ライムスター Mummy-D 失恋話と浸りソング 高校・大学・友人編

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ライムスター Mummy-D 失恋話と浸りソング 高校・大学・友人編
ライムスターMummy-DさんがTBSラジオ『高橋芳朗 HAPPY SAD』にゲスト出演された際の模様。前回登場時の中学時代の失恋エピソードの続き。今回は高校・大学・友人編です!

(川瀬良子)ここからはグッドフレンズ。週替りのグッドフレンズが登場して、さまざまな角度から音楽の魅力を掘り下げていくクロストークのコーナーです。今週は『HAPPY SAD大失恋祭り2011 秋』ということで、失恋問題のオーソリティーをお迎えして拡大版でお送りします。

(高橋芳朗)そんなことないと思うけど(笑)。

(川瀬良子)いやいや、ということでですね、本日のグッドフレンドはライムスター・マボロシでご活躍のMummy-Dさんです!

(Mummy-D)どーもー!(笑)ふざけんなよ!何だよ、『失恋問題のオーソリティー』って?

(川瀬良子)よっ!オーソリティー!

(Mummy-D)もうヒドいよね。本当さあ。最初に言っておきたいんだけど、俺、ラジオのトークのゲストとしては非常に珍しいスタンスだと思うんだけど、別に俺、話したいわけじゃないんだよね。

(高橋芳朗)(爆笑)

(川瀬良子)嘘!?

(Mummy-D)うん。

(高橋芳朗)半ば強制的に話していただいている。

(Mummy-D)そうね。そう・・・甘酢師匠(高橋芳朗)のね、ために話しますけど。だって俺、全然違う話しようと思ってたのにさ、何?サブテーマって?いらないじゃん、サブテーマ!

(高橋芳朗)(笑)すいません。罠を仕掛けてしまってね。

(川瀬良子)サブテーマ『失恋』(笑)。

(Mummy-D)もうだから無理やり失恋にね、近づけていきますけども。でも本当に、別に話したいわけではないっていう。

(川瀬良子)いやいや。リスナーのみなさんね、みんな楽しみにしてますから。

(高橋芳朗)前のめりで聴いている方も多いと思いますね。

(川瀬良子)改めてご説明いたしますと、Mummy-Dさんのナビゲーションテーマは『浸り』ということで、サブテーマが『失恋』ですね。

(Mummy-D)『浸り』はね、消えた。ほぼ消えた。『失恋』。

(高橋芳朗)ナビゲーションテーマは『失恋』でございます。前回、7月31日にお越しいただいた時は、まあまさに中学時代の失恋トークを繰り広げていただきましたけれど。あれは素晴らしかったですねー。

(Mummy-D)『前回までのあらすじ』ですよね。あのまあ、そのね、『坂間大介』という・・・仮に、仮名ですけど。1970年生まれという設定で。

(高橋芳朗)変わった名前ですね。

(Mummy-D)そんな、まあそういう人がいまして。で、どういうタイプの子だったかっていうと、中学時代に初恋で結構なビッチに当たってしまい、かなり翻弄され、そんでそのほろ苦い思いをブレイクダンスにぶつけて消化したっていう(笑)。

(高橋・川瀬)(爆笑)

(川瀬良子)夜な夜な(笑)

(高橋芳朗)中学生だとね、お酒とか飲めませんからね。

(Mummy-D)そうなんですよ。さっそくかかりましたね。『Breakin’』ですよね。



(高橋芳朗)もう半年の間にね、『Breakin’』が2回かかる番組はなかなか無いですよ。

(Mummy-D)無いですよねー。

(川瀬良子)『甘酢』がテーマなんですけどね(笑)。

(Mummy-D)そうだよ!だってしょうがないじゃん。エピソードと絡めなきゃいけないからさ。で、その男のその後の話ですよ。

(川瀬良子)気になりますね。

(Mummy-D)これはね、その男が高校2年の時なんですけど。坂間さん。あっ、その男ね、ちなみにね、その後中学時代に2人女の子と付き合って、2人ともフラれてます。

(高橋芳朗)おっ!

(川瀬良子)まあ!

