爆笑問題が語る いいとも水曜最終回タモリ・太田漫才の舞台裏

爆笑問題が語る 笑っていいとも!グランドフィナーレ打ち上げの様子 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題のお二人が笑っていいとも!水曜日最終回でタモリさんと太田さんが披露した、かっぱ巻き漫才についてTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』で語っていました。

爆笑問題が語る 笑っていいとも!グランドフィナーレ打ち上げの様子

(田中裕二)いや、だって俺らだって夢のような。太田さんなんか、昼間はたけしさんにも会っているから、そう考えたらもうさ、全部にね。1日で全部に会ってるじゃない。俺はその日はたけしさんにあってないからね。

(太田光)たけしさんとタモリさんの2ショットはやっぱりすげーなって思ったな。あの2人のこの画の力ね。持っている。あの・・・で、紋付きで来たんですよ。それが、リハをやっている時に、俺、最初たけしさんの部屋に行って、ちょこっと話して、そっからリハで。普通、テレフォンゲストってリハの時、来ないの。突然、紋付きで現れて。『おーす!なんか、照れるな』とか言いながら、サッと行ってね。

(田中裕二)(笑)

(太田光)またそのへんの、タモリさんの『なんだよ、その格好?』みたいなやり取りとかも含め、『うわー!』って。もうそっから来てましたよ。うわー!っていうね。いいな、この関係!っていうね。で、さんまさんも来てね。相変わらずの。

(田中裕二)夜ね。まあ、さんまさんはもうあの感じですからね。ずーっとね。

(太田光)俺はね、やっぱりその前の週ですけど、タモさんと漫才をね、やったのがもう本当、俺は幸せでしたよ。

(田中裕二)あれはうらやましかったよ、本当に。『かっぱ巻きください』のネタはね。

(太田光)かっぱ巻きください!っていうの。あれをなんとかして完成させたくてね。で、まあ要するに水曜のネタ祭りってことになって、じゃあタモリさんと俺とでっていう。んで、俺、難しいなって思ったんだよ。タモリさんって漫才の人じゃないから。どうやってその・・・でも、一応ネタ決めたいし。俺としてはね。だから『ちょっとお時間もらえますか?』っていう話をして。『ああ、おうおう』って。で、3日前ぐらいかな?タモリさんの家へ行きましてね。で、俺の中であの台本はできてたんですけど、とりあえず、あんまり紙で渡すのもちょっと・・・

(田中裕二)ああ、そうね。

(太田光)なんていうの?

(田中裕二)わかるわかる。失礼な感じ、するよね。

タモリ家での漫才打ち合わせ

(太田光)と思うし。タモリさんがどういう感じで、たとえば小松さんとやる時とかのあれで。どういうテンションで作ってるのかわかんないから。で、最初、本当1時間ぐらいずーっと雑談して。家に呼んでもらって、いいとものこととか、いろいろ雑談してて。途中途中で、『あれ?タモさんってあれですか?小松さんとたとえばああいうの、やるじゃないですか?ああいうのっていうのは、どういう感じでやるんですかね?』っつったら、『いや、あれだよ。ぜんぜん酒の席とかでなんとなく2人で会って』。やっぱりそういう感じかと思って。

(田中裕二)うんうん。

(太田光)『あー、あれ、かっぱ巻きでいきますかね?』って。唐突感がある。

(田中裕二)唐突にね。

(太田光)『おお、いいね』。で、タモリさんは『いや、意味がないほうがいいよね。意味ないことをやろうよ』って言うから。それは俺も思っていたから、『じゃあ、あの一応漫才みたいな形で入って・・・』っていうようなね。探り探りでなんとなく。大枠を作って。なんとなく、こう、名前だけでも覚えてってください!みたいなことをちょっと言って。古い漫才師みたいな感じでいって、もういきなりかっぱ巻きでって。俺はかんぴょう巻き入りますんで、みたいな。そういう感じの、ざっくりした感じで。『そうだね』っつって。『なんか、足しますか?』みたいな。したら、タモさんが『ウーツ!シューッ!』みたいな。

(田中裕二)やったよね。あれね。

(太田光)だからね、あれね、即興漫才って思っている人いるかもしれないけど、全部台本ですから。アドリブなしですから。

(田中裕二)ねえ。それがすごいよね。本当にその場で適当にやってるみたいな。

(太田光)違います。それで、ええとね、1回、だから家でざっくりと。3時間ぐらい話しましたかね?で、家帰って俺がちょっと台本にして。『こんな感じで』って渡して。で、見てもらって。当日、ちょっと早めに入ってメイク室でもう1回合せて。

