竹中直人が語る 『豊臣秀吉』を演じるということ

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竹中直人さんがTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』に出演。大河ドラマ『軍師官兵衛』で演じている豊臣秀吉役について、共演者のピエール瀧さんと語っていました。


(赤江珠緒)でも本当に竹中さんはやっぱり、秀吉のイメージが。もうね。

(竹中直人)そうですか。なんかいつの間にかそうなってしまいましたけど(笑)。だってこの前なんか・・・いいや、この話は。くだらない話ですから(笑)。

(赤江珠緒)なんですか?なんですか?

(竹中直人)いいです、大丈夫です。すいません。

(ピエール瀧)しまっておきましょう。じゃあ。

(竹中直人)また今度のために(笑)。

(赤江珠緒)でもこれだけ長く秀吉をやられると、やっぱりご自身でも親近感というか・・・

18年ぶり2回目の秀吉役

(竹中直人)でも、『また』って言われても、2回目ですからね。秀吉やるっつっても。でも、『またかよ』って言われても困っちゃうんですけど。18年ぶりですからね。だから、懐かしさはありますよね。39才の時でしたからね。昔やった秀吉。でも、いつも思うんだけど、見てない人にとっちゃあ何でもない仕事じゃないですか。俺たちの仕事なんて。特に秀吉やったからって。前、見てない人には何でもないことで。で、今回初めて見る人もいるわけで見ない人もいるわけでしょ?だから、いろんなこと俺、どうでもよくて(笑)。なんつーか、変な言い方ですよね。

(ピエール瀧)まあねー。

(竹中直人)でも、俺たちの仕事は評価されない限り話しにならないので。まあ、なんとか頑張っていかなきゃいけないなっていつも思うんですけど。でも、なんかわかんないですけども・・・

(ピエール瀧)まあでも、若い頃のヒット曲をこの年になって、もう1回アレンジを変えてやるみたいなものじゃないですか。なんか。

(竹中直人)そうかもしれないですね。結局、共演者や脚本家、違うわけですからね。それはなんか、ぜんぜんまた別のものになるだろうし。でも、それは自分ではぜんぜんわかんないですよね。役をこう、理解して解釈してやるってことは僕、とても苦手なので。わかんないままやりたい。やりたいとも思わないし。そんなことも考えてもいないですけど。だって、普段生きてて、人生を理解して演じることなんかないじゃないですか。

(赤江珠緒)はい。

(竹中直人)それと一緒で、役だって理解なんかできるわけじゃないし。まあ、『秀吉』って言われれば、『はい!』って返事すれば秀吉になっちゃうから、それでいいのかな?って思って。あ、そんな話なんかしてないか。なに言ってるのか、わかんなくなっちゃった(笑)。

(ピエール瀧)(笑)

(赤江珠緒)いやいやいや!

(竹中直人)本木の雅弘みたいな状況になっちゃった(笑)。本木ってたまにこうなるんですよ。

(ピエール瀧)竹中さん、シリアスな空気が嫌いなんでしょうね(笑)。

(竹中直人)そうそう(笑)。俺さ、恥ずかしいんですよ。だからね、どうしても大河ドラマってみんな緊張して、ねえ。シーンとなるんで。本当はふざけたくてしょうがないんだけど。いやー、マズいだろうな、ここで『あっちこちゃっぱー!』なんてやったらマズいだろうなって思ったりしちゃうんです。

(赤江珠緒)シーンとした空気が苦手。

(ピエール瀧)だから大きいセットでやる時とか、『本番参ります!』って時に、声も通らないので、『本番参ります!ピンポーン』ってチャイムが鳴るんです。いま、周り本番ですよって。『ピンポーン』って鳴ると、『あ、誰か来たんじゃないの?』っつって。必ずボケるんですよ。でも、他のエキストラのみなさん含めて、多い時とか50人ぐらいいますから。その人たちみんなこう息を止めて、ウッ!と行こうとしてる時に、『誰か来たんじゃねーの?』っていうから、はっと力抜けるんですよ(笑)。

(赤江珠緒)あ、でもいいじゃないですかね。

(ピエール瀧)それがたぶん、いいんですよね。

(竹中直人)いいんだか悪いんだかわかんないですけどね。なんか、『よし行くぞ!』って気合入っている感じがね、どうも・・・もっと楽しくって、そういうことじゃないな?違う違う。

(赤江珠緒)でも、子どもいますよね。エレベーターの中とかでも、いろんな他人が隣り合わせになった時に、沈黙に耐えられずに急にしゃべりだす子どもとかね。そういう感じですか?

(竹中直人)っていうかね、なんですかね?わかんないです。まあ、だっていろんな人間がいますからね。大切にしなきゃいけない時間ですから、そんなことしてちゃいけないですよ!大人なんですから。

(ピエール瀧)(爆笑)

(竹中直人)『本番!』みんなウワッとやろうとしてる時ですからね。

<書き起こしおわり>
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