町山智浩 ドラマ『ジ・アメリカンズ』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で、アメリカで大人気のTVドラマ『ジ・アメリカンズ(The Americans)』を紹介。米ソ冷戦時代にソ連からアメリカへ潜入したKGBのスパイ夫婦を描くドラマの魅力について語っています。
※放送時は邦題が決まっていなかったため、原題の『アメリカンズ(The Americans)』でお話しされています。



(赤江珠緒)さあ、そんなアメリカですが今日の本題は?

(町山智浩)はい。今日は『アメリカンズ(The Americans)』っていう、映画じゃなくてドラマなんですけども。テレビの話ばっかりですいませんね。どうしてか?っていうと、もうアメリカね、いま夏休みのご家族向け映画シーズンで。はっきり言うと、くーだらない、くーだらないですね(笑)。もうどうでもいい映画とかが公開されてて。ちょっとつらい感じになっていて。

(山里亮太)ああ、なるほど。

(町山智浩)いま、そういう時期なんですよ。夏休みに入っちゃってるからね。でね、テレビで申し訳ないですけど。でも、面白いテレビなんでね。ちょっとご紹介したいんですけども。タイトルは『The Americans』っていうタイトルで。そのまま訳すと、『アメリカ人たち』っていう。この『Americans』のつづりの『C』の文字がですね、このテレビシリーズのタイトルの『C』の字が、鎌とハンマーを組み合わせた『C』になっているんですよ。

町山智浩 冷戦時代のソ連スパイを描くドラマ『The Americans』を語る

(山里亮太)はい。

(町山智浩)これはいわゆるソビエト連邦。ソ連のシンボルマークですよね。アメリカンなんだけど、ソビエトのシンボルマークが入っていて。これは実はこのドラマは1981年にですね、アメリカに潜入していたソ連のスパイ。KGBのスパイ夫婦のホームドラマなんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?

元CIA局員がシナリオを書く

(町山智浩)これ、シナリオを書いてストーリーを作っているのは実際にCIAの局員だった人なんですけど。この人自身は1990年代にCIAだったんで、いちばん激しかったころを知らないんですが。研究して書いたんですね。いろいろ調べて。で、1980年代っていうのはアメリカとソ連っていうのは本当に核戦争寸前の状況だったんですよ。冷戦の中で。特にレーガン大統領がですね、『ソ連を核攻撃する』とか冗談で言ってみたりですね。『悪の国なんだから滅ぼせばいい』って言ってですね、非常に過激な方向で突き進んでいて。ソ連の方もですね、アフガン侵攻したりですね。両方とも、ものすごい、非常に敵対していた状態があったんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、僕なんかはそのころっていうのはちょうど大学から就職したころで。本当に、核戦争がいつ起こるかわからないっていう状況って近づいていたんですけど。そういう感覚って覚えてないですよね?

(赤江珠緒)そうですね。私はまだ・・・4、5才っていう感じですね。

(町山智浩)ああ、やっぱりね。

(山里亮太)でも後でね、教科書とかで学んだら。ギリギリだったって言いますもんね。キューバとか。

(町山智浩)結構危険だったんですよ。この話と関係ないんですけど、ソ連は皆殺し兵器っていうのまで研究しててですね。

(赤江・山里)ええっ?

(町山智浩)それは要するに、アメリカから核攻撃をくらうと、自動的にロシアの水爆が全て一斉に爆発するっていう装置の研究も進めていたんですよ。

(赤江珠緒)もう地球崩壊じゃないですか。

(町山智浩)でもそれ、後から知ったんで。もしアメリカが攻撃してたら、世界は滅んでいたんですね。実際は。そういう研究を進めていたんですけど。まあ、そういう時代にですね、夫婦が首都ワシントンに住んでるんですね。旅行代理店に勤めている共稼ぎの夫婦で、小学生の息子と中学生、思春期の女の子がいてですね。本当にいわゆる普通のアメリカ人家庭のように見えるんですけども。実はこの夫婦は20年前から、1960年代からアメリカに潜入して。アメリカ人に完全になりきっているソ連のKGBのスパイだったっていう話なんですね。