(田中裕二)すごいね。

(太田光)で、2人で決めたのは、『とにかくもう終わらない漫才をやろう』っつって。だから結構作ったんですよ。で、『終わりのない漫才。だからオチとかいらないんだよ』っつって。タモリさんが。『終わりなんか、いいじゃん』。で、俺はそれはタモリさんすげーかっこいいなって思ったんだよね。『終わんなくていいよ、漫才は』っつって。『あ、そうですね』っつって。で、俺はディレクターに、『もう時間いっぱいまでやるから、CMでぶった切っちゃって』って言っておいて。

(田中裕二)そうか。

(太田光)で、それでも不安だったんで、ちょっとこっそり、タカトシのタカに、『後ろで、できればつっこんで』みたいな(笑)。

(田中裕二)トシ?

(太田光)あ、トシ。トシに、『難しいかもしんないけど、後ろで、どっちもボケだから、ちょっとつっこめるところ、つっこんで』って入れといて(笑)。

(田中裕二)だからね、トシのつっこみはちゃんと効いてたもん。そう、だから長々とやって、かっぱ巻きだってやって、で、最後に太田さんが『という名前で・・・』って言った時に。そこ、ちゃんとつっこんでたからね。トシ。

(太田光)でも、誰にも伝えてないからね。そのネタは。

(田中裕二)そう。だから活きてましたよ。ちゃんと。いいなー、でもタモリさん家に行ってネタを作るなんて。

(太田光)あの後、まだあったんですけどね。もう、でも時間いっぱいだった。

(田中裕二)いや、だから本当に見てて、みんなそうだけど、『途中で終わっちゃったよ、時間なくなっちゃったよ』って思って。でもそれは計算通りなんですね。

(太田光)計算通り。計算通りっていうか、まあ時間いっぱい。本当はもうちょっとやりたかったけど、まあいっぱいいっぱいになったらCM切っちゃっていいからっつって。言って、やったんですけどね。したら鶴瓶師匠が『あれはよかったわー!』って褒めてくれて。

(田中裕二)自分は最低だったのに(笑)。

(太田光)(笑)。そうそう。『あんた、何?』って俺が言ってるのに。『太田、お前あれはええわー。最高やわ』っつって。

(田中裕二)本当、やさしいね。

(太田光)『あれは見事やわ』っつって。うれしかった。

(田中裕二)うれしいよね。そう。だから昨日も鶴瓶師匠はちゃんと褒めてくれるのね。『太田行った時に俺は、俺こそ呼べよ!って。よかったでー!』っつって褒めてくれたりね。あの人、基本的に。関根さんもそう。関根さんも『この間のあれ、見たよ!あれ!』ってね。

(太田光)うれしいよね。

(田中裕二)ぜったい褒めてくれるっていうね。結構ね。

(太田光)あたたかい番組だね。そう考えるとね。

(田中裕二)いや、だからすごいですよね。本当ね。あんなね、たくさん、いわゆる大御所みたいなね、人たちがいて。32年やったんだから。スタッフもね、最終回の時に高平さんとか。最初からの人とかね。

(太田光)ジンと来ましたよ。

(田中裕二)いてね。すごいよね。あの番組。

(太田光)高平さんのまた髪の毛の白さ。すごいですよね。きれーに。

(田中裕二)すっごいですよ。もう、マルチーズみたいで(笑)。

(太田光)(笑)

(田中裕二)すっごいキレイだもんね。

(太田光)本当に、天使みたいでした。

(田中裕二)雲みたいな(笑)。

(太田光)雲みたいな、神様みたいな感じでしたけどね。

(田中裕二)まあ、そんないいともも本当に。いやー、終わる終わるとは半年前からね、思ってはいましたけど。それは半年なんてすぐ過ぎるのもわかってはいたけど。やっぱり、ちゃんと終わりましたね。まあ、でもなんか、ちゃんとトラブルもなくよかったですね。無事にね。昨日のグランドフィナーレはトラブルなのかなんなのか、よくわかんないですけども。大反響のまま、視聴率もすごくよかったなんてニュースになってましたけどもね。すごく。

(太田光)終わらせることなかったんじゃないか?って思っちゃうよね。

(田中裕二)それはね、慎吾ちゃんも『なんで終わるんですか?そもそも』って話しですけどね。まあ、それもしょうがないですからね。こういうのも。決まっちゃって。なので本当にみなさん、どうもありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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