(高橋芳朗)結構川瀬さんさ、『Dさんはそんなフラれるわけがない』って言ってたけど。

(川瀬良子)絶対モテモテ人生を歩んでる・・・

(Mummy-D)いえいえ、そんなことないの。

(高橋芳朗)結構コンスタントにフラれてますよ。

(Mummy-D)中学の時はたぶん、何でだろうね?つまんない男だったのかな?分かんないけど。

(高橋芳朗)あー。そうやって手紙にも書かれたって、前回言ってたもんね。

(Mummy-D)相当悪い奴で。そんでね、高2の時、これは何の話かっていうと、初めて女の子を振った話なの。

(高橋芳朗)おっと!出ましたよ。

(川瀬良子)坂間くん!

(Mummy-D)あのね、その中学時代のエピソードがあって、そういう世の中にはすぐ人を振ったり出来る悪い女子もいるけど、俺には自分の中に全くそういう部分は無いと思っていたのね。だから高2の時に付き合った、他の学校の女の子なんだけど、その子と初めて、こっちが愛情をドーン!とぶつけると全部返してくれるみたいな。ものすごく純愛っていうか、超ラブラブで盛り上がっちゃって。

(川瀬良子)ニヤついてますよー(笑)。

(高橋芳朗)(笑)思わず顔が崩れましたね。相当前の話なはずなんですけど(笑)。

(Mummy-D)いや・・・俺の話じゃないよ。『坂間大介』の話だよ。そう、そんでね、超盛り上がっちゃってさ、半年ぐらいはアッツアツだったんだけど、ある時点で自分の熱っていうのかな?がちょっと冷めて来てるのを感じたのね。

(川瀬良子)えっ?ふと気づいちゃったんですか?

(Mummy-D)ふと。で、彼女はそういう気配は全く無いわけ。その中で、セーターを編んでくれたりとか。超健気。超いい子なのね、その子は。それが逆にどんどん重くなって来ちゃって。そんで、最終的にまたね・・・高校生ですから、しかも一応進学校みたいなところだったから、ズルい言い訳をするわけですよ。

(川瀬良子)何て言ったんですか?

(Mummy-D)「ちょっと受験に専念したいから・・・」

(高橋芳朗)あーーー!

(川瀬良子)嘘ばっかり!

(Mummy-D)最悪だよね!最悪ですよ!本当、男として。

(川瀬良子)専念しないんでしょ?それで。

(Mummy-D)そうなんですよ。それで何とかフェードアウトしようとしたんだけどダメで、そんでちょっと泣きながら電話かかってきちゃって。電話っつったって、携帯じゃないよ?イエデン(家電話)だよ!

(高橋芳朗)(笑)

(Mummy-D)昭和のね、最後の年の話だからね。そんでその彼女の家に行って、大泣きしながら、「ゴメン!僕、ちょっと冷めてきちゃったんだ!」って言って。それで泣きながら家に原付で帰りましたよ・・・(笑)。

(高橋芳朗)(爆笑)でも、どうだった?彼女は?どうだったんですかね?相当落ち込んで。

(Mummy-D)そうね。その子はね、大学に入ってすぐに子供が出来たね。子供。風の噂では3人ぐらい・・・

(高橋芳朗)わー・・・それが何か、1つの転機になったんですかね?

(Mummy-D)そうね・・・そんな自分が女の子のことを冷めてしまうなんて初体験だったから。で、フラれるよりも何倍も悲しかったの。そのパワーもいるし。何でこんな話してんだろう・・・(笑)。

(高橋・川瀬)(笑)

(Mummy-D)でね、とりあえず一曲ね。そん時、彼女はBOOWYとかが好きでさ。僕はもうヒップホップ好きだったから、全然趣味違ったんだけど。そのBOOWYを聴くと俺、グッと来るものがあるんだけど、この番組の趣旨に合わないようですから(笑)。

(高橋芳朗)(笑)すいませんね、本当に。

(Mummy-D)当時、俺が部屋で浸りで使っていた山下達郎さんの『You Make Me Feel Brand New』というアカペラの曲をちょっと聴いてもらいます。



(川瀬良子)Mummy-Dさんの選曲による山下達郎さんの『You Make Me Feel Brand New』をお送りしています。

(高橋芳朗)何かね、前回の時はDくんがエピソードを披露して曲に行くたびに笑いが起きてたんだけど。今回はさすがにこの話で、達郎さんの『You Make Me Feel Brand New』でしょ?そのままスッと行くかな?と思ったら、やっぱり笑いが起きました。

(川瀬良子)(笑)

(Mummy-D)笑い、起きた?そう?

