菊地成孔と荻上チキが考える 話が合う人・合わない人の条件

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菊地成孔さんがTBSラジオ『荻上チキSession22』にゲスト出演。これで6回目の出演となるにも関わらず、荻上チキさんと全く打ち解けた気がしないという菊地さん。そこから、話が合う人と合わない人の条件を語り合ってました。


(荻上チキ)メシで意気投合すること、ないんで。メシに興味がないんで。だから、『あそこ美味いんで行きましょう』みたいな話に乗れないんで。

(菊地成孔)まあ、6回も出てますけどね、打ち解けた気は全くしてないです(笑)。

(荻上・南部)(爆笑)

(菊地成孔)なんて言うか、毎回毎回ね、とにかく南部さんへの性欲が募るばかりだなと。この番組に出るっていうことはっていうのが、総括ですよね。長期的な。

(荻上チキ)メシとか、音とか・・・

(菊地成孔)音楽とメシに興味がない人と、私としゃべっていてもしょうがないんじゃないか?っていう気は、すごいするんですよ(笑)。

(荻上チキ)普段、俺どうやって会話してんのかな?って思うと、たとえば仕事だと、政治の話ですし。あと、映画とか、コンテンツの話とかね。好きなマンガとかアニメとかありますけど。それが通じないと・・・

(菊地成孔)アニメ、マンガ見ないんでね(笑)。すいません。むせちゃいました。

(荻上チキ)見ない?

(菊地成孔)だから、映画ぐらいですかね。やっぱり。もしあるとしたら。政治も私、全く興味が無い。

(荻上チキ)普段接する方でも、メシとかの話や音楽の話で菊地さんは、だいたい?

(菊地成孔)そうですね。食・・・たとえば、芸人さんと仕事する。女優さん、芸人さん、いわゆる有名人の方と仕事することが多い。一応、仕事で。で、バーッと一覧表だしたことがあったんですよ。いままで誰と会ったのかな?って。たとえばロンドンブーツ淳さんとかね。ノートに汚い字で『吉本、ジャニーズ・・・』とか書いて。バーッて一覧表にして。

(南部広美)多そうですねー。

話が合う人の特徴

(菊地成孔)まあ、100人ぐらいいるとしますよね?それで、この人と異様に話合ったなっていう人は、格闘技が好きか、映画が好きか、音楽が好きか、料理が好きかですね。必ず。後からわかるんですけど。事前に調査はしないんですけど。思えばこの人とって思うと、そういう人が多いですね。

(荻上チキ)やっぱりサブカル好きな人とか、コンテンツ経由でしゃべるのが特に好きで。互いの身体観。たとえばスポーツとか。『今度一緒に走りましょうよ』って。ああいう人は苦手ですね。

(菊地成孔)ああ・・・そうですね。いまちょっとおっしゃられたこと、最初から最後まで、全く意味がわかんなかったんですけど(笑)。すいません。

(荻上チキ)ものに頼らなきゃしゃべれない人が、ものを持たない時のその非力さみたいなのを痛感する次第でございます。

(菊地成孔)いえいえ(笑)。

(荻上チキ)それがパフォーマティブに放送として乗った気がしますが。

(菊地成孔)そうですね・・・でも、なんかありますよ。きっと。6回も続くってことは。はい。

(荻上チキ)そうですね。でも、ロイホという貴重なね、カードを失ってしまいましたからね。

(南部広美)ああ、卒業ですもんね。

(菊地成孔)そうですね。まあ、あわせてこの番組からも卒業なのかな?っていうね(笑)。

(荻上チキ)ロイホでつながる仲だからって(笑)。

(菊地成孔)そうそう。なんですか?スペシャルウィークのたびにあいつが来るのか?って思っているリスナーの方もたくさんいらっしゃると思いますし。

(荻上チキ)まあ、粋な夜電波ファンの方はね。

(南部広美)むしろ来てほしい!っていうね。

(菊地成孔)(笑)。本当ですかね?

(荻上チキ)南部さんはテンションの上がり方が、だって・・・前日から違いますもんね。

(南部広美)そうですよ!本当に。

(荻上チキ)普段、明日の話とかしないんですよ。翌日の話とかって。帰る時。

(菊地成孔)まあ、これは本当にさっきからセクハラでもないし、嘘、ホストテクとかでもないですけど。6回。1回目、2回目、3回目、4回目、5回目、6回目。今日がいちばんキレイですからね。

(荻上チキ)南部さんが?

(菊地成孔)はい。どんどんどんどん。右肩上がりに来てらっしゃるので。やっぱりこう、なにかが伝わっているのかな?という気持ちはあります。はい。正直。

(荻上チキ)いかがですか?

