ジェーン・スーが語る『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』出版経緯

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タマフル『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』特集。ジェーン・スーさんが初の著書を出版するに至った経緯を語っていました。

(宇多丸)今夜お送りするのはこちら!単行本発売記念、未婚のプロ ジェーン・スー大いに語る 『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』特集!

(BGM カオマ『ランバダ』が流れる)



(宇多丸)出ましたね!出囃子。最高の出囃子!ということで、あの水嶋ヒロさんの小説『KAGEROU』でお馴染みポプラ社より、10月11日、初の単行本『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』を発売されるジェーン・スーさん。シングル・イズ・ドラッグ。独身は麻薬をモットーに掲げ、いまだ独身チキンレースを爆走する彼女を招いて、この単行本で紹介されている未婚中毒患者=自分ジャンキーたちの生態や思考回路について鋭く迫る!・・・ここまで、独特の用語が多いんですけど。ということで、音楽プロデューサー、作詞家にしてコラムニスト、そしてTBSラジオをお聞きの方は、ザ・トップ5火曜日でもお馴染み、ジェーン・スーさんです。よろしくお願いします!

(ジェーン・スー)どうもこんばんは。よろしくお願いします!

(宇多丸)いらっしゃいませー。

(ジェーン・スー)自分ジャンキーです。未婚のプロです。

(宇多丸)あのー、意味はわからいじゃないけど。ちょっとエッ!?っていう。未婚のプロって初めて聞いたフレーズも出てきますからね。あれ?ちなみにこれ、ジェーン・スーさん、今回の本は初めて?

(ジェーン・スー)そうですよ!初の本です。本が出せる人生なんて、送れると思っていなかった。

(宇多丸)あ、そう?じゃあ何でこれ、出すことになったんですか?

(ジェーン・スー)元々ですね、本というか書く仕事をしたいなと思ってたんですよ。で、書く仕事をしたいななんてことを周りに言っていても、全然誰も、別に仕事のオファーは無く・・・

(宇多丸)書く仕事、したいなーって言っても、誰も・・・フックアップされないかなぁーって。

(ジェーン・スー)まあ、それはそうだと思ってブログを始めまして。で、テレビも出たりして。

(宇多丸)ジェーン・スーは日本人です。

(ジェーン・スー)そうですそうです。で、ブログを始めまして。そしたらなんか、『本、書きませんか?』ってお話をいくつかいただくようになって。

(宇多丸)すごくね?その文才。

(ジェーン・スー)いや、っていうかね、編集の人たちみんなに言いたい。もうブログを書いた人にすぐ本のオファー、しすぎ。

(宇多丸)(笑)。安易に。

(ジェーン・スー)安易に。1人1人に言いたい。っていうところなんですけど、まあ願ったりかなったりで、じゃあやりましょうってことになったんですが・・・じゃあ何について書きますか?って言われた時に、ナッシングだったんですよ。私が人に対して何か伝えられるようなこととか、伝えたい意義とか主張みたいなのがあんまりなくて。

(宇多丸)(笑)。なんで文章書く仕事したいと思ってんのよ?

(ジェーン・スー)それはぼんやりしてたんですよ。

(宇多丸)ぼんやりしてた。書きたーい!なんて。

(ジェーン・スー)書きたーい!なんて言ってたら、まあしゃべっていることを文章にしたら面白いと言われたことがあったので、じゃあそれを本にしてみようかな?ぐらいだったんですよ。

(宇多丸)じゃあ何を書いていいかわからないと。

(ジェーン・スー)で、どうしよう?って思った時に、ハッ!って思って。私にもいろんな若い女の子たちが、人生の悩み・恋の悩みとかを持ちかけてくるわけですよ。

(宇多丸)恋の相談とかをされる。

(ジェーン・スー)まあ、持ちかける人が間違っているっていうのもあるんですけど。でも、持ちかけられて話を聞いてると、分かる!っていう。もう、その3つの言葉だけですよ。『わ・か・る』っていう。

(宇多丸)(笑)。いや、通ってきてると。私もその道、通ってきてるわよと。

(ジェーン・スー)『Been There Done That』ですよ。なので、これは、この人たちに役に立つのがいちばん私の人生として有意義だろうと。

(宇多丸)なるほど。ちゃんと人生の、後から来る後輩たちに役立つ本が。

(ジェーン・スー)って考えた時に、ハッ!っと思い出したのが、7-8年前かな?7-8年前に女友達とファミレスで、ほぼ毎日集まって話をしていたあの頃。

(宇多丸)ええ。そういう時期、ありますよね。

(ジェーン・スー)ありますよね。結構それが長かったんですけど。で、30前半までそれやってまして。

(宇多丸)それをやっているうちはダメだっていう時期かもしれませんけどね。

(ジェーン・スー)まあ、まだやってるから。そうそうそう。なんですけど、その時に、なんで私たちは結婚できないんだ?と。結婚しないんだ?みたいな。

(宇多丸)それは未婚のみなさんが?