(高橋芳朗)(笑)

(川瀬良子)高校生で、ねえ。

(Mummy-D)まあね。でも、この話をちょっとさせてもらうと、『ON THE STREET CORNER』っていうアカペラアルバムでさ。達郎さんの。で、最後にクリスマス・ソングがついてたのよ。それでクリスマスを盛り上げたいっていう、いやらしい気持ちで聴いてたから(笑)

(高橋・川瀬)(爆笑)

(Mummy-D)なんだけど、すっごいソウルとかドゥワップの名曲がほとんど入ってて、それで結構覚えたところもありますかね。

(高橋芳朗)なるほどね。でも曲聴いてる間もね、川瀬さんとかね、「Dさん、誠実ですよ」って。

(川瀬良子)誠実。だってね、フェードアウトしようと思ったら出来ますし。彼女、違う学校の子だったんですよね。高校生だったらそういう子、いっぱいいそうじゃないですか。

(高橋芳朗)まあね。逃げ切ろうと思えば逃げ切れたかもしれないですよね。

(川瀬良子)誠実ですよ。

(Mummy-D)うん・・・ヒロミちゃん。

(高橋芳朗)名前、言いましたよ(笑)。

(Mummy-D)ヒロミちゃんね。あ、後日談も話していい?そんでさ、あまりに俺、ショックで落ち込んじゃって。翌日ね、『女の人ってそんな時どういうことを考えてるのか?』みたいなことで、保健室の先生のところに相談に行ったの。

(高橋芳朗)ええー!何か甘酸っぱい!

(川瀬良子)かわいい!

(Mummy-D)何かね、保健室がウチの高校のさ、みんなユルい高校だったからサロンみたいな感じになってて。暇な奴が集まって、保健の先生と話するみたいな。

(高橋芳朗)そんなのあるんだ!スゲー!

(Mummy-D)あったんだよ。そういう学校だったの。

(川瀬良子)そこに憧れないでください!(笑)

(Mummy-D)そんでね、その先生に『僕が昨日こんなことしてしまったんです。どうすればいいのか?』みたいなのを相談したら、いろいろ真摯にさ、『そんなの大丈夫よ』みたいなことを言ってくれたんだけど、もう次の日から学校中の奴がその話知ってて(笑)。

(一同)(爆笑)

(Mummy-D)サロンだから。

(高橋芳朗)何だ、俺すっごいいいアドバイスが出てくるのかと思ったら・・・

(Mummy-D)その先生、最悪でさ。

(川瀬良子)ヒドい!

(Mummy-D)何か、恥ずかしい話でした。

(高橋芳朗)今、つい前のめりになっちゃったもん。

(川瀬良子)いろいろお持ちですねー。

(Mummy-D)そうなんですよ。

(高橋芳朗)ちょっと成長物語セカンドステージへ・・・

(Mummy-D)あ、セカンドステージ行く?それがね、大ちゃんの高2の時でしょ?で、『もう2度と恋なんか!』って思ったんだけど、高3の時にさ、受験の最中にやっぱりクラスの子を好きになっちゃってさ。で、また付き合い始めるんだけど、その子とお互い別の大学入って付き合い続けたんだけど、俺が急速にヒップホップ化していくのが彼女はちょっと嫌だったみたいで(笑)

(川瀬良子)ええー!

(高橋芳朗)B-BOY問題ですよ。

(Mummy-D)B-BOY問題。うん。

(川瀬良子)ファッションとか言葉遣いが変わってきちゃうんですかね?

(Mummy-D)言葉遣いなんか変わんないんだよ。今みたいに『B-BOYでしょ?B系でしょ?』って浮かぶじゃん。だいたいどういう格好か。でもそういう時代じゃなかったから。もう、ただ変な格好してるわけよ。俺が。ちょっと変わった帽子かぶってるだけで、『あの人、マニアック』みたいに言われて。すごく画一的な時代だったから・・・

(高橋芳朗)昔のB-BOYファッションはね、本当、突飛というか奇天烈なファッション多いんで。

(川瀬良子)どういう感じですか?