(南部広美)なんて言ったらいいんだろう・・・

(菊地成孔)(笑)。いいですね、いまの!レアな女子しゃべりは。『なんて言ったらいいんだろう・・・』(笑)。

(荻上チキ)そこをなんとか言うのがアナウンサーですよね(笑)。

(南部広美)あえて。なんて言ったらいいんだろう。

(菊地成孔)それは、あります。

(荻上チキ)南部さんは逆に、歓待される側になる回っていうのも珍しいじゃないですか。

(南部広美)本当、そうですよね。

(荻上チキ)ホスピタリティーとはなんたるか?っていうのを。

(南部広美)汗出てきちゃった・・・

(荻上チキ)感じされられるような回で。毎回ありますけど。

(南部広美)こちらがね、ホスピタリティーを発揮しなければならないんですが。

(荻上チキ)だいたいいつも、メシを食いにいくのがきっかけなんですか?交友関係がスタートするのは。

(菊地成孔)いや、さっき言ったようにただ番組で会うだけ、とかでも。なんか盛り上がる人と、そうでない人っているじゃないですか?で、後から調べたら、盛り上がった人は音楽が好きだとか、そういうことが多いですね。

(荻上チキ)いままで、盛り上がった人ってどんな方ですか?

(菊地成孔)いちばん盛り上がったのはね、ぜったいにこれは接待トークだってことはこっちでわかって。いちばんすごい人って、私水商売上がりですからあれですけど、本当にすごいホストや本当にすごいキャバ嬢って、もう営業だってわかっていても、気持ちが良いっていう状態にさせる人なんですよ。

(南部広美)うーん。わかる気がする!

(菊地成孔)それで、ロンドンブーツの淳さんと対談した時に、4時間しゃべったんだけど、『本当にこと人、俺のこと好きなんだ』って思ってましたからね。まあまあ、嫌いじゃないと思いますよ。もちろん。ですけど、もちろん大変スキルフルな方ですし、元々の魅力もある方ですけど。それにしても、もう『俺たち、友達だよね!』というような気分に最後ね、なって。で、それはまあ翌日、夢のように消えるんですよね(笑)。

(荻上チキ)(笑)

(菊地成孔)あの、タヌキのお金がドロンと木の葉に戻ったような感じでね、消えるんですけど。まったく嫌な気持ち、しなかったですよ。

(荻上チキ)なんか、こう約束したりするじゃないですか。別れ際に。『今度、メシ食いに行きましょう!』とか。

(菊地成孔)あの、『俺、クレイアニメーションの映画を作ってるんですよ。趣味で。で、それの音楽、菊地さんにたのんでいいですか?』って言われて。『絶対やりますよ!』って言いましたからね。で、ずーっと待ってるんです。まあまあまあ、ないですね。

(荻上チキ)それは淳さんからですか?

(菊地成孔)そうです。

(荻上チキ)クレイアニメ、作ってるんですか?

(菊地成孔)その対談の時におっしゃってました。あと、あの方バンドもやってらっしゃいますよね。で、『ライブ行きますよ!』ってこっちもね。行ってないですけどね。でも、そん時の移入っていうか。お上手でしたし。元々の魅力もあって。本当、すごい素敵な方でしたね。

(荻上チキ)淳さんと僕、3回かな?仕事一緒にしたことありますけど。やっぱり、いまおっしゃったように歓待上手な方で。『この人、俺のこと本当に尊敬してる!』って会った時思いましたもん。

(南部広美)あ、共通点がいま!

(菊地成孔)そうそうそう。お互い、ロンブーの淳さんにいい気持ちにさせられた同士っていうね。

(荻上チキ)なんか、同じ釜の飯を食ったみたいな。

(菊地成孔)相当広い票田だと思いますね(笑)。

(荻上チキ)(笑)。そうですね。

(菊地成孔)なんていうか、日本国民ぐらいの感じでね(笑)。

(荻上チキ)ソチ五輪見たぐらいの(笑)。でも、メディアの力が大きいので、だいたいメディア経由で話すんですけど。なんか同じ人とつながっていると思うと、打ち解けやすかったりするじゃないですか。さっきのバーの話でもそうですけど。『同じバーで飲んだよね』みたいな。

(菊地成孔)そうですね。それ、ありますね。

(荻上チキ)だからその、淳さんと同じ服を着てみたいとか、彼の読んでいる本を読んでみたいとか、近づくために彼の知っているコンテンツみたいなものに触れてみたいという。ものから出発する友情みたいなものもありますからね。

(菊地成孔)そうですね。それももちろん、ありますね。とにかく、本当にスキルフルな方で。

<書き起こしおわり>

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