ジェーン・スー 高野政所 ブレイク後の活動計画を語りあう

ジェーン・スーが語る アラサー女子と『不倫』 シケ金

ジェーン・スーさんがソラトニワFMでやっているラジオ番組『ORDINARY FRIDAY~つまりシケた金曜日~』に高野政所さんがゲスト出演。最近ブレイク中のスーさんと政所さんの近況などを話していました

(ジェーン・スー)でも本当異常なんですよ。最近。全然自分の話になっちゃって申し訳ないんですけど。

(高野政所)何ですか?何ですか?

(ジェーン・スー)何か・・・一番最初はナタリー、いや、川瀬(良子)さん。で、その次はナタリー(小林悠)、その後神田(愛花)さんだったりとか。(ザ・トップ5リターンズ)忘年会もあって水野(真裕美)さんもそうだし、まやや(小林麻耶)もそうなんですけど、それ以外でもいわゆる20代後半・30代、いわゆるアラサーと言われる女たちからのプロップスが半端ないんですよ。私。

(高野政所)いや、ヤバイですよね。なんかNAVERまとめにも上がってたじゃないですか。『ジェーン・スーという面白い人がいる!』みたいな。

(ジェーン・スー)そうそう。『謎の日本人』って書いてる!『日本人』って書いてんじゃん!『謎』つけないでよ!

(高野政所)ブログのタイトル『日本人』って言い切ってるのに。いや、すごい話題の人ですよ。だから。

(ジェーン・スー)いやでも、話題の人って満遍なく話題になっったりとか、少なくとも今までラジオをTBSでやっていた時点では、30代から50代くらいまでの男性がメインじゃないですか。で、「また何か言ってるよ、ジェーン・スー」みたいな感じだと思ったんですけど、いわゆる今まで私に接してこなかったアラサー女子と言われる人たちが、何か『ワーッ!』みたいな感じで。

(高野政所)『姉さん!姉さん!』みたいな。

(ジェーン・スー)そうそう。向こうから・・・飼い主が帰ってきたことに気づいた小型犬みたいな感じで、ガーッ!首輪ちぎれちゃう!みたいな。

(高野政所)そんな感じで好かれてる。

(ジェーン・スー)バーッ!走ってくるみたいになって。キョトーンとしてます。私、どこに行くんだろう?

(高野政所)どこに行くんですかね。もうアラサー女子の教祖的なとこに・・・

(ジェーン・スー)それ、痛いよね。絶対やりたくないよ!

(高野政所)厳しいっすよね。普通に一般的に見て厳しい立ち位置かなっていう。

(ジェーン・スー)ですよね。だって、稼げないカツマーみたいな・・・貧乏カツマーみたいなの、一番痛いですよ。

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(高野政所)(笑)得するとこないじゃないですか、それ。いや、なんかいるじゃないですか。セミナーとか開いてさ・・・

(ジェーン・スー)それが一番金になるのは分かってるのよ!

(高野政所)絶対そうでしょうね。講演とかね。

(ジェーン・スー)私がやり出したら、みんな止めてね。

(高野政所)(笑)いや、俺どんどん奨励すると思いますよ。

(ジェーン・スー)いやいやいや・・・それが一番儲かるんだよね。

(高野政所)そう思いますけどね。講演とかする立場になるにはどうすればいいんですか?

(ジェーン・スー)本を出すんだよ。だってすごいことに気づいたの。政所さんと私の共通点って『音楽』じゃないですか。音楽ってインディーズで出そうがメジャーで出そうが、売れないとアーティストって誰も認めてくれないじゃん。たとえば、メジャーで5万程度売れている人だって、他の人から見たら『えっ、ああそう。デビューしてるんだ。』ってなっちゃうじゃん。

(高野政所)そうですね。

(ジェーン・スー)だけど、『本』って珍しいもので、単行本とかだと全然知らない出版社から全く売れていないものでも、出したってなると『作家』になるんですよ。

(高野政所)そうかー。

(ジェーン・スー)なりません?私、よくネットとかで見たり雑誌で見たりしてる『◯◯しない生き方』を書いた誰々さん・・・『あっ、この人、作家さんなんだ』とか『本、書いてるんだ』って。

(高野政所)でも、それ以外の本では、たまたま広告とか見たから知っているだけで、『知らねーよ、コイツ!』っていう人ばっかりですもんね。

(ジェーン・スー)売れてるかも分からないんだもん、その本は。オリコンとかはガッツリ出てきちゃうから・・・

(高野政所)ああ、これ盲点だった。

(ジェーン・スー)だから、とりあえず本、書けばいいんだよ。本。

(高野政所)本、書きましょう!