(Mummy-D)なんかジャージとかね、でっかいメガネとか、フェイクの金ジャラとかして。もう明らかにちょっと気持ち悪い・・・

(高橋芳朗)(爆笑)言いました。気持ち悪いって。

(Mummy-D)今、俺はその格好したくないね。

(高橋芳朗)客観的に見てね。

(川瀬良子)大学とか1番ファッション気にするかもしれませんね。付き合ってる人の。

(Mummy-D)でしょ?しかも俺、高校の時はジャニーズ的なちょっと爽やかな髪型とかして、そこまでかぶれてなかったから。その坂間くんがどんどん気持ち悪い、マニアックな方向に行くのが、彼女たぶん耐えられなかったんだね。

(高橋芳朗)ジャニーズ的なところを求めてたんだね。金ジャラはちょっとNGなわけですよ。

(Mummy-D)そうなんですよ。でさ、その子とスキーに行く約束をしてて。当日かな?前日かな?その子の家に電話したら、ヤクザみたいな人が出て。「あの・・・◯◯ちゃんいませんか?」って言ったら、「知らねーよ!こっちのが探してんだよ!」みたいな感じになって。

(川瀬良子)えっ!?

(高橋芳朗)うわっ!お父さんとかじゃなくて?

(Mummy-D)うん。でも、その話は重いから、もういいかな。

(高橋芳朗)(爆笑)

(川瀬良子)えー!超気になる!

(高橋芳朗)気になるよ!めちゃくちゃ気になるじゃん!

(川瀬良子)どうしたの、その子?大丈夫?

(Mummy-D)うん。大丈夫大丈夫。大丈夫なんだけど。まあ、その子はフラれた。その、何だかんだでウチに住むことになったり・・・

(高橋芳朗)えー!

(川瀬良子)どういうこと?

(Mummy-D)俺がちょっと逃げてる先に、後ろを気にしながら会いに行ったりとか。いろんなことがあったんですが、まあいいじゃないですか。

(高橋芳朗)かくまったってことですか?

(Mummy-D)かくまったっていうかね、身寄りがなくなっちゃったからみたいな。でもね、フラれたねー。

(川瀬良子)えー!

(高橋芳朗)(笑)

(Mummy-D)最終的にはフラれた。

(高橋芳朗)そこまでしたのに。

(Mummy-D)うーん。何だったんだろうね、あれね。

(川瀬良子)笑ってますけど、すいません。

(Mummy-D)この話、全然まとまんないね。

(高橋芳朗)(笑)

(川瀬良子)気になることがいっぱい・・・

(高橋芳朗)ディテール、知りたいよね。

(川瀬良子)曲の間に聞いちゃいましょうか。

(Mummy-D)じゃあ曲を聴いてほしいんだけど。その頃、たぶん彼女はヒップホップ化していく俺が嫌で振ったんだと思うんだけど、その頃ライムスターは意外とこんな曲でラブラップを歌ってたりとか。そういう曲ですね。じゃあちょっと聴いてもらおうかな。EUで『Taste Of Your Love』。



(川瀬良子)スゴいですね・・・Mummy-Dさんの選曲によるアイズレー・ブラザーズの・・・

(Mummy-D)あ、それじゃないよ。それね、次かける・・・

(川瀬良子)動揺しちゃって。すいません。

(Mummy-D)EUの『Taste Of Your Love』ですね。これでね、『いま、がこのまま♪』とか歌ってたんですよ。19ぐらいの時にライムスターは。信じられないでしょ?

(高橋芳朗)信じられないですね。

(Mummy-D)でも、そんな話どうでもいいぐらいさっきの話が気になるんでしょ?

(高橋芳朗)気になりますね。

(川瀬良子)動揺しちゃいました。

(Mummy-D)まあでも、まあまあ別れたけどハッピーエンドっていうか。この前、高校の同窓会があってそこで会ったら、向こうからトコトコって寄ってきて、「坂間くーん、ほら見て!」っつって、第一子をご懐妊したみたい。

(高橋芳朗)あー、おめでとうございます。でも、ちゃんとキレイにいい着地点があるからいいよね。何かね。そんなことないですか?

