ジェーン・スー 男のためのコスメ入門3 『男とコスメの距離感問題』

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ジェーン・スーさんによるタマフル特集『男のためのコスメ入門』書き起こしその3。野暮天男子が間違いがちな『コスメの距離感』問題などについて語ります。

ジェーン・スー 男のためのコスメ入門1 『女にとっての化粧とは何か?』
ジェーン・スー 男のためのコスメ入門2 『スッピンの方がかわいいよ問題』
の続きです。

(ジェーン・スー)だから中途半端にかんでくるのが一番イラッと来る・・・

(宇多丸)なるほどね。これはちょっとね、男子のためのコスメ特集で大事なポイント。合コンなどで間違いをおかしてる、したり顔でね。つまり『化粧を褒める俺って野暮天じゃないでしょ?』って思っている野暮天がいるでしょうから、これはいい感じかもしれませんね。

(ジェーン・スー)それは本当にもう・・・化粧って結局、最初はさっき言った男の人とか社会とかに向けてしてたものだったと思うんですけど、どんどん自分の中でグルグル自家中毒になってって。『自分のためにやってるんだから、ほっといてくれ!』っていう要素がどんどん出てくるので。で、そういうところに甘咬みしていくっていうのは、かなり危険な行為になりますので。そこは入んない方がいいと思います。

(宇多丸)たとえば、ギャルメイクみたいな極端なメークあるじゃないですか。あれもさ、あんなのしてさ、男に逆にモテなくなるだろうにっていうか。『モテるモテない』はどうなんですか?

(ジェーン・スー)わー、これがまた難しい問題で、誰しもがモテたいですよ。モテはしたい。ちょっと話ズレちゃうんですけど、たとえばその女っていうのは、子供の頃から白雪姫・かぐや姫・シンデレラ、こういう話を聞かされてきてるわけですよ。で、結局この3人の女に共通してるのって、『パッと見、劇マブ』ってことじゃないですか。

(宇多丸)まあ、そうだね。

(ジェーン・スー)で、『パッと見、劇マブ』をテコに男に無理難題いったりとか、食あたり起こして気絶してたりとか・・・

(宇多丸)玉の輿に乗って行く・・・

(ジェーン・スー)そう。靴置いてまで逃げるとかっていう・・・

(宇多丸)置いたんですか、靴。アイツは。

(ジェーン・スー)脱いでまで逃げちゃったりとかっていうぐらいの。

(宇多丸)あれ、慌ててたんじゃないんですか?意図的なんですか、あれ?

(ジェーン・スー)若干どうですかねー?

(宇多丸)(笑)そんなことまで言いますか。

(ジェーン・スー)そうそう。で、そういうものをインプリンティングされてきてるわけですよ。つまり美貌があればテコで男を仕掛けさせて自分は受け身ってところで幸せに行けるっていうスタンスっていうのをずっと来てるので。

(宇多丸)刷り込みがあるんだ。

(ジェーン・スー)刷り込みがあるので。で、そういうところで、親と一緒で顔は選べないわけですよね。生まれた時に自分の顔っていうのは。そういうインプリンティングがある中で、じゃあ自分の素材を活かしてどこまで行けるかっていう、孤独な戦いなわけですね。

(宇多丸)孤独ですか、それは。

(ジェーン・スー)かなり・・・女同士で話したりもしますけど、まあ戦に近いものがあると思うんですけど。

(宇多丸)お互いのルックスっていう、ものすごいセンシティブな話になるから。『アタシ、こういうところがナントカだから・・・』ってコンプレックスの話をするにしても、ちょっとどこまで晒しながら話していいか分からないっていうのもあるだろうし。

(ジェーン・スー)なんかだから、メークをすごい若い子でさっき言ったみたいなギャルメイクとかしてる子は、自分の仲間意識っていうことの同族意識だったりとか。まあ部族みたいなもんですよね。同じメークをしてるから仲間っていうことだったりとか、あと『モテ』っていうところでいうと、さっき言った『スッピン風メーク』『ナチュラルメークとスッピンの違いはなんですか?』って全然違うよって話で。2000年ぐらい前から女はPhotoshopを持っているわけですよ。自分で。

