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宇多丸推薦 ロバート・アルドリッチ映画 4作品

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宇多丸さんがMXTV 5時に夢中!サタデーのコーナー『たまうたゼミナール』でオススメのロバート・アルドリッチ映画を4作品紹介していました。

(町亞聖)さあ、ここからは玉袋講師、宇多丸講師が注目する歴史解釈のポイントを紹介していただきます。まずは宇多丸講師からです。お願いします。

(宇多丸)えー、4月27日 日本公開になった主な映画ね、ここにものってますけど、のっていない作品の中からこちらを紹介しましょう。『何がジェーンに起こったか?』という作品の日本公開日にちなみまして、監督でありますロバート・アルドリッチに学ぶということで行きたいと思います。


(玉袋筋太郎)いよー!来ました!

(宇多丸)『何がジェーンに起こったか?』、みなさんご覧になったことありますか?1962年。まあこれね、子役・・・昔かつて子役として大人気を博した女の人・・・

(玉袋筋太郎)ジョンベネちゃんだね。

(宇多丸)ジョンベネちゃん的なもの。それが年老いてすっかり落ちぶれちゃっている、ベティ・デイヴィスさん。そしてそのお姉さんが今度、大女優になってるんですね。ところが、ある謎の自動車事故が起こったことで、大女優のお姉さんの方は下半身不随になってしまって、車椅子生活になってしまう。そしてこの姉妹が、老いた元女優の姉妹が屋敷の中に閉じこもってですね、かつて子役だったベティ・デイヴィス演じる、本当のかつての名女優ですからね、が、お姉さん、ジョーン・クロフォードをいじめまくるんですね。

(玉袋筋太郎)(映像を見て)すごいキック!今の。

(宇多丸)完全にちょっと精神がおかしくなってしまっている。で、この2人がどんどんどんどん極限状態に追い込まれていって・・・っていうサイコドラマですね。大ヒットいたしました。『何がジェーンに起こったか?』、あの楳図かずお先生の『おろち』の中のあるエピソードなんかはこの『何がジェーンに起こったか?』を下敷きにしているといわれてますけどね。


(町亞聖)そうなんですか。

(宇多丸)はい。さあ、これを監督したのがロバート・アルドリッチという・・・みなさん、ご存知ですか?

(内藤聡子)知らないですね。

(宇多丸)もう嘆かわしい!ロバート・アルドリッチ、こんな感じ。代表作(代表作が描かれたフリップを出す)。1950年台から80年台にかけて娯楽映画を支え続けた骨太な職人監督であり、非常に素晴らしい作品をいっぱい残している。もう『キッスで殺せ』なんてね、フィルム・ノワールの名作中の名作。いろいろあったりしますが。

ロバート・アルドリッチ監督の主な作品

(玉袋筋太郎)『北国の帝王』。

(宇多丸)ロバート・アルドリッチさん、こんな顔の人ですよ。ドン!(本『ロバート・アルドリッチ大全』を出す)

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『ロバート・アルドリッチ大全』


(町亞聖)分厚い本ですね。

(宇多丸)これね、ロバート・アルドリッチという人はなかなか評価がちゃんと追いついてこなかったような人なんですけど、最近になってこんな分厚いね、『ロバート・アルドリッチ大全』、出てますんで。これ是非興味ある方、見ていただきたいんですが。まずは代表作。娯楽作、どれ見ても面白い人なんで娯楽作、見てくださいよ。やはりロバート・アルドリッチと言えば、男臭い映画。人間と人間が裸でぶつかり合って生き残りをかけて戦う。これがロバート・アルドリッチの映画の本領ですよ。たとえばこちら、どうですか?『特攻大作戦』ですよ!


(玉袋筋太郎)出たー!

(宇多丸)『The Dirty Dozen』ね。これは要するに『はぐれ者』集団、それぞれは死刑囚だったりする超ワルですよ。ワルたちを集めて、特別任務を背負った特別チームを作って潜入をするわけですね。リー・マーヴィンがボスですよ。下にはね、ブロンソンとか、あとあれですよ、テリー・サヴァラス。あのスキンヘッド。

(玉袋筋太郎)(刑事)コジャック。

(宇多丸)コジャックですよ。テリー・サヴァラスがちょっと性的異常者なんだけど、チームに入っている。それが作戦の中で勝手なことやって滅茶苦茶になったりですね。まあ、見れば無類に面白いね、戦争大活劇。『特攻大作戦』があったりとかですね。あるいは、一番有名な、ロバート・アルドリッチ代表作。もう、これですよ。『ロンゲスト・ヤード』です!


(宇多丸)あの、フットボールの映画ですけど、刑務所の看守チームと囚人チームが戦う『ロンゲスト・ヤード』があったり。

(玉袋筋太郎)これ、最高だよね。

(宇多丸)男臭い映画もあれば、こちら日本ではまだソフト化されてないんですが、遺作『カリフォルニア・ドールズ』。


(玉袋筋太郎)これ、見たくてしょうがないんだよ!

(宇多丸)最近になってリバイバル公開、ようやく何十年かぶりにされて。僕、当時リアルタイムで劇場で見て本当に感動した遺作ですけど。女子プロレスものですけどね。ピーター・フォーク、刑事コロンボがマネージャー役で。これ、本当に熱くなるね。もう本当に素晴らしい、傑作中の傑作でございます。これ、是非ソフト化してほしいんですよ。権利とかもあると思う・・・これね、女子プロもので言えば、山田太一先生の・・・

(玉袋筋太郎)『輝きたいの』だよね。テレビドラマの。


(宇多丸)『輝きたいの』、これも未ソフト化ですから。こちら『カリフォルニア・ドールズ』と『輝きたいの』、女子プロレスもの、人間ドラマ、名作中の名作、DVD化していただきたいという思いを込めまして、是非みなさんこの機会にロバート・アルドリッチ、ロバート・アルドリッチ、この名前を覚えて帰っていただきたいと思います!4月27日、ロバート・アルドリッチを覚えろ!の日でございます!

<書き起こしおわり>

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