(ジェーン・スー)あの、『ティッケー主義』とかそういう・・・

(高野政所)『エナック概論』とか。

(ジェーン・スー)いっぱいに分ければいいの。

(高野政所)そうか。いっぱい出さないといけないのか。

(ジェーン・スー)そうそう。『ティッケーな生き方』とか。

(高野政所)(笑)『エナック人生論』とかね。それだ!そうすると・・・

(ジェーン・スー)『よし!FUNKOT!』とか全然分かんないの。

(高野政所)(爆笑)

(ジェーン・スー)あの、『出来る!FUNKOT』とか。インプレスとかから出しちゃって。

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(高野政所)それか!本を出すと、偉そうに講演に出て行って「みなさん・・・」とかいう。

(ジェーン・スー)これ、本当私も面白いなと思ったんですけど。

(高野政所)そうなんですね。そうかそうか。

(ジェーン・スー)DJ、ミュージシャン、画家とかナントカって言っても、全然誰もこう・・・いわゆる小さいプロフィール、横にのるじゃないですか。雑誌とかに載ると。あの時に何の説得力も持たないじゃないですか。そういう人たちって。賞でも取っていない限り。

(高野政所)そうですね。

(ジェーン・スー)でも、本だと、新書『がんばらない生き方』を書いたヨシダカズコさんみたいになると、なんかほら、『本、書く人なのね』みたいな。

(高野政所)たしかに。そうっすよね。でも音楽も本も同じくらい出ているはずなんですけどね。おかしいですね。売れないとダメなんだっていう。

(ジェーン・スー)でも、本なんて売れてないよ。本なんてもっと売れてないよ。

(高野政所)売れなくてもいいんですもんね。ズリー!

(ジェーン・スー)本だよ、本。あ、だから『アシッドパンダ概論』とか書けばいいんだ。もう、全然分かんないでしょ。

(高野政所)誰もわかんないですよ。

(ジェーン・スー)ざっくり、(渋谷に)引っ越して来た経緯とか書けばいいじゃないですか。

(高野政所)(笑)半生記みたいなの書いたりとかね。あ、それ言ったらマジで教祖イケるんじゃないですか?でも、それなりたいかどうかは別としてね。厳しいっすよね、若干そういうのね。講演とかする人ね。

(ジェーン・スー)いや、講演も内容が良ければいいんですよ。たとえば、政所さんがFUNKOTっていう新しい音楽について知らない人がたくさんいるんで、今回まだ日本人がそんなに馴染みがないジャンルの権威者を集めてセミナーとかフォーラムがありますと。

(高野政所)やだー、そういうの(笑)。

(ジェーン・スー)で、しゃべってくださいって。でもそれ、行かざるを得ないじゃん。

(高野政所)まあ、そうなれば行きますよ。

(ジェーン・スー)だってFUNKOTのことって、俺以外のコトをしゃべったら困るじゃないですか。でしょ?で、私もたぶん行かざるを得ないものだったらやるし、別にアレなんですけど・・・何て言うんだろう、お金が儲かるっていうところで言うと、小ホールみたいなところを借りて、『がんばらない30代の生き方』とか・・・

(高野政所)『(10匹の)コブタちゃん』じゃないですか、完全に。

(ジェーン・スー)そうそう。とか、『20代のうちにやっておきたい5つのこと』ってことを、Photoshopでガーッ!と加工した写真で・・・

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(高野政所)ツルッツルの。

(ジェーン・スー)ツルッツルにしてやれば・・・で、この調子で適当なことしゃべれば・・・

(高野政所)イケますよね?