(宇多丸)2000年ぐらいまえから女はPhotoshop・・・要するに人工的に良く見せる方法を。

(ジェーン・スー)人工的に良く見せるっていう修正方法を知っているわけで。で、そういうところでいうと、もう全然Photoshop前後っていうのは全く違うものなので。基本的にナチュラルメークっていうのはスッピンに近い状態に見せるガッツリしたメークです。

(宇多丸)はいはいはいはい。それはだから、すごく自然な演技と見せるフィクションみたいな。そういうことですね。

(ジェーン・スー)ガッツリしたメークっていうのが宝塚だとしたら、なんかこうふんわりとしたナチュラルな・・・

(宇多丸)だからものすごい自然な、『これ、全部アドリブなんじゃないの?』って思うんだけど、実はものすごいリハーサルしてるんだっていう。

(ジェーン・スー)アナタが見ているのはドキュメンタリーじゃないよっていう話ですよ。ナチュラルメークに関して言えば。

(宇多丸)なるほど。ドキュメンタリー風ではあるけども。『モキュメンタリー』だ!ナチュラルメークはモキュメンタリーだ!

(ジェーン・スー)モキュメンタリー。

(宇多丸)あと、自意識にフィードバックすること考えると、俺ずっと謎だった件があって。プリクラとか写真で、すごくマックスにキレイな状態の角度とメークと照明で、マックスにカワイイ写真を撮るみたいなテクというか遊びというか、そういうのあるじゃない。で、それをみんなに見せたりする。でも、それを見せている本人は、そこまで良くないわけじゃん、当然マックスだから。要はさ、そんなことしたら、本人との落差がつく一方で、自分に不利に働くんじゃないかって僕は思ったんですよ。かわいい、プリクラマジック的なことをあんまりやると。でもそれは、そういうマックスだったらここまで行けるんだっていう自意識を満足させるためにやっている・・・

(ジェーン・スー)そうですそうです。打点をあげていくっていうか、一人で世界陸上みたいな。どんどん記録を伸ばしていく。『どこまでアタシ、かわいくなれるか』っていう。

(宇多丸)毎回毎回オリンピック、最高記録出した時級に跳べるわけではないけれど。しかも今、ちょっと競技用のコンディションじゃないけども・・・

(ジェーン・スー)ここまで行けますよっていう。だから結局、さっき朝起きた時の顔がマグショットっていう話をしましたけども、女ってのは『私カワイイ!』と『誰だ、このブス?』っていうのの間をいつもウロウロしてるんですよ。

(宇多丸)その、女の子の気持ちね。自分に対する気持ちね。

(ジェーン・スー)よくガリガリガリクソンさんのネタで、『夢で見たのと違う!』っていうのあるじゃないですか。あれも、女で言うと『家で見たのと違う!』っていう。家では完璧にしていって、外に出てウィンドウショッピングした時に見た顔が、『ガウウ・・・』っていう。

(宇多丸)それは全然分かりますよ。僕がよく言う、「あれ?ウチの鏡ではバッチリだったのに!」っていう。コンビニの、あの身も蓋もない蛍光灯のアレで、でっかい鏡があるじゃないですか。俺、コンビニのあそこの鏡に映ってまだイイ男は本当にイイ男だって思う。だいたいパッと見ると、『あれ?思いのほか顔が赤ら顔だ』とかさ、残念な結果出るけど。やっぱそういうことなんですね。あくまで自分の中のあれを満足させるための・・・

(ジェーン・スー)そうです。自意識を満足させるためにやっていることなので、そこにあんまり立ち入らないほうがいいかなっていう。

(宇多丸)なるほどね。あなたはすごい危険なところにタッチしようとしてますよっていうことだ。

(ジェーン・スー)そうです。『ハゲ問題』ですよ。

(宇多丸)そうだね。男性の薄毛・ハゲ問題に触れるぐらいセンシティブなことだという風に覚悟した方がいいってことですね。はい、わかりました。今まで、『コスメとは何ぞや?』と『男とコスメ。男はどう接するべきか?』最終的に、どう振る舞うべきか?っていうことで、気になるワード『距離感』の問題。

(ジェーン・スー)距離感の話ですね。よく男の人で女の子に連れられてデパートの1階とかのコスメコーナーとかに連れてかれたりとかね。

(宇多丸)そう。例のその、匂いかがされる場面ですよ。

(ジェーン・スー)あれはまあ、距離感的には公安程度っていうか・・・

(宇多丸)『公安』っていうのは?あの公安警察ですか?

