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DJ YANATAKEが語る 3rd Bassと過ごした高2の夏休みの思い出

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DJ YANATAKEさんがソラトニワFM『シケ金』に出演。ジェーン・スーさんと渡辺志保さんにHIPHOPグループ 3rd Bassの日本ツアーに同行した高校2年生の夏休みの思い出を語っていました。HIPHOP深イイ話!


(ジェーン・スー)そして、今日来てもらったヤナタケさんなんですけど、twitter見ていたら、すごいことが起こってたじゃないですか。

(DJ YANATAKE)(笑)。そうそうそう。なにから説明したらいいかな?

(ジェーン・スー)あのですね、ヤナタケさん、実は初めてここに来てもらった時に、なぜいまHIPHOPのシーンにヤナタケさんがいるのか?そのルーツを探せっていうことで。いちばん最初にヤナタケさんがHIPHOPにハマった、いちばんエポックな出来事はなんですか?っていう話をした時に、3rd Bassのなぜか日本ツアーに・・・

(DJ YANATAKE)そうそう。いくつかね、自分の中でHIPHOPにハマったきっかけはあったんだけど。まあ3つぐらいあるんだけど、そのうちの大きな1つが高校2年生の夏休みに、Def Jamレーベルっていう、いまでもありますけど、HIPHOPのナンバーワンのレーベル。

(渡辺志保)そうですね。今年30周年の。

(DJ YANATAKE)30周年のね。そこからですね、白人のMC2人。で、黒人のDJ1人の3rd Bassっていうグループがいたんですけど。まあ、25年前ですよね。彼らデビューして。でも、アメリカでもすごい人気が出たんですよ。で、ジャパン・ツアーで初めて来た時に、ひょんなことから友達になって。

(ジェーン・スー)しかも、高校生でしょ?その時。

(DJ YANATAKE)高校2年生。

(渡辺志保)ひょんな・・・ひょんすぎますね(笑)。

(ジェーン・スー)その『ひょん』が知りたいよね。

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原宿の洋服屋での出会い

(DJ YANATAKE)ひょんを簡単に言いますと、この(スタジオ)いま原宿にありますけど、すぐ近くにラフォーレ原宿ってありますね。当時、地下にTOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美さんっていうね、ギターの方がやっているセルロイドっていうですね、クラブ系ファッションの洋服屋さんがあったんです。

(ジェーン・スー)あー!あったねー!

(DJ YANATAKE)で、俺もそこに毎日のように通っていて。で、そこのお店に、なんか黒人がお客さんでいたんだけど。別に気にせずに俺は制服のままね、歩いて。今度は渋谷の方をチェックしに行こうかな?と思っていたら、同じ黒人がついてきたの。俺のあとを。で、なんか話しかけられて。当時、25年前だからHIPHOPっぽい服すら日本ではぜんぜん売ってないわけ。

(渡辺志保)なるほどね。

(DJ YANATAKE)マジ売ってないの。本当に、超限られた店にしか売ってなくて、『東京はどこに行けばそういう服があるんだ?』みたいなことをたぶん言われてたの。英語で。で、いまからそういうね、マンションの1室みたいなお店だから、行くから一緒に行こうよ、みたいに言ったやつが、要するに呼び屋に仕事をしてたの。

(渡辺志保)プロモーターさん。なるほど。

(DJ YANATAKE)で、そいつが仲良くなって話していたら、どうやら、俺の当時の英語力ね。どうやら、エムザ有明っていうですね・・・

(ジェーン・スー)懐かしいねー!バブルだねー!

(DJ YANATAKE)そう。バブル期を代表するライブハウスがありまして。そこに3rd Bassっていうやつらを仕事で呼んでやっているから、お前、遊びに来いよと。で、まあ行ったんですよ。したら、わけもわからず入れてくれて。そいつに会って入れてくれて。当時、携帯とかもないからね。

(ジェーン・スー)そうだよね。SNSがあったら、即上げだよね。

(渡辺志保)(笑)。即上げですね。たしかにね(笑)。

(DJ YANATAKE)そうそうそう。で、行って楽屋まで入れてもらって。で、俺当時、いろんなものを首からぶら下げるのが流行ってたんですよ。俺ね、高校生の時ね、任天堂のGAMEBOYをぶら下げてたの。

(渡辺志保)すごい(笑)。

(ジェーン・スー)時計とかではなく?

