宇多丸 玉袋筋太郎との函館競輪・スナックツアーを語る

宇多丸 玉袋筋太郎との函館競輪・スナックツアーを語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

宇多丸 玉袋筋太郎 函館スナック街を歩く
ライムスター宇多丸さんがTBSラジオ ウィークエンド・シャッフルで、玉袋筋太郎さんと行った函館競輪とスナックの旅について話していました。

(宇多丸)一昨日、北海道は函館で玉袋筋太郎さんと飛び込みでスナックに入ってまいりました。店名は『チャーミング』。とってもいいお店でした。ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル!

はい、こんばんは。東京赤坂TBSラジオ第六スタジオから生放送でお送りしておりますライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル、パーソナリティの宇多丸です。はい、ええとですね、玉袋筋太郎さんね、『たまむすび』金曜日でもお馴染み、浅草キッドの玉袋筋太郎さんと北海道に某番組のロケに行って来たんですね。函館にね。あの、要は毎週土曜日、ついさっきもお会いして来ましたけど、MXTV『5時に夢中!サタデー』の土曜日で一緒に共演して、仲良くさせていただいて。

で、その玉袋さんから「宇多ちゃん、ちょっと今度函館行かない?」っつって。別の番組なんですけど、これ要は競輪の番組ですね。競輪。で、競輪と言えばちょうどね、いまテレビで流れているCMでこの番組でも前に流しましたけど、いま発売中のSOIL&”PIMP”SESSIONSというジャズグループ、超イカしたジャズグループにフィーチャリング ライムスターの曲で『ジャズィ・カンヴァセイション』っていう曲がいま、タワーレコードとかiTunesでも売っているのかな?発売されて非常に評判を呼んでいるんですが、その曲がちょうど競輪のいまのキャンペーンのタイアップ曲になっていて、尚且つ長澤まさみさんと白鵬さんが出て、こうなんか言ってるじゃないですか。で、最後にこう、「ザ・ヒューマンスポーツ KEIRIN」ってね、これはもう私が本当にこれ言っているっていうね、くだりでございますね。


(宇多丸)っていうようなヒューマンスポーツ KEIRINとの関わりがあったので、「あ、ちょうどいいじゃないですか。玉さん、じゃあ行きましょう!」ってね、函館つれてってもらって。で、あれですよ。僕ね、ご存知の通りって言っていいのかわかりませんけど、あんまりギャンブルとかやるタイプの人間じゃあないんですよね。なんだけど、競輪イチから教えてもらって。競輪は何かあれですね、ギャンブルいろいろやった中で一番こう、『終着駅だ』なんて言われてるじゃないですか。実際たしかに、新聞とか情報誌見ながら買うわけですけど、ファクターがすごい多いんですね。

考慮しなくちゃいけないファクターがすごい多いんですよ。しかも人間でさ、出身地も含めたいろんなストーリーがあるから、動物がね、ンバンバいって走るような、そういうものとはやっぱり違う。ファクターが違うっていうね。まあ、それもあって難しいって聞いていたんだけど、その読み方なんかも教わって。面白かったですよね。いざ教わってみると。あれですよ、付いて来たウチのマネージャーあらいさんがドカンと当ててましたよね。そういうところ、持ってるんだよなー。うん。

僕もそこそこ・・・最初、要は性格的に、みなさんご存知かどうかな。石橋を叩いて渡る性格的なところあるんで、固いところ固いところ買って、たしかに当たってはいるんだけど、当たってはいるんだけど儲かってはいないっていう。状態わかります?固いところ買いすぎちゃって。が、続いて、結局それじゃあしょうがねぇかって、ちょっと思い切った買い方したら普通にダメでしたけどね。ちょっと次こそは!っていうような。

で、そのあと夜、スナックに突撃してね。ええ。なんか函館って全体的にすっごくキレイな街なんだけど、人があんまりいないんですよ。なんか。そこがすごい良い雰囲気っていうか独特の函館の・・・あれですね、いっぱいいろんな映画とかをロケする理由も分かるなって。どこにカメラ向けても多分画になるんですよ。すごい良い雰囲気があるんだけど。独特の。あんまり人がいなくて、『スナックなんかどこにあるのかな?スナック街とか当然あるんでしょ?港町だし。』って思ったら、なんか前あった駅前のあたりの周辺からいま、五稜郭っていうね、そっちの方に飲み屋街が移ってて。

で、タクシーで飛ばして。玉さんと玉さんのマネージャーの吉田さんと僕の3人でですよ。男3人ぶらり珍道中ですよ。で、全然あんまり人がいなくて、こんなところ飲み屋あんのかな?って車がフッて曲がったらいきなりドーン!ってスナックっていうか、ネオンが、飲み屋の灯りがドーン!って続いているものすごい長い通りがはじまって。『おおーっ!』っつってガン上がりしてですね。「じゃあ、宇多ちゃん、ちょっと行こうよ!」なんつって、スナック巡りは玉さんの領域ですから。で、ずーっとすんごい向こうまで続いているんですよ。これもう、全部一応散策したいじゃないですか。

「とりあえず、なんだこれ?ピンクに黒の看板、これすげーな!」ってもう入り口ですよ。入り口。「ここはマズイだろうな。ここはマズイ・・・」って玉さんが言いながら一瞬クッて開けたら、もうそこで捕まっちゃって。入り口ですよ。まだ10メートル入ってないんですよ、その飲み屋。10メートル入らない入り口でその店入って。それが『チャーミング』(笑)。でもすごい落ち着いたいい店でね。結構、人なんか全然いないのに入れ替わり立ち替わり来る。だから結構流行っている店だったんですかね。で、すごいガハハオヤジにね、ものすごい失礼なこと言われながら・・・玉さんとかに向かって「最近、吉本とかに押され気味じゃないの?」なんて。「ダメダメダメ!そういうの!」みたいなのあるんだけど、でもそのおじさん結局ね、俺らの飲み代、ちょっとおごってくれたりして。名刺もらいましたけどね。マルヤマ電機さん(笑)。お世話になりました!

<書き起こしおわり>

ガハハなマルヤマ電機のおじさん、太っ腹!イカずぜ!

この旅の放送の予告編です!

タイトルとURLをコピーしました