(ジェーン・スー)そうですね。あの、街の警察ではないよと。街の警察っていうのは視界に入ることで、抑止してくるわけじゃないですか。動きを。

(宇多丸)まあ、制服とかもありますし。あっ、あれが警察だなってね。

(ジェーン・スー)っていうよりは、後ろでこう、雰囲気だけ漂わす感じで。何か尋ねられたら寄っていくかなって。何かあった時には出て行きますよってぐらいの。

(宇多丸)一応その、踏まえてはいるぞと。ねえ、昔その国鉄の団地の前になんか車とまっているけど、あれは・・・みたいなそういう話ですか。はいはい。

(ジェーン・スー)なので、あんまり近寄らず、「こっちの方がいいよ」とか余計なことも言わず。

(宇多丸)かと言って、全く関係ない様子じゃなくて、公安程度には目を光らせる。何かコトが起こったら、すぐパッと行きますよっていう。

(ジェーン・スー)距離感は、『つめない・広げない』みたいな感じの。

(宇多丸)つめるとね、組織を一網打尽に出来なくなったりしますからね。はい、じゃあ男子のみなさん、いいですか。パートナーに化粧品売場に連れて行かれた時は、公安警察程度の距離感を保ってください。はい。というわけでね、これためになりますね。ということで、あとまあコスメの技術という話を。

(ジェーン・スー)やっぱりそうですね。これ、女の人の話になるんですけど、最近メークする年齢もどんどん若くなって来てるじゃないですか。で、あれってさっきの自意識の話で言うと、社会の中での自分っていうのを客観的に見る年齢っていうのが下がってきてるということも言えると思うんですよ。

(宇多丸)まあ、大人びてきてるっていうことですかね。単純に。

(ジェーン・スー)そうですね。自分をどう見せるかとか、どう見られたいかってことに対しての意識が働いている。

(宇多丸)意識も技術も高まっているっていうことですね。

(ジェーン・スー)そうです。で、やっぱりそういう中で、それぐらい若い時からやってると、練習しかないのでメークに関しては。

(宇多丸)ここに置いてあるもの(化粧道具)って、基本的に画材だよね。だから絵の上手い下手の世界ですよね。本当に。

(ジェーン・スー)そうですね。だから眉毛一本書くのに下手な人もいるし、練習して上手くなる人もいるし。だから毎月出ているメーク雑誌ではファンデーションの塗り方とか、眉毛の書き方とかアイシャドウの塗り方っていうのが毎月出てるわけですよ。

(宇多丸)でもさ、どうにもならないぐらい絵が下手な人って・・・絵の下手さってなおらないじゃないですか。だからどうにも下手な人っているんでしょうね。

(ジェーン・スー)なかなかね、いると思いますけど。まあ、最近のメークアイテムって、どういう状態でも上手くなるように技術がどんどん進化してきてるんで。

(宇多丸)上手く描けますよと。なるほどね。

(ジェーン・スー)フリクションボールみたいな感じで、どんどん消せるみたいな。

(宇多丸)あ、消せるのもあるんだ。

(ジェーン・スー)あるんで、比較的、十年前に比べたらよっぽどメークはしやすくなったと思います。

(宇多丸)単純に科学的な進歩とかもあるんですか?化け学的な進歩というか。

(ジェーン・スー)そうですね。はい。技術力を女の人が上げたのもあるし、科学の進歩も。こう、手と手をとりあって・・・

(宇多丸)人類のK.U.F.U(工夫)なわけですね。実際ね、それこそ男の無神経な発言かもしれないけど、「最近の女の子って、みんなかわいくね?」。で、その後に無神経な発言がつくわけですよ。「化粧が上手くなったんだよ・・・」これ、この会話、よく男性であるんですけど、どうですか?これ。

