小西康陽の作詞術『歌詞カードを見なくてもわかる曲にする』

小西康陽のアイドル楽曲プロデュース術 Negiccoと深田恭子を語る 西寺郷太TAMAGO RADIO

小西康陽さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』にゲスト出演。ペギー・マーチさんの『コンニチハサヨナラ』を聞きながら、その歌詞の素晴らしさ、そして作詞する際に心がけていることを話していました。

(西寺郷太)そういう流れの中で、先ほどから続いている小西さんの嫉妬する。この曲、自分で作ったことにしたかったなっていうシリーズの話に流れていくんですけども。これも僕、素晴らしい曲ですね。実は僕、知らなかったです。この曲は。

(小西康陽)これね。

(西寺郷太)なんなんですか?これ、いま僕時代がズレてるのもあるんですけど、この選曲が来てから追いかけて聞いて驚いて。もう、買ったんですけど。驚きました。びっくりしました。この方について、説明していただけますか?

(小西康陽)この方は、ペギー・マーチさんは『アイ・ウィル・フォロー・ヒム』という曲でね、すごく大ヒットして。人気があったんですけど。日本と、そしてドイツでも。ドイツ語の曲とかもいっぱい吹き込んで。

(西寺郷太)もともとはアメリカの方なんですよね。で、若くしてデビュー。15才くらいで大ヒットしたんですよね。だけど本国もそうだけど、日独で。

(小西康陽)うん。なんかね、いろんな国の言葉ができた人なのかもしれないですけど。

(西寺郷太)なんかあの、ヴォーカルとしてはたしかにこう、すごく日本人離れしてるけど。発音とかが、なんて言うかな?素晴らしいですよね。これ、びっくりしました。僕。

(小西康陽)でも、それ以上にやっぱりこの曲の聞き所は岩谷時子さんの詞ですよね。

(西寺郷太)あ、歌詞が。たしかに。

(小西康陽)もう本っ当、悔しい!っていうぐらい。本当に最高ですよね。

(西寺郷太)うん。いや、素晴らしいなと思いました。まあ、いわゆる白人女性の。当時はアイドルというか、若い形で出てきて。この頃、20代中盤から30代くらいですかね?

(小西康陽)20代中盤だと思います。

(西寺郷太)ああ、なるほど。デビューしてから10年後くらい。ちょっと聞かせてもらっていいですか?

(小西康陽)じゃあ、ペギー・マーチで『コンニチハ サヨナラ』。

(西寺郷太)ペギー・マーチで『コンニチハ サヨナラ』でした。すごいですね。

(小西康陽)もう、『おひげが伸びた』に。

(西寺郷太)『おひげがのーびーた♪』。すごい歌詞だなっていうか。まあ、すべてがすごいんですけど。これはどなたの作曲?

(小西康陽)これは、いずみたくさんの作曲ですよね。で、作詞が岩谷時子さん。黄金コンビ。

(西寺郷太)アレンジは渋谷毅さん。もう日本のチームで作った曲ということで。いや、本当素晴らしい。小西さんはこの曲が本当に好きだと。特にこの曲が好きだと。

(小西康陽)いや、これ本当に自分で作りたい曲だったな。

(西寺郷太)この曲。69年。10才の時に。いや、でも本当、素晴らしいですよね。僕もちょっと驚きましたね。この曲。ここ数日で知ったんですけど。

(小西康陽)なんかね、作詞に関して、ずっと昔から自分で決めていることがあって。歌詞カードを見なくてもわかる曲にしたいっていう。ずっと思ったんですね。

(西寺郷太)なるほど。でもたしかにピチカートの曲もそうかもしれないですね。はっきりとなにを言ってるかがわかる。

(小西康陽)岩谷時子さん、やっぱりね、その点において本当に完璧ですよね。

(西寺郷太)うーん、なるほど。

(小西康陽)あの筒美京平さんもやっぱり『岩谷さんは、あの人は詩人だから』って言ってましたね。

(西寺郷太)たしかにこの歌詞はすごいな。『コンニチハ サヨナラ おひげが伸びた あなたとキスして 恋しくなってくる』『愛していても どうして人は わかれていくのでしょう』。まあ、シンプルだけど、これは本当、ぐっと来る曲を紹介していただきました。

<書き起こしおわり>

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