(ジェーン・スー)そう。当時未婚のアマチュア、未婚のアマぐらいの人が集まって。

(宇多丸)未婚のアマ。

(ジェーン・スー)そう。言ってたんですよ。じゃあもう理由がわからないから、結構みんな真面目なんで、『プロポーズされないのは、なんでだ?じゃあ理由があるはずだ、書きだそう』っていう話になって、誰かが紙の後ろにペラッとやって、『1:』みたいな感じで書き出していったら、1時間ちょっとぐらいで100をゆうに越えてしまって。で、みんなで回してみたら、『フフッ、これ、ダメだ・・・』みたいな(笑)。

(宇多丸)でも、そのお互い書いたの、『ああ、あるある!』っていう感じだったんだ。

(ジェーン・スー)そうです。あるある!で、ワーッ!盛り上がった後の、胸にぽっかり空いた穴みたいな。こりゃあ、無理だよ・・・

(宇多丸)その要はお付き合いしている相手がいなかったわけではないのに・・・ってことですよね。

(ジェーン・スー)いない人もいますし、そうですね。いた人もいますし。

(宇多丸)相手いないんじゃしょうがないけど、いるのになんでだよ?みたいなね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。でも30いくつって言ったら、結婚していいじゃないですか。年齢的には。で、だんだんそうしているうちに『したいのか・・・?』みたいな話にもなっていって。

(宇多丸)待てよ?と。そもそもしたくないのか?と。

(ジェーン・スー)でも、したくないって認めるの、できる?できない!みたいなことがあって、その130ぐらいが本当に下らなくて面白かったので、私とっておいて。昔のPCにデータで入れといたんですよ。

(宇多丸)(笑)。暇だなー。

(ジェーン・スー)ま、暇でした。で、友達と集まった時のそれを残しておいたのを思い出して、書籍にするんだったらあれをちゃんと文章にするべきだろうということで、昔のDELLから引っ張りだしてきまして。

(宇多丸)おおー。DELL時代から。

(ジェーン・スー)そうです。まあ、初代DELLで今、2代目のDELLなんですけど。引っ張りだしてまいりまして、これを編集の方に見せたら『これ読みたいです!』って。25歳のね、うら若き女性がおっしゃってくれたので、『じゃあやりましょう』ということになって出来たのがこれです。

(宇多丸)なるほど。でもやっぱりその問題で。その問題というか同じ件でウジウジしている妙齢の女性が結構いるということですよね。

(ジェーン・スー)いや、相当数いるんじゃないですかね?やっぱり。相変わらず投げかけられる質問は、結婚できないんですけど・・・とか、彼氏ができないんですけど・・・っていうんですけど、まあ話をよくよく聞いていくと、みんな自分ジャンキーみたいなところがあって。

(宇多丸)あー、要するに自分の中に、己の中に理由はあったと。

(ジェーン・スー)そうなんです。結構それが多いですね。

(宇多丸)なるほどね。ちなみにこの本を読めば、結婚できるようになるよとか・・・

(ジェーン・スー)っていう本ではないです。

(宇多丸)この状態から抜け出せるよとか、そういうことじゃない。

(ジェーン・スー)世にはそういう話がいっぱいあると思うんですけど、本がいっぱい出てると思うんですけど、この本に関しましては私が未婚なので、そんなこと言える訳がなく。純粋にハウツー本ではなくて、ここに書いてあることをやり続けると、私たち未婚のプロのようになるぞという、警告書です。

(宇多丸)ああー、でも、ジェーン・スーさんね、ロールモデルとして憧れている女子は、全部やってやる!みたいな。

(ジェーン・スー)もうね、ダメだよ!

(宇多丸)でも、要は女性が知らず知らずのうちに結構やっちゃっていることっていうことですね。

(ジェーン・スー)そうですね。で、その理由もよくわかってないのも多いと思うので。

(宇多丸)その掘り下げを行ったわけね。要するに、あなた通った後に。

(ジェーン・スー)そうなんです。で、結婚を礼賛しているわけでももちろんなく、かと言って独身バンザーイ!ッて言うほど腹がくくれているわけでもなく。

(宇多丸)開き直ってるわけでもない。

(ジェーン・スー)そうです。で、麻薬的に楽しい独身生活をなかなか手放せないと。それを、精神構造を紐解いていきながら、私たちはどう生きるべきか?っていうよりも、私たちはどう生きていくのか?ということをですね、ゆっくり考えるというか。風呂につかって考えてみようかな?みたいな。そういう指南書まではいかないけど、まあまあ生態をね、著したものみたいな。

(宇多丸)生態。未婚のプロの生態を。

(ジェーン・スー)そんな感じですね。

(宇多丸)これね僕、実はもう拝読しましたけど。新幹線の中で読んでたんですよ。盛岡行きの。もう、マズったですね。電車の中で読むのは大失敗でしたね。やっぱり、何箇所もブホッ!ブホッ!って。

(ジェーン・スー)(笑)

(宇多丸)もう吹いちゃって。素晴らしかったし、でもすごい大笑いした後に、最後にあとがきでね。これ、あとで言ったほうがいいのかな?ご自分の話をされているじゃないですか。自己分析というか。こんな厳しい自己分析をね、経てるのか!と。経てたのか、彼女は!と。

(ジェーン・スー)はいはい。みんな未婚のプロはそうだと思いますよ。

(宇多丸)一旦、やっぱりある年齢までいったら、あそこまで行っちゃうと。

(ジェーン・スー)そうですね。突き放して自分を考えてみてっていう。

(宇多丸)さあ、じゃあ一体ね、どんなことが書かれているのか?CMを挟んで後半では、この本で紹介されている101の理由の中から、ジェーン・スーさんおすすめ。『おすすめ』って何だよ!?おすすめの項目を紹介していきます。

<書き起こしおわり>
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