(ジェーン・スー)・・・だとしても、『言うな!』って感じですね。

(宇多丸)これ、男同士の間でもアウトですか?これは。そういう分かったような・・・

(ジェーン・スー)男の人同士だったら別にいいと思うんですよ。こっちに投げかけないでくれっていう。

(宇多丸)まあね。そうかそうかそうか。あと、(リスナーからのメールを読む)『ナチュラルメークは普通に化粧をするよりも難易度が高いのですか?』という質問。

(ジェーン・スー)そうですね。さっきの画材トークになりますと、メークっていうと男の人に一番わかりやすく言うと、『無いものを乗せる』。たとえば目の上を青くするとか、口を紅くするっていうのが一番わかりやすく化粧をしてるっていう顔になると思うんですけど、そうさせないっていうことは、やっぱりグラデーションテクニックだったりとか、ナチュラルに見せるためにはかなりのスキルと・・・

(宇多丸)もともとある素材を使いながら、よりゴージャスに見せるんですもんね。テメーの汚い部屋を撮りながら、なんかシャレオツな感じに見せるみたいな。それは確かに難しい感じしますね。

(ジェーン・スー)かなり。それもさっき言ったように正解がないので、一人ひとり自分で探求して見つけていくしかないんですね。

(宇多丸)そうか。それはいくら雑誌とか読んだっていっても、やっぱり自分の顔は人それぞれ違うから・・・でもね、見た目をみれば、服とか化粧をみれば、その人の世界の接し方が、もっと言えばその人がどう生きてきたかが分かっちゃうっていう話をしたけど、僕だから、基本的には男も女も見た目にそれなりに気を使っている人に知性を感じるんですよ。やっぱり。だってね、どうすればいいかがよくわかってるっていうことだから。特に女性とかは、手段が多いだけにね。男はちょっと選択肢が少ないんですよね。

(ジェーン・スー)ああ、そうかもしれないですね。たしかに。

(宇多丸)あとはもう、銃をぶら下げるしかないみたいな。「銃を持っているからな、あいつは。」みたいなね。まあ、銃を持っている種類とかも言いたいことはありますが。そりゃいいや。もう一発、行きますか?メールいただいてます。『行ってたらイケる、行ったらイケる女性のメークはどう見極めるのですか?』・・・つまり、女性が『今日はアタシちょっとホーミーな気分になっているわよ』みたいな、そういう・・・

(ジェーン・スー)それはねー、難しいですよ。化粧でそこに出さないと思うんですよね。あんまり。

(宇多丸)今日伺ってきた話からすると、そこが大きな錯誤ですね。その、『男を釣るために化粧をしているんだろ』っていう発想だからたぶんこういう話になってくるんだけど。今日伺った話だと、そういうゲスいところはむしろ甲冑でガードしちゃう。

(ジェーン・スー)っていうか、バレないようにやりますよね。『今日イケる』っていう私も感じてることを感じさせないようにどう見せるかっていう。

(宇多丸)じゃあ、たとえば唇がヌメッと光ってるようなやつとかは、むしろそういう時は逆に・・・

(ジェーン・スー)わかんないですよ。全然スッピンっぽいメークで来るかもしれませんし。こう、男はどうせ落差に弱いんでしょ?みたいな。ギャップでしょ?みたいな。

(宇多丸)どこで勝負かけてきているのかは・・・

(ジェーン・スー)わかんないです。

(宇多丸)文脈もありますもんね。バシッと決めている人がそういう感じなのか、普段ナチュラルな感じからこう来るのか。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。だから相手の手札を読める気になるなっていう。化粧ごときで。