(赤江珠緒)うんうんうん。

(町山智浩)で、そのころ、急にですね、レーガン大統領になってから、非常にソ連とアメリカは敵対してきたんで。次々と新しいミッションを課せられるんですよ。この夫婦が。たとえばその時にワインバーガー国防長官っていう非常にタカ派の人がいてですね。その国防長官の家に盗聴器を仕掛けねばならないとかですね。毎回毎回、テレビシリーズでミッションがあるんですね。これ、だから面白いのがアメリカのテレビドラマなのに、主人公がソ連のスパイで。彼らのミッションが成功するかどうか?をはらはら見るっていう話なんですよ。

(赤江珠緒)そうですね。不思議な・・・逆にするならともかく。

(町山智浩)そう。だからね、面白いのは彼らはもう20年も住んでいるから、ほとんどアメリカ人なんですよ。だからこのテレビシリーズのタイトルが『アメリカ人たち』っていうのはそういう意味があって。20年も住んでいれば、そりゃアメリカ人ですよ。だってアメリカって移民の国なんだから。5年しか住んでなくてもアメリカ人の人もいるわけですから。だから、彼らはそのころのアメリカの良さみたいなものを、ソ連と比べて知っているわけですね。なんでも手に入るし。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)なにを言ってもいいし。密告されたりしないし、拷問されたりしないし。だからアメリカ人になりたいっていう気持ちが、本当に喉の口まであがってるんだけど、言えないんですよ。なぜならば、亡命しちゃうっていう手があるんですけど、彼らはすでに相当手を汚してるんですよ。殺しているんですよ。いっぱいいろんな人たちを。だからいまさら亡命もできないというところで。でも、子どもたちはアメリカ人として健やかに育てたいっていう気持ちもあるんですよ。

(赤江珠緒)あ、子どもたちはしらないんですか。親の職業を。

(町山智浩)ぜんぜん子どもたちは知らないです。

(赤江珠緒)夫婦はビジネス上のパートナーですか?

(町山智浩)この夫婦は、アメリカに潜入する時にはじめて会ったんです。で、『君たちはこれからアメリカ人となるんだ。潜入しろ、君たちはこれから夫婦だ』って言われて。

(赤江珠緒)じゃあ、ミッションとして。

(町山智浩)ミッションとして夫婦をやっているんですよ。でも、20年もやっていれば子どもを作ってるんですよ。で、『子どもを作った方がいい』って言われてるんです。上司にね。その方が信用されると。でも、やっぱり旦那の方はだんだん奥さんのことが本気で好きになっていくんですけど、奥さんの方はそうでもないんですよ。

(山里亮太)あ、任務をこなそうと。

(町山智浩)任務が大事!っていう奥さんなんですね。っていう話で。でも、これ実際にスパイとしてなにをやっているか?っていうと、やっぱり情報を聞き出すのが仕事なんですね。だから政府の官僚であるとか、FBIに勤めている事務をやっている女性とかに近づいていってですね。たとえば、ワシントンにはコールガールがいっぱいいるんですね。要するにいろんな政治家が出張してくるからですね。議会に地方から、奥さんを置いて。だから高級コールガール組織がいっぱいあるんですけど。その1人のふりをして、この奥さんが情報を聞き出すんですよ。

(赤江・山里)はー!

(町山智浩)で、聞き出そうとしているのはソ連から亡命したKGBの元スパイの居場所を知りたくて政府官僚から情報を聞き出そうとするんですけども。テープを録ってきて旦那にですね、こういう情報を持ってきたわよ、聞き出したわよってテープを聞かせると、明らかにその官僚と奥さんがエッチしてるんですよ。

(山里亮太)あー!その声も入っちゃっているんだ。

(町山智浩)そう。『ほら、次はこれを見せてあげるわよ』って言いながら、相手から聞き出してるんですね(笑)。それを旦那は聞かされるんですよ。

(山里亮太)そっか。でも旦那の方も好きな気持ちがあるから。

(町山智浩)旦那は奥さんのことを好きなんですけど、仕事だから奥さんが他所に行って、変な男とエッチしてるのを聞かされるんですよ。毎回。毎回ってことはないですけど(笑)。

(山里亮太)なんかシンプルな、スパイの話っていう感じじゃないですね。そうなってくると、また。

(町山智浩)これ、ホームドラマなんですよ。

(赤江・山里)ホームドラマ!?