(DJ YANATAKE)そうそうそう。そういうのが流行ってたの。で、それをMC Serchっていうね、リーダー的なラップをする人が『なんだそれ!ヤベー!超ほしい!』みたいになったんだけど、それは特注で作ってもらったやつだから。知り合いに。で、『あげられないけど・・・』っつって。でもゲーム一緒にやって遊んでて。いわゆる日本人がやる裏ワザみたいなのって、当時アメリカ人とかってあんまりよく知らなかったの。

(渡辺志保)伝わってなかったんですかね。

(DJ YANATAKE)いまは『チート(cheat)』とか言って外人とかもいっぱいあるけど。当時裏ワザっていうものはね、知らなかったの。で、グラディウスっていうさ、撃つゲームがあって、有名なコナミコマンドっていうのがあるんですけど。『上上下下左右左右BA』ってボタンを押すと、すごい装備が付きますみたいな。それをやったらもうびっくりしちゃって。『なにこれ!?』みたいな。で、そういうのをきっかけに仲良くなって。で、その日ライブを見て帰るんですよ。したら次の日、今度は友達のライブ。Wack Wack Rhythm Bandね。友達っていうか先輩のライブを見るのに、俺は当時錦糸町の近くに住んでいたんだけど、地下鉄に乗ったの。そしたら、その地下鉄にMC Serchが乗ってたの。DJと一緒に乗ってたの。

(渡辺志保)すごいな!ニューヨークじゃないのにね。

(DJ YANATAKE)そうそう。えっ!?っつって。『お前、昨日のGAMEBOYじゃねーか!』って言われて。

(ジェーン・スー)まさにGAMEBOY(笑)。

(DJ YANATAKE)で、『俺は友達のライブに行くけど。どこ行くの?』っつったら、『東京ジャイアンツを見に行く』とか言っていて。したら、『来週の何曜日に、明日とか明後日とか。芝浦のGOLDっていうところでライブやるから、お前来い!』って言われたんです。で、行ったの。その時は別にゲストとかもないし。普通にでも、お金払って行ったんです。すごい高かったけど。5000円ぐらい?

(ジェーン・スー)高校生にしたらね。

(DJ YANATAKE)で、まあ行ったんだけど。行って終わったら、当時1時ぐらいで終わっちゃうんですよ。クラブ。終わってたの、マジで。

(渡辺志保)朝までではないんですね。

(DJ YANATAKE)なくて。で、終わって外でどうしようかな?電車も・・・でも若いから、3・4時間ぐらいテトリスやってれば・・・

(渡辺志保)GAMEBOY。出ました(笑)。

(DJ YANATAKE)そうそう。電車、来るかなんて思っていたら、GOLDの前でずっとうだうだテトリスしてたら、こそーっとナンパしたお姉ちゃんを連れた3rd Bassがやってきて。『あれ?お前、GAMEBOYじゃねーか』って言われて。なんかどうやら、『送って行ってやるよ。昨日の電車のあたりに住んでるのか、お前は?』って。で、別に殺されるわけじゃないし。とりあえず、言われるがままに乗ってみたら、すごい、前に3人乗れるリムジン。運転手、俺、Serchが前に乗って、後ろにナンパしたお姉ちゃんがガバーッ!って乗って。

(ジェーン・スー)HIPHOP!