(宇多丸)そうかそうか。このリスナーさん、『どうやって見極めるのですか?』・・・お前ごときが。

(ジェーン・スー)何を言っている。

(宇多丸)そういうことになるんですね。少なくとも文脈をきっちり読みきれるのか?お前はっていうことになるんですかね。はい。

(ジェーン・スー)結局さっき宇多丸さんがおっしゃっていた、化粧で自意識と生き様がわかるっていうことで、なかなかこっから先言うと女の人に反感買うんですけど、『化粧ポーチが汚い女は部屋も汚いよ』とか、あとやっぱり使っている化粧品のブランドとかでその人の自意識ってのも出てくるんですよ。

(宇多丸)それって高いもの使っているから、この人はしっかりしてるとかそういう単純な話ではなく・・・

(ジェーン・スー)ではなくて、自分をどう見せたいかっていうところに関わってくるので。全部シャネルで揃えていてとかって人には、やっぱりそれなりの接し方があるし・・・

(宇多丸)なるほどね。そうですね。つまり・・・見栄っ張りって言っちゃなんだけど。

(ジェーン・スー)自分を高く見せようっていう努力をしてるっていう。

(宇多丸)そうか。しかもその人の自意識で、自分を高く見せるってことが大事なのだから、そこをいたずらに・・・

(ジェーン・スー)『お前、本当は夜は泣いてるんだろ?』みたいなこと、本当やめてほしいですよね!

(宇多丸)そういうこという不躾なのは、この人にはまず言っちゃダメだなとか。

(ジェーン・スー)あとやっぱり国産のブランドで手堅くかためて悪目立ちしないようにしている人は、基本的にそういう良妻賢母系になるんじゃないかな、でもちょっとほっとくと足引っ掛けられて騙されちゃうみたいな。いろいろあると思うんですけど。

(宇多丸)化粧プロファイリングが出来る。

(ジェーン・スー)そうですね。いろいろ化粧っていうのを知れば知るほど・・・女自体、自分と化粧の立ち位置関係を理解していない人がほとんどだと思うので。

(宇多丸)あ、そうですか。それは。

(ジェーン・スー)なんとなく体感としては分かっていると思いますよ。

(宇多丸)いきおい言ったようなことを言葉として、理屈として意識している人は少ないかもしれないと。

(ジェーン・スー)そうですね。かもしれないですね。

(宇多丸)なるほど。はいはいはい。といったあたりでね、あっという間にこんな時間になっちゃったんですけど。ということで、今夜の特集の結論というのを一つ、いただきたいと思うんですけど。

(ジェーン・スー)はい。いろいろ長々とお話しましたけど、結論としては、『全部わかった上でほっといてくれ!』っていう。

(宇多丸)これ、男たちよ!

(ジェーン・スー)『あなたたちの立ち入るところではないよ』と。

(宇多丸)でも、そういうセンシティブな場所なんだよっていうのを知るだけでも進歩ですよね。今日われわれにとってはね。

(ジェーン・スー)そうであるとありがたいんですけど。

(宇多丸)それこそだって、根本的に『男を釣りたくて、モテたくてやってるんでしょ?』っていうさ。というところから、進みましたからね。

(ジェーン・スー)そうですね。

(宇多丸)まあ、『ハゲ問題』っていうのはすごく分かりやすかったですし、『甲冑である』っていうワードもいただきました。その上で、『公安警察程度の距離感』。

(ジェーン・スー)よろしくお願いします。

(宇多丸)公安はやっぱ言わないですもんね。『お前、アカだろ!』なんて言わないですもんね。そんなことはね。

(ジェーン・スー)はみ出さないように見守っているっていう。

(宇多丸)そうですね。一定の緊張関係がね。敵対関係と言ってもいい緊張関係がありますよね。ということで、キリンジの『メスとコスメ』を聞きながら、ありがたい結論。『ほっといてくれ!』。『余計なお世話だバカヤロウ!』。



(ジェーン・スー)そうでございます。

(宇多丸)という結論をいただきました。ということで、ひとまずこの特集『宇多丸よ、男たちよ!何一つ化粧のことを分かっていない、いや、分かってないことさえ分かっていない、男子のための初めてのコスメ入門』、お送りしました。ジェーン・スーさん、ありがとうございました。

(ジェーン・スー)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>


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