(ジェーン・スー)イケるイケるイケる。イケるけど、ねー。どっかで峰打ちあうよね。絶対。

(高野政所)そうっすね。引きますよね。俺、そうなったらちょっと引くもんな。『スーさん、そっち行ったか』って。

(ジェーン・スー)そしたらトップ5、次こない・・・

(高野政所)(爆笑)

(ジェーン・スー)次こないトップ5ほど悲しいものはない。他の曜日、全員固定なの。

(高野政所)だから、そこで見切りをつけた時じゃないですか?本、書くのは。

(ジェーン・スー)いや、本は全然いいんですよ。別に。本は書きたいの。

(高野政所)あ、本書きたいんですね。じゃあ、自動的になりますね。

(ジェーン・スー)本は書きたいんですけど、でも、ナントカの教祖・・・そういうの、イヤなんだよ!分かってよ!

(高野政所)(爆笑)変名で書くしかないっすね。でも、それも旨味がねーなっていう。

(ジェーン・スー)いやいや、本は書きたいです。書く仕事はずっとやりたいっていう。

(高野政所)エッセイとはか、ブログもやられてるんで、普通に来ますよね。

(ジェーン・スー)そう。ちょこちょこそういう話は来てるんで。やりたい仕事だったんで全然うれしいんですけど。

(高野政所)でもね、教祖はみんなから押し上げられるものなんで。担いで面白い神輿を担ぎたいですから。

(ジェーン・スー)でもさ、聞いた?奥さん。

(高野政所)なあに?何かしら?

(ジェーン・スー)あのね、TBSのお昼の番組に小室哲哉さんが出てた時だったか、聞いてたのよ、たまたま。私。小室さんといえば、一時代を築きあげて、そこからビックリするような落ち方をしたわけじゃない。で、今ようやく上がってきてって言って。いろいろあったと思うし、彼は彼で悪いこともしたと思うし、いろいろあるとは思うんですけど、私、一番胸に刺さったのが、小室さんがウワーッ!ってやって・・・ラジオだったか雑誌のインタビューだったか忘れちゃったけど、とにかく売れたと。で、寝る間も惜しんでみんなに神輿を担がれて、一生懸命働いてソフトランディングしようと思ったんだって。やっぱり上手く・・・

(高野政所)キレイにフェイドアウトしてって。

(ジェーン・スー)そう。フェイドアウトして。そしたら、誰もさせてくれなかったんだって。『何人がお前でメシ食ってんだ!』ってことで。もう自分では止められないし、とてもじゃないけどソフトランディング出来る・・・もう難着陸するしかなかったっていうのを言っていて、『怖っ!』って思って。

(高野政所)なるほど。ある程度行っちゃうともう周りがその人で・・・『この人が倒れたら困るんや!』っつって。

(ジェーン・スー)そうそう。怖いよねー!

(高野政所)自分の人生のペースを自分で決められないってことですね。

(ジェーン・スー)いや、全然決められないっすよ。

(高野政所)そうなんですね。

(ジェーン・スー)「政所さん、来月FUNKOTのプロデュース、10個来てるんで。」「いや、10個は無理だよ。」「いや、やってください。」みたいな。

(高野政所)っていう世界ですよね。でも、今ちょっとそうなってる(笑)。

(ジェーン・スー)マジで!?あ、ヤバイ!ヤバイヤバイ!

(高野政所)今、すげー勢いで魔改造・・・魔改造、寝る、店みたいなことしかやってない。

(ジェーン・スー)夜中、明け方のツイートとか見てるとアレですもんね。魔改造どうのこうのって書いてますもんね。

(高野政所)だいたい朝までやってますね。

(ジェーン・スー)ちょっとごめんなさい。ラジオだから見えなんだけど、そんな萎んだ政所さんの顔、初めて見ました(笑)。

(高野政所)(爆笑)でも、まだ俺はちゃんとやる気があるから大丈夫。

(ジェーン・スー)ここを乗り切らないとね、しょうがないんですよね。

(高野政所)そうそう。今ですから。でもすげー今、ドキッとしちゃった。あまりにも合ってたんで・・・10曲とは言わないですけど。

(ジェーン・スー)ドーンッ!って来てね。

(高野政所)グサッと来ましたね。でも、それって売れ始めてるってことですよね。

(ジェーン・スー)ラジオも呼ばれるじゃん?忙しいじゃん?

(高野政所)ヤベーな、ちょっとこのまま・・・

<書き起こしおわり>

『アラサー女子の教祖』は痛いw 貧乏カツマーっていう言葉に吹いたww

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