(町山智浩)基本的にホームドラマです。

(赤江珠緒)状況は非常に緊迫してますけど。

(町山智浩)緊迫してるんですけど。たとえばワインバーガー国防長官を・・・あ、そうだ。その前にレーガン大統領が撃たれた事件が実際にありましたね。81年に。ジョディ・フォスターっていう女優さんを好きになっちゃった変な男がですね、ジョディ・フォスターを感動させるためにレーガン大統領を撃つっていうとんでもない事件が起きたんですけど。その時、実際はFBIとかCIAとかKGBっていうのは大変な騒ぎだったらしいんですよ。つまり、その撃った人がもしかしたらソ連のスパイか何かかも知れないと。テロリストかもしれないっていうことで、実は政治の裏の方では核戦争寸前までいったらしいんですよ。

(赤江珠緒)うわー!危ない!

(町山智浩)非常に危険な状態になったらしいんですけども。その時に実は主人公たちはなにをしていたのか?っていうのが描かれる回があるんですね。で、もしこのまま戦争に突き進んだりしたら、アメリカはKGBがやったと思っているから、これで攻撃とかをされた時のために、国防長官を射殺しなさいって言われて。ライフル持たされるんですよ。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、国防長官の家を狙撃しなきゃいけないっていうことでもって狙ってるんですけど。結局その事件が起こらなくて、ぎりぎりで食い止めるんですけども。ただ、そこにいる時に近くの警備員に見つかってしまったんで、その警備員を仕方なく殺すんですね。奥さんが。で、殺して山に埋めるんですけど、山に埋めながら彼らが考えていることは、早く家に帰って子どもが起きてくる前に朝ごはんを作ってお弁当を持たせて学校に連れて行かなきゃ!っていうことなんですよ(笑)。

(赤江珠緒)ちょっと待って。やっていることと行動とのね・・・(笑)。ギャップがもう。

(町山智浩)でも、しょうがないじゃないですか(笑)。

(赤江珠緒)普通の残業の時の心理みたいな。

(町山智浩)でも、そういう緊迫感の方が大変ですよ。やっぱり。で、こんなことばっかりやっているから、娘がブーたれているわけですね。反抗期に入っているわけですよ。『お母さん、私はブラが必要になったってことも知らないの?』って。

(山里亮太)うわー。ちゃんと見てくれてないと。

(赤江珠緒)こっちは国の存亡がどうのこうのっていう事態なのに。

(町山智浩)米ソ冷戦で大変な状況の中、娘の胸が大きくなったことに気づいてなかったりするわけですよ。

(赤江珠緒)うわー、なんか天秤にかけるのが本当に、もうね。

(山里亮太)核戦争とブラだからね!

(町山智浩)で、彼らはやっぱりいちばん大事なのが子どもなんで。どんなことがあっても子どもだけはなんとかしなきゃ!って思っていて。それでまあ、スパイやっていてもしょうがないって思っているんだけど、やらざるを得なくなっているんですね。自分たちの生活を守るために。だからいちばん大事なのは、子どもと家庭を守ることなんですけども。たとえば、これもまたね、すごい話なんですけども。要するにソ連の大使館を盗聴しているらしいと。FBIがね。

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)で、FBIは暗号を解読するようなカードを持っているらしいから、それを取り返さなければならないってなってですね。いろんなことをするわけですけど。その奥さんがまた行くわけです。で、奥さんがですね、アメリカがスターウォーズ計画って言ってですね、ソ連の核ミサイルを宇宙空間で撃ち落とすっていう技術の開発を始めていたことがあったんですね。で、それを撃ち落とすためのレーザー光線を作っている会社の経営者のところに行ってですね、『奥さんを亡くされてから、だいぶ経つんでしょ?寂しいでしょ?』って言いながら、誘惑するんですよ。このスパイが。主人公のヒロインが。で、『情報を取ってきたわよ』って家に帰ってくるとですね、服を脱ぐと体中傷だらけなんですよ。

(赤江珠緒)えっ?

