宇多丸 日高光啓 SKY-HI ZEPPダイバーシティ東京ソロライブを絶賛!

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宇多丸 AAA日高光啓 ワンマンライブ リハーサルの感想を語る
ライムスター宇多丸さんが、TBSラジオ ウィークエンド・シャッフルでAAA日高光啓 a.k.a SKY-HIのZEPP DiverCity Tokyoライブを見た感想を語っていました。

(宇多丸)その後、私がどうしていたか近況報告的なことをいたしますと、先週も来てくれましたけど日高光啓くん、AAA・ラッパー名SKY-HIとしてのソロライブ、行ったほうがいいよなんて話を前にしましたけど。行って来ましたよ、ZEPPのDiverCityというところに。うん、SKY-HI、頑張ってましたよ!あの、中で日高くんがMCで言っていたことで、『ああ、そりゃそうだな。』と思ったのは、彼はまだまともにリリースをしていないんですよね。フィーチャリングがいっぱい入った企画物コンピレーションアルバムみたいなのと、ライブDVDしかまだ出してないんですよ。まとまった自分名義のアルバムとか、出してないんですよ。

で、結果的には2時間半ちかくやってたのかな?それをやるという。だからその、他のラッパーの有名曲をいわゆる『ジャック』ですよね。ビートをジャックする。他のラッパーの(トラックの)上で自分の独自の歌詞を、しかもその元のラッパーの歌詞をふまえたね、アレをのせるみたいな。そういうのとか、そっから自分の曲に行くみたいな、色んな、要はアルバムを出してない分、みんなが知っている曲とか全然無いわけですよ。その分、K-U-F-U、工夫だけで2時間半持ち切りというライブで、頑張ってたんじゃないですかね。

あと、途中なんかやっぱ感極まったのか、ものすごいアツい話をしてましたね。今回のソロツアーがお客さんが入らないとか失敗に終わったら、仮に終わったとしたら、もうマイクを置いて別の仕事を、別の人生を歩み始めようと覚悟して始めたとか。そういう話とか、あとアイドルでありながらラッパーとして活動することに、5年ぐらい前まではずっと葛藤というか、ずーっとモヤモヤがあって。要するに自分でそういう自分のことが、あまり好きでなくてじゃないけど、自分が最大の敵だったんだけど、ある時そういうコンプレックスとかは、ただの特徴だと気づいたみたいなね。すごいイイ話していて。

これでもまさに、日高くん、『人としてのスペックが完璧だ!』なんて言っていたけど、そんな日高にもコンプレックスはあり、それをバネにってお前、さらに人としてのスペックが完璧・・・『その三角形を完璧にする気か!キモいぞ、この野郎!』みたいなね。ことを思いながら聞いて。でも、まさにそれは色んな人が通った道。たとえば僕だって、今ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル!ってやったりとか、あちこち出てバーバーしゃべったりとか、アイドルの話したりとか。それこそ、秋元康さんにインタビューする、映画評やったりとか・・・そういうことを本当はやりたい自分というのと、いわゆるラッパーらしさとのギャップに、僕はやっぱり90年代なんかずーっと悩んでましたしね。ずっと親しい人と飲むと、それこそ全く同じですよ。「どっかで客観的に見ている俺がいて、なんかその出来ないんだ!」みたいなことを言ってたりしたんで、まさにそのあたり、胸を打たれて。

ただ、感極まりすぎたのか日高、話なげーぞっていう(笑)。それはみんな声を揃えてたね。「日高、話長い。いい話なんだけど。」みたいなね。でもね、頑張ってましたよ。本当に。まあ、ここからが勝負でしょうけどね。オリジナル曲とか作って。すごい宣言してましたからね。「2年後に武道館やる!」なんてね。言ってから、「マズイかな?」とか言いながら。でもまあ、ヤツならやっちゃうかもしれないですよね。はい、頑張っていただきたいというか、素晴らしいライブ観させていただきました。

<書き起こしおわり>

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