(川瀬良子)いや、そうですよ。さっきのお話もそうですけど、最後までちゃんと面倒見てあげるじゃないですけど、誠実じゃないですか?だってそんな電話とかあったら、普通男の人も怖くなって身を引いちゃうっていうか。

(高橋芳朗)そうだよね。何かの元締めみたいだよね。最後まで面倒見るってね。

(川瀬良子)自分にも何か来るかもしれないですからね。被害が。それをせずに、ちゃんとお家にね・・・素晴らしい。

(Mummy-D)(笑)

(高橋芳朗)この曲とのマッチングがスゴいことになってますけどね。

(川瀬良子)でも、フラれるっていうね。

(Mummy-D)ね、ちょっとまあたんも言ってたけど、何ですかね?ちょっと複雑だったんじゃないですか?何か、分からないですけどね。

(高橋芳朗)構成作家のね、まあたんにコメントしてもらいました。

(Mummy-D)恥ずかしいっすねー。

(高橋芳朗)いやいや、すごい素敵なエピソードでした。本当、泣き笑いです。

(Mummy-D)あんまりね、バカなエピソードはそんな無いんですね。

(高橋芳朗)でも、いいですよ。特集にバッチリなトーンになってます。

(Mummy-D)じゃあ、最後。さっぱりと。まあ、そんなことがあってね、大人になっていったわけですよ。

(川瀬良子)成長物語(笑)。成長した!

(Mummy-D)でね、これはその人がたぶん26ぐらいの時の話なんだけど。これは、俺の話じゃなくて俺の友達に仮名で大前至(おおまえきわむ)っていう。仮に、そういう人がいるのね。

(高橋芳朗)仮名の割にはかなり具体的な。

(Mummy-D)そうなの。まあ、設定としてはちょっとライター的なことをやっていた人なんだけど。どうやってヤツを説明したらいいかね?

(高橋芳朗)まあ、一応ライムスターと一緒に活動していたこともあるような人なんですよ。

(Mummy-D)あのね、しゃべり方はアンガールズの田中みたいな感じ。

(高橋芳朗)風貌もそうですね。ヒョロヒョロっとした。

(Mummy-D)あの、ダメダメポンコツロボットみたいな感じ。

(川瀬良子)(笑)でも分かりやすいですね。イメージしやすい。

(Mummy-D)でね、昔俺があるヒップホップ・レストランでDJをやってまして。そこで『かたじけナイト』っていうのをやってたの。

(川瀬良子)(笑)

(高橋芳朗)(笑)笑っちゃダメですよ。真面目にやってるんですから。

(Mummy-D)それ、何で始めたかっていうと、俺が酔っ払ってその店の看板みたいの壊しちゃって、それのお詫びで始めたイベントだったんだけど。

(高橋芳朗)ノーギャラってことですか?

(Mummy-D)ノーギャラ。ノーギャラ。そこに、ヨシくん(高橋芳朗)とかもね、よく来てて。そこである日、そのポンコツロボット大前が「フラれちゃったんだ・・・」って。酔っててさ。そんで「じゃあ、お前に曲をプレゼントするよ!」っつって、どんどん曲をかけていったんだけど。どうしようかな?まず曲聴く?

(高橋芳朗)用意してる曲、あるんですか?

(Mummy-D)いろいろあるんだけど。あの、ぶっちゃけそいつ、あんまりいい子と付き合ってなかったのね。

(高橋芳朗)(爆笑)

(川瀬良子)ぶっちゃけますねー(笑)。

(Mummy-D)うん。だから俺は『あ、よかったよかった』って思って。いい曲をかけるフリをして、歌詞的には『君は行ってしまった』みたいな曲ばっかりかけて。そんで「残念だったな・・・」みたいなことを言って、(DJ)ブースの下に隠れて大笑いして(爆笑)。

(一同)(爆笑)

(Mummy-D)またねー、彼が涙を流すとね、いいんですよ。すごく。したら最終的には、「坂間、ホントに今日はいろいろいい曲かけてくれて、ありがとう!」って言ってきて、「おう、マジこんぐらいしか出来ねーから・・・」みたいな(爆笑)。

(高橋芳朗)(爆笑)ヒドい人ですね!

(川瀬良子)ズルい!