(町山智浩)そのレーザー光線を作っていたオヤジっていうのは、変態だったんですね。

(山里亮太)あー、ムチかなにかの跡が。

(町山智浩)そう。SMだったんですね。で、それを見た旦那は怒り狂って。『そいつの家に行って、いまからそいつをブチ殺す!』って(笑)。『やめなさい!これがスパイで、これが私の仕事なの!』って言うんですよ。もう旦那、耐えられなくてっていうね。

(赤江珠緒)はー!ホームドラマが絡んできますね!

(町山智浩)ものすごい過激なホームドラマなんです。

(山里亮太)ホームドラマの喧嘩の理由が、スケールでかすぎちゃう。

(町山智浩)そう。で、逆のパターンもあって。FBIの職員を誘惑してるんですね。この旦那は。で、最初はお金をどんどんあげて。『私はFBIとかCIAの、ちゃんと仕事をしているか?汚職してないか?を調べる役人なんだ』って嘘をついて近づいて。で、情報を取ってこさせるんですね。FBIの秘書の人に。ところが、秘書の人は会っているうちに、だんだんお金をもらうだけじゃなくて、その旦那のことが好きになっちゃうんですね。フィリップっていうんですけど。そのKGBの旦那は。で、『結婚して』って言うんですよ。

(山里亮太)あら!でも・・・

(町山智浩)で、奥さんに相談するんですよ。『ヤバい。情報源として掴んでいたFBIの職員が、俺に結婚してって言ってきてるんだ。どうしよう?』って言ったら、奥さん。『結婚しなさい、仕事だから』って言うんですよ。

(山里亮太)おー!

(赤江珠緒)奥さん、割り切ってるなー。

(町山智浩)奥さん、割り切ってるんですよね(笑)。というね、超こんがらがった話で。しかも、お向かいにですね、気の良さそうな旦那が引っ越してくるんですね。夫婦がね。で、一応食べ物を作ってですね、ケーキとか焼いて持って行って。ご近所にようこそ!って挨拶をするんですけど。主人公の奥さんの、エリザベスっていうんですけどね。そして、『旦那さま、なんのお仕事をされているんですか?』って聞くと、『FBIです』って言われるんですよ。

(赤江珠緒)あー!

(町山智浩)『FBIでなにを?』って聞くと、『アメリカ国内に潜入しているスパイの調査ですね』って言われて(笑)。お向かいに引っ越してくるんですけど。

(山里亮太)まさに、ちょうど敵だ。完璧なる。

(町山智浩)そう。で、どうしよう?ってことになったら、『うん。これはやっぱり情報を得るためには、近所づきあいしたほうがいいね』って。このフィリップっていうKGBの旦那は、FBIの職員とですね、いろんなスポーツしたりジョギングしたり、お酒飲んだりですね、して親友になっていくんですよ。

(赤江珠緒)うわー!でも、灯台下暗しで、いいかもしれないね。

(町山智浩)そうなんです。やっぱりね、同じような仕事してるから、なんか気が合うんですよ。

(山里亮太)なるほど!悩みもあるし。お互い。

(赤江珠緒)でも、表面じゃ旅行代理店なのに。

(町山智浩)そう。で、ガレージに殺した人の死体とか入れたりしてるんですけど(笑)。そういう話でね、またね、このFBIの職員のスタンっていう人が、まったく同じことをやって。今度はKGBの、ソ連の大使館で勤めている職員の人たちを全部尾行してですね。彼らがなにをやっているか調べて。調べたら、大使館の中のキャビアを勝手に売って小銭を稼いでいる女の人がいたんですね。で、その人のことをつかまえて、『お前、それがもしバレたら、ソ連で大変なことになるだろう?バラしてほしくなければ、ソ連大使館の中の情報をこちらにください』っていう風に言って、FBIは取引するんですよ。

