高野政所が語る パチものソング『パチソン』の魅力

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DJの高野政所さんがTBSラジオ『ザ・トップ5』で、パチものカバーソング『パチソン』の魅力について語っていました。

高野政所が語る パチものソング『パチソン』の魅力

(高野政所)それで第二位。

(杉山真也)カバーソング。パチものソング?

(高野政所)カバーソング、僕基本的に好きなんですけど。いわゆるオリジナルの歌手じゃない人が歌っている歌っていうのが結構あって。たとえばユーロビートとかのカバーって、ぜんぜん知らない人が歌ってたりとかするじゃないですか。和ユーロとか。ああいうのも割と好きなんですけど、特に好きなのが、いわゆる『パチソン』。パチものソングと言われてて。昔、TVアニメとかの主題歌集とかのカセットテープをディスカウントストアとかサービスエリアとかで買うと、すっごいいろんな、ライダーから戦隊から、いろいろ入ってるんだけど何一つ本物の歌手が歌っていないっていうテープとか。持ってません?

(杉山真也)私はね、持ってなかったです。

(高野政所)ああ、そうですか。なんかね、それがすげー味がある歌い方をしてるやつとかが多くて。要は、普段たぶんバンド活動とか演歌を歌っている人が、ヒーローものとかアニメの歌詞を歌うから、独特なコブシ回しになってたりとか(笑)。あと、アニソンっていう枠にとらわれないように自分で歌い方を工夫して、妙にタメたりする感じとかが本当、面白くて。だから結構愛好家もいるみたいで。動画サイトで『パチソン』とかで検索すると、結構大量にあがってきて。それを聞くのが最近、すげー面白いって思って。

(杉山真也)へー。どんな感じなんだろう?ライダーとか、そういうあれなんですね。

(高野政所)マジンガーZとかデビルマンとかいろいろ。パチソンの中でも、あまりにも原型から崩れすぎて、逆にこれがいいんじゃないか?みたいになってるのがあって。もう名物パチソンみたいなのもあるんですよ。そういうののイベントを、昔アシパンで、ウチの店でやった時にえらい衝撃を受けて、僕も掘るようになったんですけど。逆に、小さい頃だからパチもんソングの方が本物だと思っているものが会って。

(杉山真也)うん。

(高野政所)で、後々当時TV番組で使われていた方の歌を聞くと、すげー逆に違和感を感じるっていうので。

(杉山真也)『そっちがパチソンじゃないか!』みたいな。政所さんの中ではね。

(高野政所)うん。俺が聞いていたやつ、なんだったの?みたいな。こっちの方がいいよね、みたいな感じで。ちょっと本物を自分の中で凌駕しちゃっているみたいなところがあります。

(杉山真也)へー。サービスエリアとか限定であったんですか?

(高野政所)一応、版権も通してるとは思うんですけど。カバー申請で一応するんだけど、申請をしたらあとはやり放題じゃないですけど、すごい安い予算でたぶん打ち込みのバックトラックに、プロの歌手の方ですよね。正直、そんな売れてないような歌手の方を連れてきて、たぶん歌ってもらっていると思うんですけど。そこに魂をすごく感じるんですよね(笑)。

(杉山真也)歌手としてのプライド。

(高野政所)あと、逆にすげー投げやりなパターンもあって。逆に魂がこもってないパターンとか。番組見てないよね、みたいな感じとか、オリジナルちゃんと聞いてないよね、みたいな。解釈も含めてすげー面白いんで。これ、『パチソン』っていうので検索して聞いてみると結構・・・この後、流してくれるそうなんでちょっと聞いてみましょう。これ、マジンガーZの僕の好きなパチソンですけど。



(杉山真也)あ、始まりはマジンガーZですね。

(高野政所)まあ、演奏はね。あの声かな?って思うけど・・・

(歌)空にーそびえるー鉄の城ー♪

(杉山真也)おっと?ちょっと若い感じですね。

(高野政所)タメすぎだろって(笑)。

(歌)パイルダーオォォォン!

(杉山真也)コブシ!グイっと来た!

(高野政所)なんか、本家と違うところに力が入ってるんだよね。

(歌)ブレストファイヤー!

(高野・杉山)(爆笑)

(歌)マジンガーゼエェェーット!

(高野・杉山)(笑)

(杉山真也)なんか、ゼット違う!

(高野政所)違うでしょ?不思議なグルーヴ感が(笑)。

(杉山真也)ゼエェェーット!って・・・口で説明しづらいですけど、なんか違いますね。

(高野政所)違うでしょ?このグルーヴ感がね、オリジナルに無い良さみたいなのを醸しだしてて。最近、凝ってるんですけど。

(杉山真也)なんか耳を奪われるというか。なんか集中して聞いちゃいますね。はじめて聞くと。

(高野政所)新しいヴァージョンっていう感じで。

(杉山真也)でも、これを知っていてカラオケとかで『俺、歌えるから』って自信満々で行くと、ぜんぜん違う!っていう(笑)。

(高野政所)ゼエェェーット!っていっちゃうみたいな(笑)。でも、子どもの頃はこれがオリジナルだと思っていたっていうのもあるんで。逆に本物聞いたら違うな、っていうのがあったんですね。

<書き起こしおわり>

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