小西康陽と西寺郷太 Negiccoプロデューサーconnieについて語り合う

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小西康陽さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』にゲスト出演。Negiccoに楽曲を提供したお二人が、プロデューサーであるconnieさんについて語り合っていました。


(西寺郷太)ちなみに小西さんは、作曲家・作詞家としての質問なんですけど。こう、なにかストックを貯めておいて。たとえばその映画とか500本見られる間に、『これ、使えんじゃん』っていうような、アイデアとかをメモったりとか。なんか話が来たら、これやりたいなっていうのを割りとスターティングメンバーみたいに置いておいて、来たら『これ!』っていう感じで出すのか、もうノーアイデアにしておいてっていう。

(小西康陽)ノーアイデアにしとく方が多いですね。

(西寺郷太)うん。もうその話が来た段階で。

(小西康陽)そうですね。逆に、メモしとかないと忘れちゃうようなアイデアってね、たぶんダメなんだろうなって。

(西寺郷太)あ、メロディーとかも、いわゆるカセットだったり・・・

(小西康陽)あ、もうぜんぜんない。

(西寺郷太)ボイスレコーダーに録ったりとかせず。

(小西康陽)ぜんぜんない。

(西寺郷太)ちなみに、たとえば誰かに作ったけど、やっぱりこのプロジェクトでは使わなかったとか、それこそ昔のピチカート・ファイヴの時代とかにあった曲で、アルバムの中に入れた曲とか、タイプの曲。これバラード的にミドルテンポのが多いな、やめようとか。で、外した曲のストックっていうのはあるんですか?いま。ない?

(小西康陽)割りと使いきりタイプ。

曲のストックはしないタイプ

(西寺郷太)じゃあもう、ドーン!と来て。仕事量で10曲いるなと思ったら10曲作るという感じなんですね。

(小西康陽)だから苦労するんだけどね(笑)。

(西寺郷太)ああ、そのコンセプト作りには。作詞には悩まないんですもんね。でも。

(小西康陽)アルバムとか作ると、最後の2曲ぐらい、すごいつまづくよね。なかなか下りてこないみたいなね。

(西寺郷太)あ、やっぱりだから。ちょっと安心しました(笑)。俺、(作詞)ゼロ秒問題を聞いて、あの・・・(笑)。すごく自分は悩んだりしてるのが、ちっぽけな人間だと。

(小西康陽)とんでもない。

(西寺郷太)最後の最後は、やっぱり調整する時には、こう。なるほど。

(小西康陽)曲単位でたのまれたりしたら、本当悩まないけど。

(西寺郷太)はいはい。1曲ということで。

(小西康陽)一昨年、MEGさんに書いた曲とか、打ち合わせの時、『もう出来たよ』みたいな。

(西寺郷太)なるほどね。それはでも、もしかしたらケースバイケースっていう答えなのかもしれないですけど、アルバムトータルで、たとえば野本かりあさんとか、ピチカートもそうですけど。トータルプロジェクトとしてポンとやるのが好きなのか、なんか『1曲、シングルだけお願いします』みたいなパターンか。それはまあ、時期によって違うかもしれないですけど。いまだったらどっちが面白いかなと思いますか?

(小西康陽)いや、最初の話に戻るんですけど、去年、だからさ、Negiccoのあの曲を書く前に、やっぱり郷太くんの『愛のタワー・オブ・ラブ』、聞かされて。割りと燃えたところはあったんですよ(笑)。

(西寺郷太)本当ですか?(笑)。いや、でもあれ酷いんですよ。彼は。connieさんは。僕が、まずやりました。その次、小西さんがやりました。ほんで、その次、また僕に頼んできたんですよ。僕、断ったんですよ。1回。

(小西康陽)(笑)。なんで?

(西寺郷太)もう、イヤだと。その・・・なんだろう?君ねって。まあ、後輩なんで。『君ね、自分で最初はボヤ騒ぎだったのが、どんどんデカく火事がなってて。小西さんの後に、自分で火を消せ!』って(笑)。『なんで俺がまた、それから作らなきゃいけないんだ?』って言って。『自分がやった方がいい』って言って。なんかその、『アイドルばかり聴かないで』がやっぱり本当に大きい曲だったので。なので。というぐらい、ちょっと彼のサディスティックなパスが僕に回ってきて。もう、慌てたところもあったんですけど。『ときめきのヘッドライナー』という曲を書いた時。まあまあ、そうですよね。たしかに。

(小西康陽)うん。僕だって『アイドルばかり聴かないで』の次、もう1回書いてくれって言われたら、イヤだよね。

(西寺郷太)(笑)。ですよね。あれ、すごい曲ですからね。

<書き起こしおわり>


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