(Mummy-D)まあ、どんな曲をかけたか聴いてもらいますかね。聴いて下さい。アイズレー・ブラザーズで『Don’t let me be lonely tonight』。



(川瀬良子)Mummy-Dさんの選曲によるアイズレー・ブラザーズの『Don’t let me be lonely tonight』をお送りしています。

(Mummy-D)いやー、いい曲っすねー。

(高橋芳朗)この曲、やっぱクーッ!ってなるね。やっぱりロボットを泣かすだけの力はありますよ。

(Mummy-D)これ、どういう曲なんだっけ?ヨシくん。歌詞的には、結構さっきの企画じゃないけど、パンチラインあるよね。

(高橋芳朗)これね、日本語タイトルは『寂しい夜』。

(Mummy-D)『寂しい夜』(笑)。

(高橋芳朗)で、原題を直訳すると『今夜は1人にしないで』って感じね。内容的にもその通りで、『今夜は1人にしないでほしい』って男が女に懇願するような曲なんだけど、だんだんね、面倒くさいことを言い出すの。『YESと言ってくれなくてもいいから、NOだけは言わないで』とか。

(川瀬良子)嫌だ、そんな男!

(高橋芳朗)『僕を悲しませるようなことをしてもいいけど、そのかわり今すぐここで優しくしてくれ』(笑)。

(Mummy-D)(爆笑)

(川瀬良子)何か面倒くさい!

(高橋芳朗)で、最終的には逆ギレして、『あっそう、そこまで言うなら勝手にすれば?もう好きなようにしてくれよ』みたいな。

(Mummy-D)そう。それがちょうどコードが展開するところ(笑)。それ知ってると超笑うんですよ。逆に。

(高橋芳朗)そうそう。曲の歌詞、1番・2番と進んでいくたびにどんどん面倒くさいことになっていくっていう。

(川瀬良子)ちょっと芳朗さんみたいですね。

(高橋芳朗)はあ!?

(Mummy-D)(爆笑)

(高橋芳朗)僕の何を知ってるっていうんです?

(川瀬良子)ちょっと知ってますよ。そんな感じ、ありますよね。

(Mummy-D)うーん・・・そうだね。分かんないけど。

(高橋・川瀬)(爆笑)

(高橋芳朗)ほどほどにしてください。

(川瀬良子)すいません。

(Mummy-D)まあね、こんな曲とか、あとちょっとかかるか分かんないけど。スティービー・ワンダーのね、『Never dreamed you’d leave in summer』。



(高橋芳朗)これ、あれですよ。前回のスペシャルウィークでかけましたよ。

(Mummy-D)あっ、そうなの?

(高橋芳朗)みんなこれで泣いてるってことだ(笑)。

(Mummy-D)これでも、スティービーの中でそんな有名な曲じゃないじゃん。でも、ちょうどその時夏だったんだよね。夏か夏の終わりか。それで、『君がこの夏、出て行くとは思わなかったよ』みたいなタイトルだからさ。これをかけて、またブースの下に隠れて(笑)。ブハハハッ!って。

(川瀬良子)爆笑!

(Mummy-D)でもね、笑ってらんないよ!高橋芳朗さん。

(高橋芳朗)はい、何ですか?

(Mummy-D)だって、この時ね。じゃあ、バラしますけど、ここにいらっしゃる甘酢師匠もですね、女にフラれた時・・・(爆笑)

(川瀬良子)イエーイ!(拍手) さすが失恋祭り!

(Mummy-D)で、2人で傷を舐めあってたの。その時。ポンコツロボットと。

(高橋芳朗)そこに傷を舐めあった人にもう1人、加えていいですか?

(Mummy-D)もう1人、いたんだ。

(高橋芳朗)ライムスターの宇多丸さんです!(爆笑)

(Mummy-D)宇多丸もいたんだ!ヒドい話ですね。

(高橋芳朗)あのね、3人立て続けに3週間ぐらいでバタバタッてフラれていったの。

(川瀬良子)さすが大失恋祭りですね(笑)。

(Mummy-D)そういうのがあってね。でもね、いいの。男なんかフラれた方が。若い時分は。その方が磨かれるから。

(高橋芳朗)磨かれたかなー?

(Mummy-D)うん・・・しかも3人ともロクな女と付き合ってなかったの!

