にちなみに。これはまあ、オムスのさっきの話をフリにしたオチとしてのネタとかじゃなくて、本気の話ですけど。D’Angeloのこの『Black Messiah』は本当に素晴らしいし。良くも悪くも、よく聞けば『Voodoo』と何も変わってないっていう。そこがいいところなんですけどね。やっぱり『Voodoo』と、14年前と変わらず、クオリティーだけが上がったっていう、本当素晴らしいんですけど、私はファレルにとってほしいと思ってますね(笑)。はい。

そのことで、お互いオムスと一歩も引かなくなってしまって話が長引いでしまったということでした。D’Angeloの『Black Messiah』から3曲目になります。『The Charade』という曲です。



(菊地成孔)えー、素晴らしい演奏と歌が続いております。D’Angeloで、『The Charade』。現在の北米、しかも東海岸のバンドで演奏する、歌も含めたアンサンブルの中ではもう極限値を記録する素晴らしいグルーヴだと思いますね。ファレルじゃなくて、やっぱりD’Angeloにグラミー賞とってほしいですね。っていうか、ファレルじゃなくて、オムスにグラミー賞をとってもらいたいと思ったまま、CMです(笑)。

<書き起こしおわり>

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