(DJ YANATAKE)(笑)。で、どうやら本当に家の方に行くわけよ。で、本当に家のところに行って、『あ、もういいよ。ここで止めてください』っつって。『あそこ、家なんで』って言ったら、3rd Bassが『泊まっているホテル、ウチはそこだから』って言われて。『とりあえずお前、明日秋葉原行くから来い!』って言われて。で、次の日、その近くのホテルに行って、から始まって。日本にいる間、ずーっと一緒にいたの。だから。

(渡辺志保)すごーい!あ、私てっきりヤナタケさんがね、某レコードストアで働いている時のつながりかと勝手に思ってたんですけど。

(DJ YANATAKE)違う違う。高校生だから。

(渡辺志保)そうじゃないんですね。

(ジェーン・スー)すごい話だね。これ。

(渡辺志保)リアルマスコットボーイなんですね。じゃあ。

(ジェーン・スー)リアルマスコットボーイであり、リアルゲームボーイ。

(DJ YANATAKE)そうなの。ほんでもう、たとえばどこどこのお店に行きたいから、とかも。自由が丘のSTUSSYに行こうぜ!とかって、一緒に連れて行ったりとか。なんかいろんなお店に一緒に行ったり、ご飯食べたり。ずーっと、とにかくしてて。

(ジェーン・スー)それをさ、25周年。これ、SNS素晴らしいよね。そいでなんとですね、その3rd Bassが25週年なわけですよ。今年。で、MC SerchがSNSやっていて。twitterやっていて。なんか『ハッシュタグつけて、俺たちの25周年のエピソードくれよ』みたいなことをつぶやいて。それに返事したわけですね。ハッシュタグつけて。

(DJ YANATAKE)そうそう。この間、たまたまウィークエンドシャッフルにね、宇多丸さんの。出させてもらった時に打ち上げで久々にこの話をしたら、宇多丸さんが『なにそれ!そんな話、あったのか、お前!』っつって。それで覚えていて、ちょうどそれをtwitterで見て。結局それはInstagramのリンクを貼っていただけで、今度Instagramの方に行って、MC Serch探して。で、じゃあちょっとそんな宇多丸さんの話もあったし。もっとなんでその時に、『もっとグイグイいけばよかった。もっと仲良くなっておけばよかったね』って言われたから、じゃあまあ、連絡してみようかなって。でも俺は当然忘れていると思ったの。

(ジェーン・スー)まあ、25年前だからね。

(DJ YANATAKE)そうそうそう。で、『あの時首からGAMEBOYぶら下げてた俺だよー。いまはHIPHOP DJとかもやってるけど、すごい3rd Bassに感謝してるよ』みたいなことを言ったら、リプライくれて。ちゃんと覚えていてくれて。

(渡辺志保)すごいですね!よほど・・・

(DJ YANATAKE)いやいや、すっごい嬉しかった。

(ジェーン・スー)結構目頭ジーンと来る感じの。

(渡辺志保)いやー、本当ですよ。HIPHOPかなり深イイ話ですよ、それは。

(ジェーン・スー)本当。しかも、これはやっぱりさ、志保ちゃんとかがMC Serchに教えてあげた方がいいよ。『この人、いま結構HIPHOPおじさんだよ!結構な重鎮だよ!』っていう。

(渡辺志保)HIPHOPおじさん(笑)。『HIPHOPホール・オブ・フェイムだよ!』ぐらいの感じで。

(DJ YANATAKE)いやいや、そんなことはないんですけど。でも、普通に超嬉しくて。今日の朝。

(ジェーン・スー)あのさ、無茶ぶりするけど、3rd Bass呼ぼうよ。

(DJ YANATAKE)いやいやいや!

(渡辺志保)そうだね。25周年。

(DJ YANATAKE)いま、なんかやってんのかな?3rd Bass。いや、3rd Bassとしては活動してないと思うよ。でもなんか、文化人っぽくなっていて。CBSかどっかの有名な局のトークショーとかいま、司会で。

(渡辺志保)あら、すごい。

(ジェーン・スー)呼ぼうよ!

(渡辺志保)じゃあ、是非是非。

(ジェーン・スー)それ、結構涙じゃない?涙涙。

(渡辺志保)セッティングしていただいて。

(DJ YANATAKE)でもなんか、最近・・・なにを言おうと思ったんだっけ?でも、すごいことだよね。

(ジェーン・スー)すごいよ!

<書き起こしおわり>






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