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)で、やっていくうちに、ところがそのソ連大使館の女性職員はとにかく不安で不安でしょうがないから。相談できる人がFBIのスタンしかいないから。相談相手になっていくうちに、2人はデキちゃうんですね(笑)。

(山里亮太)あれ?(笑)。

(赤江珠緒)うわー、こんがらがってる!(笑)。

(町山智浩)こんがらがって。で、FBIの奥さんの方は『旦那がなんかおかしいの!女がいるみたい!』って言って、向かいのKGBの奥さんに相談して、親友になっていくんですよ。また。

(山里亮太)はー!で、情報をまた・・・

(町山智浩)そう。だからどうしようもなくこんがらがっていって。がんじがらめになっていくっていうね。もう見てるとジリジリして、大変なんですよ。

(山里亮太)面白い、コメディー的なところも。

(赤江珠緒)なんかすごくシリアスな、本当は話だと思うんですけど。要所要所に日常的なことが入ってくるから。不思議な感覚になりますね。

(町山智浩)でもね、これね、事実にもとづいているらしくて。なんか10人ぐらいいたらしいんですね。こういう人たちが、アメリカ国内に。で、それが発表されたのかな?先に。CIAによって。で、そこから元CIAの職員の人がこの話を作っていったらしいんですよ。調べて行って。で、実際にもう60年代からずーっと住んでいて。

(赤江珠緒)じゃあ、ある意味こっちの方がリアリティーなんだ。

(町山智浩)そうなんですね。だからやっぱり彼らとしてみれば、スパイでもやっぱり家庭があるわけで。したら、お弁当を作らなきゃならないわけですよ(笑)。

(山里亮太)『早く死体埋めて!お弁当を作らなきゃ!』なんていうんだ。

(町山智浩)そう。『学校に遅れちゃうわ!』とか。『受験、どうしよう?』とかね。そう。『大きくなってきたから、子どもの勉強机を買い替えなきゃ』とか。そんな話はぜったいにあって。

(赤江珠緒)普通の悩みは、ぜったいにあるわけですもんね。

(町山智浩)そっちがおろそかになっちゃったら、もうなにもかもパアなわけですね。すっごい見ていてジリジリジリジリするんですけど。

(赤江珠緒)そうですね。なんか日本でスパイって言うと、本当に毎日ピリピリしているみたいな。そういうドラマが多い。

(山里亮太)私生活は見せないからね。ぜったい。

(町山智浩)いやいや、日本だって60年代、70年代、80年代に北朝鮮のスパイがかなり入っていたことはもう事実としてわかってるんですよね。で、拉致とかしてたんですけども。彼らのドラマをやってもいいと思うんですよね。

(山里亮太)なるほど。

(町山智浩)韓国にはいっぱいあるんですよ。韓国に北朝鮮のスパイが潜入してて、そこで人を愛してしまったり、親友を作ってしまって悩むっていうドラマは結構あるんですよ。映画とかでも。でも、日本でも同じことがあったと思うんですよね。人間だから。みんな。そこで好きになった人がいたりね。でね、やっぱりこのThe Americans見てていちばんスパイが苦しむのは、愛なんですよ。やっぱり、人を好きになっちゃうことで、どんどん失敗していくんですね。

(山里亮太)そっか。奥さんへの嫉妬とかでね。そっからやらなくていい殺人とかをしちゃったりするかもしれないし。

(町山智浩)そう。

(赤江珠緒)情っていうか、そういう愛もわいてくるでしょうしね。

(町山智浩)そう。だからこれね、基本的にはやっぱりホームドラマ。よくできているところですね。ということでね、The Americans。これね、日本では、たぶんもうすぐ放送されると思います。アメリカですごい人気なんで。

(山里亮太)放送されるんですね。

(町山智浩)放送されると思いますよ。これだけアメリカで人気なら。『Glee』とかとおんなじで。はい。

(赤江珠緒)今日はね、大人気のテレビドラマシリーズ、The Americansをご紹介いただきました。町山さん、ありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

(町山智浩)どもでした。

<書き起こしおわり>

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