(高橋・川瀬)(爆笑)

(Mummy-D)だから、これはもう爆笑した方が成仏するという思いで、こういう曲をバンバンかけて。下で笑いましたよ。

(川瀬良子)そうですね。供養していただいて(笑)。

(Mummy-D)そうですよ。で、そん時ね、ヨシくんに俺が何て言ったんだっけ?あの、後から高橋芳朗さんに聞いたんだけど、『その時Dくんからこう言われたんだよね。「今のヨシくんを好きになる女はいないよ。」って。

(一同)(爆笑)

(Mummy-D)ヒドいよね。それはヒドいなっていう(笑)。

(高橋芳朗)言われたんですよ。だからそのぐらい僕はメチャクチャなことになってたんですよね。

(川瀬良子)そうなんだー。高橋さんもそういう時代があったんですね。

(高橋芳朗)そうそう。だってね、『ブラスト公論』っていう僕と宇多丸さんと古川くんでやっている本があるんですけど、そこでエピソード披露してますけど、フラれた理由をノートに書きだしてたの。

ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない[増補新装版]

(Mummy-D)(爆笑)

(川瀬良子)嫌だ、面倒くさい!

(高橋芳朗)どうしていいのか分かんなくて。だから柔道で言うと、まだ受け身を覚えてないのに投げられて、頭から落っこったみたいな感じになってんのよ。今だったら姿三四郎みたいにクルッて。スパッて立って歩いていけるんだけど、そん時は受け身の取り方が・・・

(Mummy-D)本当かよ!そんな・・・嘘つけよ!っていうね。

(高橋芳朗)川瀬さん、そんな顔しないでよ!

(Mummy-D)いやー、でもね、本当ボロ雑巾だったのよ。

(川瀬良子)ボロ雑巾(笑)。高橋さんにも雑巾時代があったんだなって。そのノート、無いんですか?見たい!

(高橋芳朗)ちょっと探してみます(笑)。

(Mummy-D)ね。しかもその後、雑巾時代しばらく続いたと思うよ。高橋さん(笑)。

(川瀬良子)続いてたんですか?

(Mummy-D)たぶん。

(高橋芳朗)汚ねーオチつけてんなー!この野郎!

(Mummy-D)(爆笑)俺だって自分の話・・・したくないんですよ、こんな失恋話自体さ。

(川瀬良子)ありがとうございます。

(高橋芳朗)でもな、何か来るかもなって気が何となくしてたんだけど。本当にやると思わなかったよ!

(川瀬良子)泣きそう。芳朗さん。涙(笑)。

(高橋芳朗)『3人ともロクな女と付き合ってない』って応えますね。

(Mummy-D)いやでも、そう言い切ってしまった方がいいです!

(高橋芳朗)そうですね!どん底にいる自分を確認して、それで今の僕がいるんですよ!

(Mummy-D)うん。深く沈み込んで、大きくジャンプ!(笑)

(川瀬良子)その後は大きく羽ばたけると。

(Mummy-D)そうなんだよ。さっき話聞いてたらさ、やっぱり女の子にはあんまりそういう文化が無いんだろうね。たぶんね。

(高橋芳朗)この人とか全然よ。聞いてると。

(Mummy-D)あ、そう?

(川瀬良子)はい。フラれても、『ま、いっか。』みたいな。

(高橋芳朗)フラれてないんでしょ?だって。

(川瀬良子)いや、ありますよ。突然連絡取れないとか。知ってるじゃないですか。自分が被害者だからって私を巻き込まないでください!

(高橋芳朗)大丈夫です。あなたの・・・言えないんでね。エグすぎるんでね。

(川瀬良子)でも、ありますあります。

(Mummy-D)あるでしょ?何でゲストだけが晒さないといけないんだよ!おかしいでしょ?この番組。

(高橋芳朗)いやー、応えたわ。

(Mummy-D)でもまあ、ヒドい恋愛の話が多かったからね。まあいいじゃないですか。もうちょっと純愛みたいなのも恥ずかしいけどさ。

(高橋芳朗)おもいっきりかさぶた剥がされましたね。

(Mummy-D)でしょ?

(川瀬良子)うーん・・・何かみんな暗くなってますよ。

(高橋芳朗)まあ、しょうがないでしょ。それは。これは予想してませんでした。

(Mummy-D)と、いうわけで、進行してしまうと。落ち込んでないで。

(川瀬良子)ちゃんと読んで読んで。立ち直ってくださいよ。

(高橋芳朗)ちょっとね、もう本当に動揺してます。すいません。

(川瀬良子)さすが祭りでしたね。

<書き起こしおわり>
ライムスター Mummy-Dが語る 失恋話と浸りソング 中学編
ライムスターMummy-DさんがTBSラジオ『高橋芳朗 HAPPY SAD』に初めてゲスト出演された際の模様です。『浸り』というテーマで、中学時代の失恋エピソードと浸り曲を...

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